乾燥肌を改善するには水分補給!おすすめの飲み物も紹介
「カサカサとした乾燥肌が改善できない」と、お悩みではありませんか?
いろいろなスキンケア用品やメイク用品を試してみても改善できない場合には、内側から水分補給をしてみましょう。
水分不足の乾燥肌対策には、内側と外側の両方から水分を与えてあげることが、非常に効果的です。毎日の飲み物を見直して、肌へ効果的な水分を多く取り入れましょう。
今回は、乾燥肌を改善するための水分補給方法とおすすめの飲み物をご紹介します。
乾燥肌とは?
乾燥肌を改善するためにも、乾燥肌の特徴や原因など基本的なポイントを確認してみましょう。何事も正しい知識を得て、理解を深めることが大切です。
乾燥肌の特徴
乾燥肌の特徴は、皮脂量も水分量も少なく、肌が常に乾燥しがちであることです。
乾燥により保湿能力が低下してしまうと、肌を保護するバリア機能の低下にもつながります。バリア機能が低下すると、紫外線などの刺激にも弱くなり、肌荒れを起こしやすい状態に。
そんな状態になると、肌の表面だけでなく、角質に存在する潤い成分も不足しているため、肌がカサカサ・ザラザラ感じることもあるでしょう。洗顔後も肌がつっぱる感覚があり、化粧水を一刻も早くつけたいと思うはずです。
また、乾燥から肌が白い粉をふいているように見えるのも、乾燥肌の人が抱えやすい悩みです。
水分不足が乾燥肌の原因
肌に強いつっぱりを感じる、肌にツヤがなくスベスベした感触が得られないのは、水分不足が原因といえます。肌が水分不足を起こしてしまうのは、肌のバリア機能が低下しているためです。
角質層は皮脂膜によって守られています。皮脂膜が、肌から水分が過剰に蒸発しないようバリアの役目をしているのです。皮脂膜の機能がうまく働かないと、肌から水分が余分に失われ、真皮から表皮へと水分が循環しなくなり、乾燥を引き起こします。
水分の動きを活発にするためには、スキンケアとともに水分を適切な量摂取することが重要となります。
乾燥肌を治すには?
では、乾燥肌を治すには具体的にどのようなことを行ったらよいのでしょうか。
十分な水分補給をする
水分不足による乾燥肌は、水分を十分に摂取することで改善しやすくなります。
1日に1,5ℓ以上の水を飲むことで水分の動きを活発にできるため、肌に水分を保つことが可能になります。そのためにも十分な水分補給を積極的に心がけるとよいでしょう。
スキンケアなどで保湿する
毎日のスキンケアには気を配る必要があります。肌の状態もよく観察しましょう。
常に肌に刺激の少ない優しいモノを使うようにすることが大切です。乾燥具合に応じて、保湿乳液やクリームなどしっかりと保湿効果の期待できるモノを使用しましょう。
水分の過剰な蒸発を防ぎ、表皮に十分な水分量を保つために、肌のバリア機能を保湿で確実に回復させることが重要です。
無添加の洗顔料を使用する
毎日使う洗顔料は、選び方にもポイントがあります。洗浄力の強いものは同時に刺激も強いものが多いため、なるべく避けることをおすすめします。
できるだけ肌にやさしい、刺激の少ない洗浄料を使用するとよいでしょう。無添加の洗顔料などがおすすめです。
生活習慣を見直す
乾燥肌には、生活習慣も大きく関係しています。生活習慣の乱れは肌の機能を低下させることにつながります。とくに質のいい睡眠を十分にとることは、とても大切です。
またバランスのよい食生活も心がける必要があります。生活習慣が肌に与える影響は侮れません。生活習慣を見直して、ストレスを溜め込まず、規則正しい生活を送るよう改善していきましょう。
乾燥肌におすすめの飲みもの
乾燥肌対策として水分を補給するのであれば、効果的に摂取したいですよね。
水分補給のつもりがかえって逆効果となる飲み物もあるので、注意しなければなりません。
飲んだ方がよい飲み物
水分不足が原因の乾燥肌対策には、常温の水で水分補給することが望ましいでしょう。
お湯を飲むことも、新陳代謝を促す上で効果的です。代謝がよくなるとターンオーバーにもいい影響を与えるため、積極的に取り入れることをおすすめします。
また、種類によってはハーブティーも乾燥肌対策に適している飲料といえます。ハーブティーは植物由来の力で、美容や健康にさまざまな効果をもたらします。とくにターンオーバーを手助けするビタミンBとCを多く含むローズヒップや、保湿効果があるとされるカモミールがおすすめです。
リラックスした優雅な気分も味わえるハーブティー、ぜひ水分補給の一役に加えてみてはいかがでしょうか。
カフェインやアルコールに注意
肌の水分不足を補う飲み物として注意が必要な飲み物もあります。
利尿作用のあるカフェインを多く含む飲み物は、水分補給のつもりで飲んでも、外へ排出されやすいため、水分補給の効果としては期待できません。
またアルコールも同様です。アルコールが体内に入ると酸化、分解という過程の中で、多量の水分を必要とします。そのため、体内の水分とともに肌の水分も失われていくことになるのです。
さらに利尿作用のあるアルコールであれば、体外に排出されるため、水分不足は加速することになります。水分であれば何でもいいという訳ではないので、逆効果とならないよう気をつけて補給しましょう。
まとめ
いつでも潤いたっぷりのしっとり肌は、憧れの肌ともいえるでしょう。
「肌のケアはしているのに、季節問わず潤いが足りない…」とお悩みの方も多いはずです。それは外側からのケアではなく、内側からの水分補給が足りないせいかもしれません。
1日の水分摂取量をあらためて確認してみましょう。水分補給のつもりで、カフェインの多い飲み物ばかり摂取していませんか?
肌にとってうれしい水分補給をして、乾燥肌から潤い肌へ、一歩一歩変えていきましょう。