ハウスダストから肌を守るスキンケア方法!室内の掃除方法も紹介

スキンケア

肌がかゆくなったり赤みが出たりして「最近なんだか肌の調子がおかしい」と感じたとき、その原因はハウスダストにあるかもしれません。

ハウスダストは目に見えるホコリよりも小さく、室内に舞ったハウスダストを吸い込んでしまうと、アレルギー疾患や肌荒れの原因になるといわれています。

そのため、ハウスダストが原因の肌荒れには正しいスキンケアのほかに、正しい方法での掃除が大切です。しかし「今までの掃除方法じゃダメ?」と、掃除のしかたがわからない人もいるでしょう。

そこで今回は、ハウスダストから肌を守るスキンケア方法とハウスダスト対策を意識した掃除方法についてご紹介します。

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ハウスダストで肌が荒れる原因

ハウスダストとはホコリやチリのなかでも目に見えにくい1mm以下のものを指し、アレルギー疾患を引き起こす原因といわれています。

ハウスダストのなかにはダニの死骸やフン、人の毛や皮膚カス、繊維、花粉、カビ、細菌などが含まれており、その一部がアレルギー疾患を引き起こす原因物質であるアレルゲンとなるのです。

ハウスダストが原因となるアレルギー疾患には、アレルギー性鼻炎やアレルギー性結膜炎、アトピー性皮膚炎、気管支喘息などがあります。ハウスダストに対してアレルギー反応が出ると、鼻水やくしゃみ、咳、目のかゆみのほか、肌のかゆみや赤みなどの肌荒れを起こすことも少なくありません。

また、肌のバリア機能が低下しているときにハウスダストが顔に付着していると、ニキビや吹き出物などが発生しやすいともいわれています。そのため、日頃からハウスダストを発生させにくい環境を意識して掃除をすることが、肌荒れを防ぐことにつながります。

ハウスダストから肌を守るスキンケア方法

ハウスダストによる肌荒れを防ぐためには、ハウスダスト対策の掃除だけでなくスキンケアをきちんと行って肌の機能を高めることも大切です。

仕事や学校などで部屋の掃除をするとき間がないなど、掃除に手が回らないときは以下のスキンケア方法を意識して行うようにしてみてください。

朝晩の洗顔

ハウスダストは人の動作で簡単に宙に舞い上がるため、知らず知らずのうちに顔にハウスダストが付着している可能性があります。そのため、朝晩ともにしっかりと顔に付着したハウスダストを洗顔で洗い流すようにしましょう。

洗顔をするときは、優しくなでるように洗うのがポイントです。強い力でゴシゴシ顔を洗ってしまうと必要な皮脂まで洗い落としてしまうため、洗い方には気をつけましょう。

保湿

洗顔後はハウスダストから肌を守るため、素早く化粧水を塗布し肌を整えて保湿ケアを行います。

ハウスダストによって肌の乾燥が気になる場合は、保湿成分の高い化粧水を惜しみなく使うのもおすすめです。化粧水で肌を保湿したあとは、油分を含む乳液またはクリームを塗って潤いを肌に閉じ込め、保湿効果を高めましょう。

ハウスダストを取り除くための室内の掃除方法

毎日のスキンケアをきちんと行っていても、肌荒れやアレルギーの原因となるハウスダストが多く発生している部屋で過ごしていては、根本的な解決にはなりません。
そのため、日頃からハウスダスト対策の掃除を行い、ハウスダストが発生しにくい環境を整えることも大切です。以下では、ハウスダストを取り除くための室内の掃除方法についてご紹介しています。

目に見えにくいハウスダストですが、掃除のポイントやコツをふまえてぜひ実践してみてくださいね。

朝一番掃除する

ハウスダストはとても軽く人が動くたびに空中に舞うため、ハウスダストを効率よく取り除くには、夜のうちに床に落ちたハウスダストを朝一番に取り除くのがベストです。

活動的になる時間以降に掃除をしてしまうと、床に落ちたハウスダストがまた空中に浮遊してしまうため、ハウスダストが取り除ききれず吸い込んでしまうこともあります。

そのため、ハウスダスト対策の掃除は朝一番と決めて行うようにしましょう。

上にあるものから掃除する

ハウスダスト対策として掃除をする際は、照明から背の高い家具へ、次に背の低い家具から床へというように、上にあるものから掃除をするようにしましょう。

高い位置にあるものを掃除する際は、ハウスダストが極力舞わないように、伸縮タイプのハンディモップなどホコリ取りに適したアイテムの使用がおすすめです。

掃除機は最後にかける

はじめから掃除機をかけてしまうとハウスダストが空中に舞い散ってしまい、アレルギーが悪化してしまう可能性があります。そのため、掃除をする際は先にハンディモップやホコリ取りシートなどで上から下へ掃除をしてから、最後に大きなホコリやゴミを掃除機で吸いましょう

掃除機をかけた後は仕上げに水拭きを行うと、より清潔さを保つことができます。余裕があれば仕上げの作業もあわせて行いましょう。

まとめ

ハウスダストにはダニの死骸やフン、花粉やカビなどアレルギーの原因となるアレルゲンが多く含まれています。ハウスダストはアレルギー反応や肌荒れを招くため「もしかしたらハウスダストが原因かも?」と思ったら早急に対処しましょう。

ハウスダストによる肌荒れを防ぐには、ハウスダストを部屋にためこまないための掃除と、ハウスダストから肌を守るためのスキンケアを日々心掛けることが大切です。

朝晩の洗顔はもちろん、肌のバリア機能を低下させないための保湿ケアを行って、ハウスダストの影響を受けない肌を目指しましょう。

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この記事を書いたライター
サビーナウェルネスマガジン 編集部

サビーナ自然化粧品 美容部員によるメディア「美肌コラム」の編集部です。スキンケアやヘルスケアなど、肌に良い事、美肌、エイジングケアに関する事について様々な観点から記事を書き発信しています。