スキンケアを初めてやる際の方法と手順。おすすめの成分を解説

スキンケア

今まで肌はなんとなくお手入れをしてきたけれど、正しい手順や方法を改めて確認したいという方もいるのではないでしょうか。

なんとなくしていた今までのスキンケア方法では、足りない点もあるかもしれません。そんな時はスキンケアアイテムの役割を理解することで、無駄な工程はひとつもないということがわかりますよ。

この記事では、初めてのスキンケアの手順や洗顔・化粧水・美容液・オイル・乳液・クリームの役割、朝と夜のスキンケアの違いについて詳しく解説します。

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初めてのスキンケア、手順とそれぞれの役割を解説

スキンケアに関心がない場合でも「化粧水だけ」「クリームだけ」など、何らかの形でスキンケアを行っている人がほとんどでしょう。

そうした人でも、スキンケアを見直してきちんと行うことで、肌にポジティブな効果を与えられます。スキンケアの正しい手順と役割を理解し、役立ててみてくださいね。

スキンケアは、洗顔・化粧水・美容液・オイル・乳液・クリームの順で塗っていきます。

それぞれの役割を具体的に見ていきましょう。

洗顔

スキンケアに洗顔は欠かせません。スキンケアをする前に、肌を清潔にするのはとても大切なことです。肌が清潔でないと、スキンケアが浸透しにくく効果も発揮されません。

しかし、洗浄力が強い洗顔料が良いということではありません。界面活性剤を含んだ洗顔料は洗浄力が強い分、肌に必要な潤い成分まで洗い落としてしまい、肌にあまりよくありません。

洗顔料は界面活性剤やパラペンが含まれていない、無添加で低刺激なものがおすすめです。また、洗顔をする際はこすらず泡で優しく落とすようにしましょう。こすると摩擦がおきていしまい、肌トラブルの原因にもなります。

化粧水

洗顔をして肌を清潔にした後は、化粧水で肌に水分を与え、潤いをキープします。

洗顔後は乾燥がしやすいため、できるだけ素早く化粧水を浸透させましょう。

肌全体に水分をいきわたるよう、やさしく肌を押さえるように塗っていきます。化粧水には、そのあとに塗るスキンケア製品をなじみやすくする役割もあります。

美容液

美容液は、主に化粧水の後に使用します。

美容液はクリーム状のものやオイル状のものなどテクスチャーはさまざまですが、保湿やビタミンなど、配合されている美容成分も異なります。肌悩みに合わせて選びましょう。慣れるまでは、化粧水や乳液に混ぜて使うのもおすすめです。

とくに年齢と共に気になってくるのが、乾燥です。乾燥を予防するにはセラミド配合のものを選ぶと良いでしょう。セラミドは肌への浸透度が強く、潤いをしっかり保ってくれる成分です。

乳液・クリーム

乳液とクリームは、ここまでのスキンケア工程で浸透させた水分に蓋をすることで閉じ込め、馴染みやすくする役割があります。スキンケアの最後に使用しましょう。

乳液・クリームで蓋をしないと水分が蒸発してしまい、潤いをキープし続けるのが難しいので、大切な工程です。

乳液とクリームは油分を含んでいるので、べたつきが気になる場合はどちらか一方でも構いません。朝は乳液、夜はクリームと分けるのも良いでしょう。

乳液は油分を含むスキンケアの中でも水分量が多めなので、皮脂量が多い方や油分が苦手な方でも使いやすいスキンケアです。化粧水や美容液を丁寧に塗っても、フタがされていないと蒸発してしまい、もったいないないこととなってしまいます。

油分が苦手な方は乳液から使い始めてみましょう。浸透しやすく肌を柔らかくしてくれるので、肌のごわつきもきにならなくなります。

乳液を使ってもハリやツヤが足りないと感じた場合は、クリームを使うのがおすすめです。まずは目元や口元など乾燥が気になりやすい部分から使ってみましょう。

美容オイル

目的やアイテムによって使うタイミングが変わるのが美容オイルです。ブースターオイルであれば洗顔の後に、乳液やクリームの代用品として保湿目的で使うのであれば化粧水の後、さらに保湿力を高めるためには乳液やクリームの後に使うこともできます。

また、スペシャルケアとしてフェイシャルマッサージ用にも使えることから、さまざまな使い方ができるのが美容オイルです。

朝と夜のスキンケア、違いはここ

スキンケアは朝と夜とでは、少々目的が異なります。朝のスキンケアは睡眠時の汗や皮脂汚れを落とす、肌の保湿と紫外線などの外的刺激から保護する目的があります。

夜のスキンケアは、メイクや皮脂などの汚れを落とす、紫外線や花粉などの日中に受けたダメージから肌を回復させる目的です。目的が違うので、手順も少し異なります。

朝のスキンケア手順は次の通りです。

1.洗顔をする
2.化粧水で肌を潤わせる
3.美容液で栄養を補充する
4.乳液・クリームで蓋をする
5.日焼け止めで紫外線対策をする

1.夜のスキンケア手順は次の通りです。
2.クレンジングでメイクを落とす
3.残った汚れを洗顔で落とす
4.たっぷりの化粧水で水分補給する
5.美容液で日中のダメージをケアする
6.乳液・クリームで蓋をする

朝と夜のスキンケアは目的が違うので、目的ごとに丁寧にケアする必要があります。朝は忙しい時間帯でのスキンケアになるので、スピーディになってしまうとは思いますが、その分夜のスキンケアに時間をかけ、肌をいたわりましょう。

まとめ

ここまで初めてのスキンケアの手順、洗顔・化粧水・美容液・オイル・乳液・クリームの役割、朝と夜のスキンケアの違いについて詳しく解説してきました。

スキンケアアイテムの役割を理解することで、どれも大切な工程だということがわかります。化粧水は肌に水分を含ませ、美容液とオイルで肌悩みのスペシャルケアを行います。最後に乳液・クリームで蓋をすることで肌により深くスキンケア成分を浸透させます。

正しい手順でスキンケアを行い、健やかで潤いある美肌をキープしましょう。

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この記事を書いたライター
サビーナウェルネスマガジン 編集部

サビーナ自然化粧品 美容部員によるメディア「美肌コラム」の編集部です。スキンケアやヘルスケアなど、肌に良い事、美肌、エイジングケアに関する事について様々な観点から記事を書き発信しています。