40代の乾燥肌の原因と改善する５つのポイントを解説！

スキンケア2021.6.10（更新日2021.8.16）

乾燥対策

30代後半から40代になってくると、今までのスキンケアではお肌の乾燥を防ぎきれなくなっていませんか？
「加齢によるものだから仕方がない」とあきらめている人も多いでしょう。

しかし、40代からでも乾燥肌を防ぐことは可能です。
スキンケアだけでなく、生活習慣を見直すことで乾燥肌を改善していきましょう。

この記事では、40代の乾燥肌の原因、さらに５つの改善方法を解説します。
ぜひ、参考にしてみてください。

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40代の乾燥肌の原因

40代の乾燥肌の原因は、女性ホルモンの中のエストロゲンが関係しています。
エストロゲンは卵巣から分泌され、コラーゲンやヒアルロン酸を生成し、お肌にハリや潤いを与えてくれます。
エストロゲンの分泌量は10代から20代にかけて増えていき、20代から30代後半くらいまでは安定しています。
しかし、30代後半から40代頃になると卵巣機能が低下していき、エストロゲンの分泌量も減少するため肌の乾燥もひどくなるのです。

そして、肌には『天然の保湿クリーム』と言われている皮脂膜があります。
皮脂膜は肌の水分を溜める役割があるため、柔らかくてしっとりとした肌を保つことができるのです。
ところが、この皮脂膜も加齢とともにうまく作り出せなくなり、乾燥肌へと変化していきます。

加齢だけでなく、日々の生活習慣の乱れやストレスなども女性ホルモンを低下させるきっかけになり、その結果乾燥肌に繋がります。

乾燥肌には肌の保湿ケアはもちろん大事ですが、内側からのケアも重要です。

40代の乾燥肌によるその他の肌トラブル

40代の乾燥肌を放っておくと、肌が硬くなりしわができてしまいます。

ターンオーバーの周期も遅れ、シミが増えたり、毛穴が目立ったりする原因にもなるでしょう。
そうなると、一気に老けて見られてしまうため気を付ける必要があります。

逆に考えると、乾燥肌さえ改善できれば、その他の肌トラブルも防げるということなので、いかに乾燥しない肌を作ることが大切だということが分かります。

40代からでもまだ間に合う！乾燥肌を改善する５つのポイント

40代の乾燥肌は加齢によるものもありますが、だからと言ってあきらめることはありません。
乾燥肌を改善することは、40代からでも可能です。
これから紹介する5つのポイントに気を付けていけば、乾燥肌を改善することができるかもしれません。

ポイント①《紫外線》

紫外線を浴びることで肌のバリア機能は低下していき、乾燥肌を引き起こしてしまいます。
屋外だけでなく、室内にいても紫外線は浴びています。日焼け止めを塗るなどをして紫外線対策をしましょう。
また、紫外線対策は5月から7月くらいが重要と思われがちですが、季節や天候に関係なく紫外線は一年中存在します。
一年を通して紫外線対策するをことをおすすめします。

ポイント②《睡眠》

睡眠も乾燥肌には重要になってきます。
なぜなら、寝ている間に成長ホルモンが、肌の修復や再生をするターンオーバーを活発にしてくれるからです。
睡眠不足になると成長ホルモンの分泌が減り、ターンオーバーが乱れ乾燥肌が起こります。
22時から2時までは『肌のゴールデンタイム』。そして理想の睡眠時間は6時間から８時間と言われています。
それを意識して、できれば22時～24時までにはベッドに入り、6～8時間程度しっかり睡眠を取るように心がけましょう。

ポイント➂《食事》

食事でも乾燥肌を改善することは可能です。
特に豆腐などに含まれる大豆イソフラボンは女性ホルモンと似た働きがあり、肌の水分量を保持してくれます。
その他の肉や野菜、魚に含まれている成分もそれぞれ肌によい働きを与えます。
栄養バランスの取れた食事をすることで、乾燥肌の改善に効果が現れるでしょう。

ポイント④《運動》

乾燥肌を改善するためには運動することもおすすめします。
運動することで血行がよくなり、ターンオーバーの働きも活発になります。
それだけでなく、ストレスの解消や睡眠の質もよくなるでしょう。
なるべく夜よりも朝にストレッチやヨガ、ウォーキングなどの軽い運動をするだけでも十分効果的です。
1週間の内の1日でもいいので、1時間程度の運動を取り入れてみましょう。

ポイント⑤《スキンケア》

40代の乾燥肌には、スキンケアに使うものを気を付けて選ぶ必要があります。
まず、洗顔料は界面活性剤や香料、パラベンなど余計な添加物の入っていないものを選びましょう。
特に界面活性剤は洗浄力が強いので、肌の保湿を奪い過ぎてしまいます。
シンプルな無添加のものをおすすめします。
そして、基礎化粧品はセラミドやヒアルロン酸、コラーゲンなどの保湿成分がたっぷり入った高保湿のもが最適です。