年齢別の肌悩みランキング発表!いまからでも遅くないスキンケア方法とは?

スキンケア
年齢別肌悩みと美肌イメージ

私たちの肌は年齢によって様々な悩みが生じてきます。
10代では10代の、30代では30代の、50代では50代の…

それは個人差はあれど、ある程度似かよっているのも事実。

例えば10代では脂性肌に悩む人が多く、30代をすぎてくると乾燥肌に悩む人が多くなるように、人の肌は年齢を重ねるごとに概ね同じような変化をしていきます。

そこで今回は、年齢ごとの肌悩みランキングを見て、自分の肌未来がどうなる可能性が高いのかを知ってもらえたらと思います。

美肌は年齢と自分の肌質に合ったケアを行うのが大事とお伝えしていますが、
実は事前にとあるケアをしておく事が一番美肌に効果的なんです。

というわけで、ぜひこの記事を読んで未来の美肌を手に入れましょう。

+ 目次を見る

年齢による肌悩みの違い

年齢による肌悩みの違い

まずは年齢によって肌悩みがどう変化していくかについて知っていきましょう。

人は年代によって肌悩みが変化するもの。
日本全国10代から70代までの女性、約1万人を対象に行った肌悩みに関する意識調査によると、

10代から20代前半の肌悩みランキング1位は「ニキビ
実に6割近くの人がニキビに悩んでいるのに対して、
20代後半以降は全て「乾燥」が1位となります。

年齢別肌悩みランキング1位

上のグラフを見てみると、年をとるほどニキビに悩む人が減り、乾燥に悩む人が増えているのが分かります。

年をとるほど肌に存在する美肌成分が減ったり、紫外線などの外部刺激によって肌が乾燥しやすくなるため。
もちろん若い時からしっかり紫外線ケアをしている人は、乾燥しにくかったりもしますが、それでも50代以上ではほとんどの人が乾燥に悩んでいる結果が出ています。

続いては肌悩みランキング2位をみてみましょう。

年齢別肌悩みランキング2位

ランキング2位を見てみると、30代から40代にかけては「シミ」の悩みが多く、30代後半から40代前半にかけては「乾燥」「シミ」「小ジワ」の三つ巴状態となっていますね。

「シミ」悩みは40代前半がピークですが、意外な事にその後から減少していっています。

これは更年期を境に実際に「シミ」が消える場合と、気にしなくなる場合が考えられます。
40代後半からの肌悩みはシミより「小ジワ」の方が多くなっていますね。

ポイントをまとめると以下のようになります。

年齢にともなった肌悩みランキングのポイント

①ニキビ以外の肌悩みは加齢と共に増加する
②20代後半以降は全年代で「乾燥」が一番の肌悩み
③シミ悩みは40代後半から減少傾向になる

年齢と共に変わる美肌イメージ

年齢と共に変わる美肌イメージ

年齢によって肌悩みが変わる事が分かったところで、
美しい肌と言って思い描くイメージについてのアンケート結果についても見ていってみましょう。

こちらは429名の女性へアンケートを行った結果です。

これを見ると、年齢によって美肌のイメージが異なる事が分かります。
まとめると次のようなイメージです。

【10代~30代前半の美肌イメージ】
透明感があって、透き通ったキメの細かい肌

【30代後半~40代前半の美肌イメージ】
シミ、くすみの無い肌

【40代後半以降】
滑らかでハリ、潤いのあるしっとり肌

ポイントは、30代後半から急に美肌に対するイメージがシミ、くすみの無い肌」に変わっている所です。

年齢別の肌悩みを見ても、30代後半から「シミ」が2位に入ってくる所を見ると、悩みと理想は表裏一体というわけですね。

40代後半からは乾燥による「小ジワ」が肌悩みの上位になってしますが、連動するかのように美肌のイメージは「しっとり肌」になっているのも、それを裏付けてますね。

各世代毎に肌悩みと美肌イメージは変わります。
だからこそ、変化が起きる前に対策をとりましょう!という事です。

全ての未来肌に重要な、とあるケアとは?

肌悩みが出る前の対策というのはとても重要です。

とくに一番重要と言ってもよいのは、紫外線に対する対策

いままで1,000人以上の肌悩みを分析してきましたが、
「この方、年齢の割に肌悩み少ないな」
と感じる人は、
若い時から紫外線ケアを年中していた
とアンケートに答えている方がほとんどでした。

もしこれから先の肌悩みを少しでも減らしたい方は、
今からでも毎日日焼け止めを塗る、UVケアをするといったスキンケアを行っていきましょう!

UVケアのポイントを紹介

最後にUVケアをするためのポイントをご紹介しておきたいと思います。

季節で日焼け止めを使い分ける

紫外線は1年中降り注いでいますが、紫外線の種類や量は季節によって異なります。
そのため、日焼け止めを季節で使い分ける必要があります。
秋冬はUV-Aという紫外線が多く、春夏はUV-Bという紫外線が多いという特徴があります。見るポイントはSPF値とPA値。以下の表を参考にして、季節で日焼け止めを使い分けましょう。

秋冬SPF20~30PA++~+++
春夏SPF30~50PA+++~++++

シーンによって使い分ける

通勤や通学時・ショッピング・スポーツ・野外イベント・レジャーなど、屋外に出るとはいえそのシーンは様々。
外にいる時間や、場所、天気によっても紫外線を浴びる量はかわってきます。
以下の表を参考にして、シーンで日焼け止めを使い分けてみましょう。

通勤・通学SPA10~20PA++
ショッピング・街歩きなどSPA20~30PA+++
野外イベント・レジャーSPA50~50+PA+++

優しい低刺激タイプを使う

日焼け止めは毎日使いましょうと言ってはいますが、あまり刺激の強いものだと毎日使うことで逆に肌を痛めてしまう場合もあります。そこで日焼け止めは次のタイプで選ぶようにしてみましょう。
特に秋冬時期に最適な日焼け止めは肌に優しいのを売りにしているものも多いため、ぜひ探してみてください。

紫外線吸収剤不使用

紫外線吸収剤はUVカット機能が高い反面、お肌への刺激も強め。
できれば入っていないタイプを選びましょう。

アルコールフリー

アルコールはお肌への負担となる成分。日焼け止めだけに限らず、できるだけスキンケアにおいては入っていない方がおすすめです。

パラベンフリー

防腐剤として使われることの多いパラベン。アレルギーの原因にもなると言われ、化粧品にはあまり配合されなくなってきている成分ですが、まだ配合しているものもあるため注意してください。

小まめに塗りなおす

日焼け止めは1度に強いタイプを塗るより、複数回に分けて刺激の低いものを塗りなおす方が効果があがります。
特に普段使いの時は、小まめに塗りなおす習慣をつけることが大事です。

変化を受け入れて準備しよう!

今回のランキングで、今後どのような肌になっていくのか、
だいたいイメージできていただけたらうれしいです。
各世代毎の肌悩みと美肌に対するイメージを知ったうえで自分の肌未来を予測して、
しっかり知って対策をとっていきましょう。
次回の記事では年齢に応じたスキンケアについてをお話していきたいと思います!

この記事をシェアしてコスメをGET
この記事を書いたライター
サビーナウェルネスマガジン 編集部

サビーナ自然化粧品 美容部員によるメディア「美肌コラム」の編集部です。スキンケアやヘルスケアなど、肌に良い事、美肌、エイジングケアに関する事について様々な観点から記事を書き発信しています。