フェイシャルスチーマーって効果あり?効果やセルフスチームを作る方法をご紹介
「毎日のスキンケア一応やってはいるけど、いまいち美肌効果が実感できない」
「もっと効果的なスキンケア方法があったら知りたい!」
とお思いの方、多いのではないでしょうか。
「フェイシャルスチーマーって美肌効果があるのかな?」
「フェイシャルスチーマーを使ってみたいけど買うのには勇気が…」
というお声も耳にします。
そこで今回は、化粧水や美容液、乳液などの普段使っているアイテムを使いながらワンランクアップさせるスキンケア方法として、スチームの活用術をご紹介していきます。
「スチーマーを買うのは予算も置き場所もなくて困る…」という方も安心してください!
自宅に必ずあるものを使ってセルフスチームを作る方法もご紹介しますので最後まで是非ご覧くださいね!
そもそもスチーマーってどんな効果があるの?
スチーマーってお肌に良さそう!というイメージをお持ちでも、実際にお肌にとってどのような効果が期待できるのかは詳しく知らない方が多いのではないでしょうか。
そんな方のために先ずはスチーマーの効果について解説していきます。
スチーマー効果①毛穴を開かせる
スチーマーで温かい蒸気をお肌にあてると、お風呂で湯気にあたったときと同じような状態になります。お風呂上りのお肌って汗をかいたり、毛穴から皮脂が出ていたりしませんか?これは毛穴が開いているからなのです。
毛穴にはメイクや余分な皮脂などが詰まっている場合があります。
しかし、毛穴は基本的に閉じた状態なので、閉じた状態のまま汚れや皮脂を取り除くのは難しいのです。
そこでスチーマーを使って蒸気の力で強制的に毛穴を開かせることで、毛穴に詰まった汚れを肌への刺激を与えずに取り除くことができます。
スチーマーをあてて毛穴を開かせてからクレンジングすることで普段のクレンジングや洗顔では落としきれなかった皮脂や汚れを取り除くディープクレンジングができます。
毛穴は冷えるとまた閉じてしまうので、クレンジングは顔にのせる前に手のひらで十分に温めて、すすぎもぬるま湯を使用して毛穴を開いた状態をキープしながら行ってくださいね!
また、「毛穴を開くと逆に毛穴が目立つのでは?」と心配の方も、クレンジングや洗顔後のスキンケアで毛穴はきちんと閉じますので安心してください。
ディープクレンジングで毛穴の汚れが落ちているのでむしろ目立ちにくくなることもありますよ。
スチーマー効果②スキンケア効果アップ
先ほど、スチーマーはお風呂に入って湯気を浴びたときと同じといいましたが、お風呂に入っていると顔が熱くなったり赤くなったりしませんか?
これは温まることで血流が良くなっている証拠。
お風呂では全身が温まって血流が促進されますが、スチーマーで温かい蒸気を浴びたときも顔は同じように血流促進が期待できます。
顔の結構が良くなると、まずむくみの解消につながります。
顔がむくみやすいという方は、スチーマーを当てながらクリームやオイルでフェイスマッサージをするのもおすすめです。
そして、血流が良くなり、毛穴の汚れがキレイになったお肌はスキンケア効果も抜群!そういう時はいつも使っているスキンケアアイテムだとしても、より美肌効果が期待できます。
いつもより入念にスキンケアをして美肌効果をしっかり実感してくださいね。
フェイシャルスチーマーってどんな種類がある?
スキンケアにスチーマーを取り入れることの効果をご紹介しましたが、「スチーマーを使ってみたいけど持っていない!」という方が多いのではないでしょうか。
サロンに行かなくても自分でできるスチーマーは数多く販売されていますが、
続いてはそんなフェイシャルスチーマーにはどのような種類があるのか解説します。
フェイシャルスチーマーには大きく分けて、携帯できる小さなタイプと机やテーブルに置いて使用するタイプの2種類があります。
携帯型
携帯型はバッグなどに入れて持ち歩くことはできるので、いつでもどこでも使うことができます。
しかし、その反面片手でスチーマーを持ったままになるのでスチームをあてながらマッサージなどはできません。
また、スチームが出る勢いが弱かったり範囲が狭かったりする場合がありますし、水を入れての持ち運びができないタイプもありますので注意が必要です。
価格は安いものでは2,000円台から購入ができ、ほとんどが一万円以下となっています。
置き型
一般的なフェイシャルスチーマーとしてイメージするのは置き型タイプではないでしょうか。置き型は携帯型以上に様々な種類があります。
置き型のメリットはなんといっても手放しでスチームを浴びることができる点です。その為、スチームを浴びながらクレンジングやマッサージが可能です。
また、携帯型と比べるとお水を入れるタンクが大きいので、長時間使用できますし、スチームだけでなくイオンや炭酸ミストなど美肌効果を高めるメニューが追加されているものも多く販売されています。
価格は5,000円以下のものから約10万円のものまで様々で、価格帯によって機能や性能も違うので購入する際はしっかり下調べをしてからのほうが良さそうですね。
置き型は種類によっては結構大き目のものもあります。
買ったけど置き場所に困ってしまったなんてことになってしまっては大変ですので、事前に確認してみてくださいね。
フェイシャルスチーマーがなくてもできる!セルフスチームの作り方
スチーマーに興味はあるけど、今すぐ購入するのは…という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
スキンケアにスチームを取り入れることでどんな効果があるのか実際に確かめてみたいという方必見の、スチーマーを購入しなくてもできるセルフスチームという方法がありますので2つご紹介させていただきます。
スチーマーの購入はスチームの効果を体験してからでも遅くないかもしれませんよ。
洗面器スチーム
まず一つ目はどのご家庭にもきっとある洗面器を使ったスチーム方法です。
準備するものは洗面器とバスタオルとお湯の3点だけ。
STEP1
お風呂より少し熱めの45度前後のお湯を洗面器に入れてテーブルや机に置きます。
STEP2
その前に座り、頭の上からバスタオルを被って蒸気が逃げにくいようにします。
STEP3
少し前かがみの姿勢で洗面器に顔を近づけます。
洗面器から出る蒸気がお顔に当たっていればOKです。
10分~15分程蒸気を浴びるのがおすすめです。 また、洗面器にお好きなアロマを数滴たらすことで同時に芳香浴をすることもできますよ!
蒸気で苦しくなりそうなときはバスタオルに少し隙間を作ったり、洗面器と顔の距離をあけたり調整をしましょう。
蒸しタオルスチーム
二つ目は蒸しタオルを使う方法です。
準備するものはフェイスタオルとお水。
STEP1
フェイスタオルは広げて、縦半分に長細く畳んでから、横に2~3回畳んでおきます。この畳み方が後で重要になります。
STEP2
持ちやすいサイズに畳んだら水でしっかりと濡らして、水がしたたり落ちない程度に軽く絞ります。
STEP3
お皿などにのせて電子レンジで約1分温めて取り出します。
STEP4
タオルの端を持って広げ、縦に1回畳んだ長細い状態にします。
STEP5
腕の内側などで体温よりやや熱いくらいの温度になっているのを確認します。
STEP6
仰向けなど上体を倒した状態で、タオルの中心が鼻の下に来るよう鼻下から顎に乗せ、鼻の部分を開けてタオルの端が額に来るように顔全体にのせます。
この時タオルがダイヤ型になります。
顔の奥からじんわりと温まってくる感じがしたら適切な温度です。
もし冷めすぎていたら少し温め直してくださいね。
タオルがぬるくなってきたら終了です。
水分量や電子レンジの種類によって温める時間は調節してください。電子レンジから取り出すときタオルをぎゅっと持つとタオルの水分が熱くなっている場合があるので注意してくださいね。
いかがでしたか?
2種類のセルフスチームでもスチームによるお肌への効果は十分実感できるはずです。
いつものスキンケアにマンネリしてきた方はスチームを取り入れてワンランク上のスペシャルスキンケアを試してみてはいかがでしょうか。