驚きのエイジングケア成分!プロテオグリカンについて分かりやすくまとめてみよう
こんにちは!
今日も成分の事について語りたいと思います( ´艸`;) スミマセン
![プロテオグリカン](https://sabina.jp/wp-content/uploads/2019/11/1e35b65994af0ee216aacdaa2911c069_m-1024x683.jpg)
今日は、「プロテオグリカン」についてです(^-^)
ここ何年かで耳にする機会が増えた成分だと思いますが、
このプロテオグリカンについてできるだけ分かりやすく書いてみようと思います。
それでは行ってみましょう~♪
プロテオグリカンはどんな時に必要?
![プロテオグリカンはどんな時に必要?](https://sabina.jp/wp-content/uploads/2019/11/0ca5d424e35dccd547c1777003d7b92e_m-1024x683.jpg)
お肌にある細胞は加齢と共に減少していくものが多く、プロテオグリカンはそんな細胞を補ってくれる、いわゆる「エイジングケア成分」としてとても注目されています。
「最近肌の弾力がなくて、、」
「目元や口元にどんどん自信が無くなっていく」
「乾燥して肌がごわつく」
「なんだかくすみが目立ってきた」
などと言った、お肌の悩みを解決したり、
「関節が痛くて階段がしんどい」
「腰が痛くて歩くと痛い」
などのご高齢になればなるほど出てくる関節の悩みを解決するための成分なんです٩(ˊᗜˋ*)و
プロテオグリカンっていったいなに?
![プロテオグリカンっていったいなに?](https://sabina.jp/wp-content/uploads/2019/11/4471a9452a8966195d4a0e8762afe00b_m-1024x683.jpg)
プロテオグリカンをウィキペディアで調べると、「特殊な構造をもつ糖とタンパク質の複合体」という言葉が出てきます。
はい、この時点で分かりにくいですよね。
プロテオグリカンは人間の体にもあって、皮膚や軟骨などに存在する細胞です。
プロテオグリカンの中には、
①EGF様領域
②ヒアルロン酸結合領域
③グルコサミノグリカン
が存在して、それらをコアタンパク質が結合しています。
これが先ほどの「特殊な構造をもつ、複合体」なんです。
今回はできるだけ分かりやすくイラストにしてみました♪
![プロテオグリカン](https://sabina.jp/wp-content/uploads/2019/11/アセット-5-1024x619.png)
※分かりやすくするために若干のデフォルメをしております(´ε`;)
そしてこの細胞は、ヒアルロン酸やコラーゲンと一緒にお肌の真皮や関節に存在します。
![プロテオグリカン(ヒアルロン酸、コラーゲン)](https://sabina.jp/wp-content/uploads/2019/11/アセット-7-1024x619.png)
表皮と一緒に見てみると、下のイラストのようになってます!
![プロテオグリカン(表皮、真皮)](https://sabina.jp/wp-content/uploads/2019/11/アセット-6-1024x619.png)
どんどん引いてみていく事で、どこにある細胞でどんな感じなのか、雰囲気だけでも伝わってもらえたらそれでOKです^^
大事なのは、このプロテオグリカンの中身!これがどういうふうにエイジングケアに関わっているのか!それを説明していきますね(^-^)
①EGF様領域
![EGF様領域](https://sabina.jp/wp-content/uploads/2019/11/5858ba717223664a154baa6492abd234_m-1024x683.jpg)
これは簡単に言うと、
EGFみたいな働きをしますよ
って部分。
ここでEGFについて少し説明すると、
EGFは細胞の成長や増殖をさせる役割がある成分で、なんとノーベル賞も受賞している成分です。
具体的にはシワ改善、ハリ効果、ターンオーバーの活性化により黒ずみ、くすみを改善する効果があると言われています。
少し怖い表現ですが、ガン細胞が増殖するのは、ガン細胞にEGF受容体という、EGFと結合する細胞がとても多く含まれているため、EGFと結びついて細胞が活性、増殖するためと言われています。
それぐらいEGFは細胞の成長や再生に関して重要な成分なんですね(٭°ω°٭)
ちなみにEGFは20代をピークに年齢と共に減少していくため、
年を取るほど、細胞の再生能力が低下したり、ターンオーバーを遅らせて肌が老化していきます(ToT)
だから外部から補ってあげないと、減る一方で加齢が進んでいってしまうんです!
②ヒアルロン酸結合領域
![ヒアルロン酸結合領域](https://sabina.jp/wp-content/uploads/2019/11/3f3b38efbb9a09859553dcf94275ac77_m-1024x673.jpg)
これはその名のとおり、ヒアルロン酸と結合します。先ほどのイラストでもありましたが、この結合領域でヒアルロン酸にくっついています。
そしてプロテオグリカンにはヒアルロン酸産生促進作用があります。
ヒアルロン酸は皮膚で水分を保ち、みずみずしさやしなやかさを与えてくれますが、このヒアルロン酸も加齢によって減少していくので、
そのヒアルロン酸の産生を促進するという事で、プロテオグリカンはエイジングケアに効果があると言われているんですね。
さらにプロテオグリカン自体にも保湿作用があり、その効果はヒアルロン酸の1.3倍ほど高いという部分も注目ですね^^
③グルコサミノグリカン
![グルコサミノグリカン](https://sabina.jp/wp-content/uploads/2019/11/b2412e7133bc5a2367e93aab24777d3a_m-1024x683.jpg)
グルコサミンというサプリを聞いた事ありませんか?
グルコサミンはこのグルコサミノグリカンを構成する成分なんですが、
このグルコサミノグリカンも水分を保持する働きがあるため、グルコサミンを補充することでエイジングケアの効果があると言われてきました。
しかしグルコサミンは一つの構成細胞でしかないため、プロテオグリカンと比べてかなりの量を摂取しないと効果がなく、今ではプロテオグリカンが取って代わった感じになってるんですね。
ちなみに
プロテオグリカンはお肌にあるⅠ型コラーゲンという、主に真皮に存在するコラーゲンの生産も促進してくれる効果があります。
このⅠ型コラーゲンも、加齢によって合成能力が低下し、シワ・たるみの原因になったりします。
そのため、プロテオグリカンを摂取することで、
シワやたるみの改善に効果があるとされているんですね。
実際プロテオグリカンの添加量に比例して、Ⅰ型コラーゲンも増加するという調査報告があるので、とても信ぴょう性があります^^
そんなに有効な成分なのに、なぜこれまでプロテオグリカンを使わなかったの?
![なぜこれまでプロテオグリカンを使わなかったの?](https://sabina.jp/wp-content/uploads/2019/11/84cda44087137601f7e43e3f5ee2b762_m-1024x683.jpg)
単純な話で、プロテオグリカンを抽出する技術が無かっただけ!
しかしその抽出方法が確立されたため、
これまでとても高価だったプロテオグリカンを低コストで安定的に供給する事が可能になったんです^^
昔はわずか1gで3500万円以上したらしいですよ!びっくりするような値段ですよね。。。
終わりに
というわけで本日はプロテオグリカンについて詳しく説明してみました。
基本的にはお肌に効果を与えたい場合は、塗るタイプのプロテオグリカンが良いようですが、色々なタイプのものが発売されていますので、色々試してみても良いかもしれないですね^^
また何か分かった事があったら書いていきたいと思います。
それでは今日はこれまで!
また明日~٩(ˊᗜˋ*)و