メイク崩れの原因って?正しいやり方を知って崩れにくいメイク肌を

メイクアップ

しっかりメイクをしたのにも関わらず、数時間後に鏡を見たらメイクが崩れていてげんなりしたという経験はありませんか?せっかくメイクをしても、メイクが崩れるたびに何度もメイク直しをするのは面倒ですよね。

とくに暖かい季節は汗や皮脂によってメイク崩れが起きやすく、メイク直しをする回数も増えがちです。

そんな面倒なメイク崩れを防ぐには、メイク崩れの原因と時間が経っても崩れにくい正しいメイク方法を知ることが大切です。

そこで今回は、メイク崩れの原因とメイクが崩れにくいメイク方法をご紹介します。
 

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メイク崩れの原因

時間をかけて丁寧にメイクをしても、時間の経過とともにメイクが崩れてしまうことは少なくありません。そんなメイクの最大の敵ともいえるメイク崩れはなぜ起きるのでしょうか。

そこで考えられるメイク崩れの原因としては、以下の5つが挙げられます。

化粧品の粉体・油分が肌の汗や皮脂と混ざり合うため

 ほとんどの化粧品は粉と油分でできているため、汗や皮脂、水分と混ざりあうことで化粧崩れが起きます

そのため、必要量以上にパウダータイプのファンデーションや油分を含むメイクをすると、肌に密着していないファンデーションなどが汗や皮脂と混ざって、メイクが浮いたりヨレたりする原因になります。

エアコンや紫外線によって肌が乾燥するため

汗や皮脂だけでなく、乾燥も化粧崩れの原因のひとつです。

夏場はエアコンの風や強い紫外線にさらされることで肌が乾燥しやすくなり、乾燥によって皮脂が過剰分泌されることでメイク崩れが起きてしまいます。通常よりも肌の皮脂量が多くなっている状態では、油分が多いことでファンデーションの乗りも悪くなり、メイクが崩れてしまう原因となります。

ファンデーションを厚塗りしているため

シミやニキビなど、肌トラブルを隠すためについつい厚化粧をしてしまう方もいるかもしれません。しかし、厚化粧はかえってメイク崩れを招きやすく、せっかく隠したつもりの肌トラブルが逆に目立ってしまうことも。

適量よりも多くコンシーラーやファンデーションを重ねた肌は、下地とファンデーションがうまく密着せず、皮脂と混ざり合うことでメイクが崩れてしまいます

メイクの土台となるファンデーションが崩れてしまうとその上に重ねたメイクも崩れてしまうため、必要以上の厚塗りはかえって逆効果となってしまうのです。

メイク前のスキンケアが不十分なため

時間がないからとスキンケアを十分に行わないままメイクをしてしまうことも、メイク崩れを招く原因です。

化粧水や乳液での保湿は、化粧下地やファンデーションを肌に密着させるうえで欠かせない工程ですが、その工程をきちんと行わないことによりメイク崩れが起きやすくなります。

化粧水や乳液が肌に浸透する前にメイクをしたり、少量の乳液だけで済ましてメイクをしたりしてしまうと、ファンデーションが密着せず崩れてしまいます。

スキンケアが自分に合っていないため

 油分が多かったり乾燥しやすかったりと肌質は人それぞれで、また季節によって皮脂量が変化する人もいます。そのため、スキンケアはその人の肌の特徴に合ったものを使うことが大事です。

自分の肌質に合わないスキンケアを使用してしまうと、肌のコンディションが整わずメイクが崩れたり乾燥したりする原因になります。

崩れにくい正しいメイクのやり方

汗や皮脂、乾燥はメイク崩れの天敵で、崩れにくいメイクを行うためにはこれらの原因に対してしっかり予防することが大切です。

そこで、汗ばむ季節に向けて取り入れたい、崩れにくい正しいメイクのやり方をご紹介します。

日焼け止めを塗る

日焼け止めは紫外線による肌へのダメージや乾燥を防ぐ効果があります。化粧水や乳液などで肌を整えたあとは、適量を肌に塗りなじませましょう。

化粧下地を十分に行う

化粧下地は肌の凹凸をなめらかにし、化粧のノリや持ちをよくする効果があります。化粧水や乳液、クリームなどでスキンケアを行ったあとは、パール粒大くらいの量の化粧下地を手に取り肌に塗りましょう。

ファンデーションをなじませる

気になる毛穴やシミ、クマなどを隠し肌をなめらかに見せてくれるファンデーションは、顔の大きさに合わせて適量を使用することが大切です。

化粧下地を塗ったあとは、ファンデーションを専用スポンジに取り、ムラなく肌になじませます。

コンシーラーを使用する

ニキビや目の下のクマなど、肌トラブルを隠したいときはファンデーションを厚塗りするのではなく、必要な箇所だけコンシーラーでカバーするようにしましょう。
 

フェイスパウダーを使用する

ベースメイクをしたら、最後にフェイスパウダーを使用して皮脂や汗によるメイク崩れを防ぎます。柔らかな仕上げにしたいときはルースパウダー、皮脂によるテカりを抑えたいときはプレストパウダーの使用がおすすめです。

まとめ

汗や皮脂、乾燥はメイク崩れの天敵ですが、原因をしっかり知ったうえで正しいメイクを行えばメイクが崩れにくくなります。

日々のメイクに少しの手間を加えるだけで化粧のノリや持ちがよくなるため、汗や乾燥により化粧崩れが起きやすくなる夏に向けて、メイクの見直しの参考にしてみてはいかがでしょうか。

なお、一日の終わりにかけてメイクが崩れてしまった際は、化粧水を含ませたティッシュで優しくオフし、パウダーファンデーションで軽く抑えることで、厚塗り感なくメイク崩れを自然に直すことができます。メイク崩れが気になった際はぜひ試してみてくださいね。

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この記事を書いたライター
サビーナウェルネスマガジン 編集部

サビーナ自然化粧品 美容部員によるメディア「美肌コラム」の編集部です。スキンケアやヘルスケアなど、肌に良い事、美肌、エイジングケアに関する事について様々な観点から記事を書き発信しています。