スキンケアはいつやればいい?タイミングや方法を解説

スキンケア

毎日のスキンケアでは、洗顔や保湿をして肌を整えます。

「スキンケアはなんとなく行っている」という人も多いのではないでしょうか。スキンケアの目的やタイミングに合った方法を知っておくことで、よりスキンケア効果が高まり、美肌への近道になりますよ。

そこで今回は、スキンケアの目的やメリット、朝・夜のタイミング別にスキンケア方法をご紹介していきます。日々のスキンケアの参考にしてみてくださいね。

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スキンケアの目的やメリット

まずはスキンケアをする目的や得られるメリットについて解説します。

肌のトラブルを回避するためにスキンケアは欠かせない

肌が健康な状態を保てるようにするためには、スキンケアで環境を整えてあげることが必要です。肌に付着した汚れなどを落として清潔にし、肌に油分や水分を与えて保湿・保護します。

肌は、紫外線・汗・花粉・ホコリ・ハウスダストなどのダメージに日々さらされています。このようなダメージが肌の内部までいきわたらないようにするためには、肌のバリア機能を高めることが重要です。

肌のバリア機能には、体内の水分の蒸発を防ぐという保湿の役割や、外的刺激から肌を守るという保護の役割があります。バリア機能を健全な状態にするには、水分や油分などの潤い成分が皮膚の中にしっかりとあることが必要です。

加齢によって、バリア機能を良好な状態にキープするのが徐々に難しくなりますが、適切なスキンケアを行えば、良好な状態のバリア機能を維持をしてくれるのです。

朝・夜のスキンケアの目的

スキンケアは朝と夜に行いますが、それぞれで目的が異なります。

朝は日中に受けるさまざまな刺激からガードするために、肌のコンディションを整えます。まずは肌の汚れを落とし、保湿によって肌の状態を整え、UVケアを忘れずに行いましょう。

一方で夜は、刺激を受けて疲れた肌をいたわり、回復するようサポートすることが目的です。メイク汚れや皮脂汚れなどを落として清潔にし、潤いを与えて肌を守ってあげましょう。

朝のスキンケアのタイミングと方法

朝と夜ではスキンケア方法や使用するアイテムにも少し違いがあります。こちらでは朝のスキンケア方法や流れについて順を追って解説します。

洗顔で皮脂を洗い流し、化粧水で潤いを補給する

まずは肌に付着した汗・皮脂・ホコリなどの汚れを洗顔で清潔にしましょう。寝ている間にも肌は汚れてしまうものです。ただし洗いすぎには注意が必要です。寝ている間につくられた肌のバリア機能を損なわないよう、泡でやさしく洗いましょう。

洗顔後はすぐに化粧水で潤いの補給をします。手のひらを使ってやさしく肌になじませ、目のまわりや口元などの細かな部分までムラなく、顔全体に化粧水をいきわたらせます。コットンを使用する場合は摩擦で肌を傷めないようにたっぷりの化粧水を使いましょう。

乳液・美容液で乾燥対策する

化粧水のあとは乳液や美容液で保湿します。保湿して肌のバリア機能を高めることで、日中に受ける外的刺激から肌を守りましょう。

きちんと保湿すると、スキンケア後のメイクのりもよくなります。乾燥しがちな人は、潤いが持続するようなアイテムを選んでしっかりと乾燥予防をしましょう。

ただし肌質によっては、油分を与えすぎると肌荒れやメイクくずれの原因になります。脂性肌であれば油分の少ないアイテムを使うなど、肌質に合ったアイテムを選ぶこともポイントです。

UVケアも欠かさずに!

日焼け・乾燥・シミ・そばかすなど肌にダメージを与える紫外線は、肌の大敵ですよね。朝のスキンケアではUVケアを忘れずに行いましょう。雨やくもりだからといって油断してはなりません。紫外線は天気や季節にかかわらず、1年中降り注いでいます

日焼け止めやUVカット効果のある化粧下地を使うなどして、UV対策をします。UVケアのアイテムに記載されているSPF値やPA値にも目を向ける必要があります。季節やシーンに応じて選びましょう。やさしく丁寧に、ムラなく塗るのがコツです。

夜のスキンケアのタイミングと方法

バタバタと忙しくなりがちな朝と比較すると、夜はスキンケアの時間が長めにとれるという方も多いのではないでしょうか。肌と向き合って、疲れた肌をいたわりましょう。

クレンジングでメイクなどを落とす

夜はクレンジングが必要です。メイクや日焼け止めはクレンジングを使ってきちんと落としましょう。

アイメイクやリップは、専用リムーバーを使って事前に落としておきます。肌用のクレンジング剤では落ちにくいことも多く、ゴシゴシこすったり、クレンジングの時間が長くなったりして肌に負担をかけてしまうからです。

適量のクレンジング剤を手に取って顔にのせ、らせんを描くように伸ばしながらメイクとなじませます。指の腹を使ってやさしいタッチで肌に触れましょう。メイクとなじんだら、ぬるま湯で洗い流します。

洗顔で洗い残しをしっかり落とす

洗顔料を使ったダブル洗顔で、メイク汚れの洗い残しや古い角質を落としていきます。しっかりと汚れを落として肌をまっさらな状態にすると、そのあとに続く保湿のスキンケアの効果が高まりますよ。

洗顔の際には弾力のあるたっぷりの泡をつくることがポイントです。泡を動かすように洗い、肌への負担を減らしましょう。まずは皮脂の多いTゾーン、あごを洗い、そのあと頬や目元などを洗います。

ぬるま湯ですすぐ際には、洗顔料が残らないようにしっかりと流します。フェイスラインや目のまわりのくぼみ、小鼻のまわりなどは要チェックです。

化粧水で肌に潤いを与え、乳液などで保湿する

洗顔後は保湿します。寝ている間は肌の新陳代謝を促す成長ホルモンが分泌されるため、夜にしっかりと保湿して栄養を与え、肌の回復をサポートしましょう。

まずは化粧水です。
肌をおさえるようなイメージでやさしくつけます。肌をやわらかくし、キメを整えていきましょう。

化粧水のあとは美容液や乳液を使って保湿します。水溶性と油溶性の保湿成分をプラスして、肌の保湿力を高めましょう。美容液や乳液を塗る際は、一度手で温めてから肌につけると浸透しやすくなりますよ。

クリーム・保湿ジェルで油分を整える

クリームを使用する点も、朝と違うところです。

メイク用品には油分がたっぷり含まれているものが多いため、メイク前の朝のスキンケアは夜よりも軽めにすることでメイクくずれや皮脂の詰まりを防げます。

夜はクリームを使った重めのスキンケアをしてしっかりと保湿しましょう。クリームには油分が多く含まれているため、潤いが長時間キープできます。充分な保湿をしておくことで、寝ている間の乾燥を予防できます。

こっくりしたクリームの油分・べた付きが苦手な人には保湿ジェルがおすすめ
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まとめ

肌を健やかな状態にするためには、肌のバリア機能を正常にすることが必要です。
スキンケアによって水分や油分などの潤い成分を皮膚の中に補充し、肌のバリア機能を高めましょう。

朝と夜のスキンケアでは目的が異なります。朝は日中に受けるダメージからガードするために肌のコンディションを整えること、夜は疲れた肌をいたわり回復させることが目的です。方法や使うアイテムにも違いがあるため、それぞれで必要なスキンケアを取り入れましょう。

スキンケアにおいて重要な保湿におすすめのアイテムを最後にご紹介しておきますので、気になった人はぜひ試してみてくださいね。

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    この記事を書いたライター
    サビーナウェルネスマガジン 編集部

    サビーナ自然化粧品 美容部員によるメディア「美肌コラム」の編集部です。スキンケアやヘルスケアなど、肌に良い事、美肌、エイジングケアに関する事について様々な観点から記事を書き発信しています。