気になるスキンケアコスメ分析／エファクラ ピールケアセラム

各成分詳細の説明は以下をご覧ください。
※全成分が多い製品は、主要成分のみを記載しております。
また、以下で記載している成分説明は、あくまで成分に対しての効果効能であり、本製品の効果効能を約束するものではありません。

水

水と書かれているこちらは、フランス ラロッシュポゼの湧き水であるターマルウォーターです。 ターマルウォーターはミネラルである「セレン」を豊富に含み、この湧き水に一晩浸かった皮膚病の馬が、翌日には見違えるような美肌になっていた、という伝説がある湧き水です。伝説なので信じるか信じないかは置いておきましょう。セレンは、抗酸化作用・甲状腺ホルモンの活性化などが期待できると注目されている栄養素でもあります。

変性アルコール

変性アルコールはエタノールと考えて良いため、アルコールアレルギーの人は注意する必要があります。収れん作用・防腐補助機能といった役割があります。

グリセリン

グリセリンは保湿目的で使われます。配合されるとしっとり感が強くなるのが特徴。また、成分の大きさが小さいため、角質層の奥までしっかり浸透するという特徴もあります。

ナイアシンアミド

肌を整える効果をもつナイアシンアミド。ビタミンB3でもあるこの成分は、ニコチン酸アミドとも呼ばれます。さまざまな美容効果のある成分ですが、抗酸化作用・メラニン抑制・肌荒れ抑制といった、主に美白や肌整作用をもっています。皮膚への散布実験で4週間で明度が明るくなったという実験が論文で発表されており、厚生省も認可している美白成分です。

水酸化Na

石鹸にもよく配合される成分ですが、配合される目的としては主にpH調整のため。pH調整は、もともと人の皮膚の弱酸性に近づけてなじみやすくするために使われます。また、製品の分離・劣化を防ぐ目的もあります。

ヒドロキシアセトフェノン

主に抗菌・防腐の目的として使われます。また、抗酸化・抗炎症・乳化安定作用もある成分です。

ヒドロキシエチルピペラジンエタンスルホン酸

品質保持の目的で入れられるpH緩衝剤です。輸送中や使用したときでも、pH値を一定に保つために配合されます。

ヒドロキシプロピルグアーガム

化粧品の粘度を調節する目的で使用される成分です。使うことでしっとり感が強くなったりします。

乳酸

ヨーグルトなどにも含まれている乳酸。化粧品への配合は、主に収れん作用・pH調整といった目的で入れられます。本アイテムに関しては、水・グリセリン・ナイアシンアミドと一緒に配合されていることから、混合原料のため、ピーリングや保湿を目的として配合されています。

フィチン酸

フィチン酸は化粧品に配合される場合、キレート作用を目的として入れられます。キレート作用とは、水の中に含まれる金属イオンにより、品質・機能が低下するのを防ぐ役割があります。

サリチル酸

主には防腐の役割で化粧品に配合される成分です。しかし角質剥離作用ももっており、比較的軽度なニキビの治療薬としても長く使われています。濃度が高い場合は、角質をやわらかくしてくれるため、イボなどの治療薬としても用いられていました。ただし化粧品・医薬部外品においては配合上限が0.2%と決められているため、防腐作用としての効果が主になると考えられます。