ニキビを治すのに最適なスキンケアを紹介

スキンケア

ニキビがポツポツと顔にできると、気になってしまいますよね。

大人になってからニキビに悩まされているという人も多いのではないでしょうか。ニキビは思春期だけのものではなく、大人になってからも継続するものです。

ついやってしまっている習慣や間違ったスキンケア方法が、ニキビを引き起こしているかもしれません。そこで今回は、ニキビ肌になりやすい習慣やスキンケア方法、ニキビ肌を改善するスキンケア方法をご紹介します。

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ニキビ肌になりやすいスキンケアや習慣

ニキビを治すスキンケアをするために、まずはニキビ肌になりやすい習慣やスキンケアを知ることから始めましょう。

以下に挙げた4つのことをついやってしまっている人も多いのでは?チェックしてみてくださいね。

顔をよく触ってしまう

髪をかき上げる、頬杖をつく、口に手を当てるなど、自分でも気づかないうちに顔を触ってしまう人は要注意。

顔を触ると摩擦が起き、肌にとって刺激になります。さらに、手には雑菌がついていることも多いのです。

触り癖は角層の乱れを招き、肌バリアを低下させてしまいます。よく触っているところにニキビはできやすいものです。また、顔をこすったりパンパンとたたいたりと、必要以上に肌を触るスキンケアも摩擦を増やしてしまいます。

洗顔のしすぎ

顔を洗うとさっぱりしますが、やりすぎには注意が必要です。

洗顔時間やすすぎ時間が長かったり、1日に何度も洗顔していたりすると、肌のバリア機能を高めるのに必要な皮脂まで洗い落としてしまいます。バリア機能の低下は、ニキビなどの肌トラブルにつながってしまうのです。
また、使う洗顔料の量が多いのもよくありません。洗顔料が多いと洗い残しが増えたり、すすぎに時間がかかったりします。

洗顔料や水と肌が触れる時間が長くなることは、肌への刺激になるのです。

化粧パフをあまり洗わない

ベースメイクをする際に、化粧パフを使う人も多いのではないでしょうか。

リキッドファンデーションは指で塗るよりも化粧パフを使った方がムラなく仕上がり、ファンデーションの肌への密着度もアップしますよね。ただしその化粧パフ、洗ったのはいつだったか覚えていますか?

化粧パフには肌の皮脂やメイク品の油分などが付着するため、そのまま使い続けていると雑菌が繁殖してしまうのです。清潔でないパフを肌に当てていると、ニキビなどの肌トラブルを引き起こしてしまいます

メイク落としを長時間つけすぎている

メイク落としの時間が長いと、角層を傷つけて肌に必要な水分や油分まで取り除いてしまいます。その結果、肌のバリア機能や保湿機能が低下し、ニキビなどの肌トラブルにつながります。

顔のマッサージをしながら長時間かけてメイク落としをするといった習慣を続けていると、ニキビ肌を引き起こすことがあるため注意が必要です。メイク汚れを含んだクレンジング剤でマッサージをしてしまうと、せっかく取り除いたメイク汚れが毛穴の奥に入り込んでしまうおそれがあります。

ニキビ肌の種類

ニキビ肌にはいろいろあります。ニキビが悪化する前に早めにケアすることで、重症化を防ぎましょう。

ニキビの色を見ればどの種類かが分かります。進行段階別で3つに分けて、ニキビの特徴を理解しましょう。

白ニキビ・黒ニキビ

白ニキビは最初の段階で、毛穴に皮脂や老廃物が詰まった状態です。白・乳白色の見た目で痛みはほとんどなく、見逃してしまう場合もあります。

皮膚の内側では毛包が広がっており、アクネ菌が増え始めています。表面は薄い皮膜でおおわれた状態です。

白ニキビが少し進行すると黒ニキビに。皮膜でおおわれていた患部の毛穴が開き、皮脂が空気にさらされることで酸化するため黒っぽい色に変化します。この段階でも痛みはほとんどありません。

白ニキビ・黒ニキビは炎症のないニキビです。次の段階に進んでしまわないよう、丁寧な洗顔や保湿を心がけ、肌の清潔を保つなど早めのケアをしましょう。

赤ニキビ

ここからは炎症を起こした重度のニキビです。強い痛みを感じる人もいます。黒ニキビが進行して悪化すると炎症を起こし、ニキビ患部のまわりが赤く腫れあがります。

これが赤ニキビです。毛穴に詰まった皮脂に雑菌や細菌が繁殖、アクネ菌も増殖して盛んに活動します。

ニキビが気になってもなるべく触らず、患部を清潔にして肌の保湿をしましょう。

黄ニキビ

赤ニキビがさらに悪化して炎症が激しくなると、毛穴の中に膿が溜まって腫れます。黄ニキビは、患部のてっぺんに黄色い膿が見える状態にまで進行した段階です。

肌の奥深くまで炎症が起こっていて、ニキビの炎症がまわりに広がっています。患部にはなるべく触らないようにしましょう。炎症を起こす段階まで進行したニキビは、ニキビ跡になってしまうおそれがあります。

ニキビ肌を治すスキンケア

顔にニキビがあると気になってしまうため、早く治したいですよね。

ただ、よかれと思って毎日しているスキンケアが、実はニキビに悪影響を与えているかもしれません。こちらでは、ニキビ肌を改善するためのスキンケア方法をご紹介します。

保湿力が高く肌への刺激が少ない自然派の化粧品を使う

自然派化粧品は、自然由来の成分を主に使い、化学的な成分を極力使わずにつくられた化粧品です。

肌への刺激が少ない成分を使っており、肌への負担に配慮されています。ニキビ肌に悩んでいる場合は、自然派化粧品を試してみるのもひとつです。

自然派化粧品は美容成分が多く配合されていたり、肌が本来持っている力を引き出してくれたりと、いろいろなメリットがあります。ニキビ肌は刺激せずにケアしてあげましょう。

クレンジング・洗顔を優しくする

クレンジングや洗顔のとき、ゴシゴシとこすると摩擦が生じて肌に負担をかけるうえ、ニキビを刺激してしまいます。

メイクや汚れの洗い残し、過剰な皮脂はニキビ肌を悪化させてしまいますが、しっかり落とそうとして強く洗ってはいけません。クレンジングは指の腹を使って優しいタッチで行いましょう。

洗顔時は弾力のある泡をたっぷりつくり、泡を動かすようなイメージで優しく顔を洗います。すすぎはぬるま湯で、優しく洗い流すこともポイントです。

保湿ケアは必ずして肌の水分・油分を補う

「ニキビは皮脂が詰まっているから保湿を控えた方がよいのでは」と勘違いしてしまうこともあるかもしれませんが、それは逆効果となってしまいます。

乾燥による肌バリアの低下で、角層が乱れるとニキビができやすくなるからです。

化粧水だけで済ませるようなことはせずに、乳液や保湿クリームも使って肌をうるおしましょう。保湿することで角層がやわらかくなり、ターンオーバーを正常にしてくれます。適度な保湿によって肌質がよくなり、過剰な皮脂もコントロールできますよ。

まとめ

顔を触る、過度なクレンジングや洗顔をする、清潔でないメイク用品を使うといった行為は、ニキビ肌の原因になります。このような習慣は控えるようにしましょう。

ニキビができてしまった場合、徐々に進行していきます。炎症を起こしたり悪化したりする前に、早めのケアをすることが大切です。

ニキビ肌を改善するスキンケアのポイントは、クレンジングや洗顔を優しく行い、保湿をしっかりすること。自然派化粧品を使ってみるのもひとつです。適切なケアをして、ニキビ肌を改善していきましょう。

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この記事を書いたライター
サビーナウェルネスマガジン 編集部

サビーナ自然化粧品 美容部員によるメディア「美肌コラム」の編集部です。スキンケアやヘルスケアなど、肌に良い事、美肌、エイジングケアに関する事について様々な観点から記事を書き発信しています。