気になるスキンケアコスメ分析/ラブミータッチ ホワイトシャインローション

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本日の気になるコスメ成分分析は、

Lov me Touchの「ホワイトシャインローション」を分析させていただきます。

こちらはビタミンC誘導体・ビタミンE誘導体・フラーレンをエビデンス濃度以上配合したという話題のアイテム。

フラーレンは抗酸化成分として有名で、肌老化の原因となる酸化を防いでくれるという成分です。フラーレンについては単独記事もありますので、詳しく知りたい方は以下をご覧ください。

シミ・シワ・たるみを防ぐ!フラーレンの効果について分かりやすくまとめてみよう

それではさっそくいってみましょう!

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ホワイトシャインローションの概要

ホワイトシャインローションは化粧水の後に使う美容液です。配合されている成分の中では、ビタミンC誘導体をさらに改良したビタミンC誘導体APPS、ビタミンEを世界ではじめて誘導体化したビタミンE誘導体、フラーレンの3つが特徴のアイテム。

とくにこの3つの成分を、エビデンス濃度以上に配合しているとしっかりうたっているのも魅力ですね。

エビデンス濃度というのは、実際に臨床試験で効果が発揮された濃度ということ。つまり、よくある「この成分はこんな実験結果がある成分なんですよ~」と言いながらも、実験に使われた濃度に満たない量しか入っていないアイテムではない!ということです。

ちなみにビタミンCも抗酸化成分として有名ですが、化粧品へ配合しにくい成分として知られています。そこでビタミンCを化粧品にも配合しやすいようにしたのがビタミンC誘導体。そしてさらにそのビタミンC誘導体の浸透力・浸透性・持続性を高めたのがビタミンC誘導体APPSという成分です。

また、ビタミンEは「若返りのビタミン」とも呼ばれている成分で、肌の土台づくり・肌トラブル改善といった作用のある成分です。こちらを肌に浸透しやすいように安定化させたのがビタミンE誘導体です。

ホワイトシャインローションの3つのポイント

出典:楽天市場

世界ではじめてビタミンEの誘導体化に成功

ビタミンEはビタミンCと同様になかなか化粧品には配合しにくい成分。それを世界ではじめて誘導体化したビタミンE誘導体を配合しています。ビタミンEが不足すると、シミ・くすみなどができやすくなるため、シミケアやくすみ・クマのケアにもおすすめの成分です。

エビデンス濃度以上を配合

エビデンス濃度以上配合しているというのをしっかりうたっているのがポイントですね。だいたいどれくらい配合しているかは専門家が全成分表を見ればある程度はわかるものですが、一般の人にはわかりません。それをいいことに少しだけ配合してとりあえず名前だけ表記しておけばいいだろう、というコスメも多いため、こういったしっかり入っていることを書けるアイテムは信頼できますね。

フラーレンも高濃度配合

フラーレンについては高濃度配合されていないと意味がない成分です。そのため、フラーレンが高配合されているアイテムには、マークが付きます。そのマークがついていないのにフラーレン配合とうたっている商品は信用できないため注意しましょうね!本製品にはしっかりマークが表記されているので安心ですね。

ホワイトシャインローションの口コミ・レビューとりまとめ

口コミ評価は高く、良品さがうかがえます。肌が白くなった・毛穴が改善したという声もありますが、赤いぷつぷつが出たという声もあったため、人によって肌に合う合わないはあるようですね。

使われている人は酸化を気にする30代以降の年齢の方が多いようです。

チェック項目評価
効果★★★★
保湿力★★★
価格/コスパ★★★
使いやすさ★★★★★
時短力★★★
総合評価3.6 点(5点満点中)

Aさん
乾燥肌/48歳

残念ながら私には合わないようです。少し赤みが出てしまいます。少し特殊な肌質だからでしょうか?

Bさん
敏感肌/31歳

デパコスより効果を感じました。敏感肌ですがトラブルなく使え、使った翌日から効果を実感しました。

Cさん
混合肌/43歳

肌荒れがおきにくくなり、毛穴の改善がみられました。

Dさん
混合肌/30歳

もう何本もリピートしています。さらっとして使いやすく、使うと翌朝の肌が変わります。

ホワイトシャインローションの主要成分分析

全成分表記

水、BG、PEG/PPG/ポリブチレングリコール-8/5/3グリセリン、1,2-ヘキサンジオール、グリセレス-26、パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na、トコフェリルリン酸Na、フラーレン、PVP、パンテノール、ヒアルロン酸Na、グリチルリチン酸2K、キサンタンガム、異性化糖、PEG-60水添ヒマシ油、クエン酸、クエン酸Na、ペンチレングリコール、フェノキシエタノール

成分効果まとめ

本アイテムの成分による効果や特徴のポイントをまとめると以下となります。あくまで成分から予測される効果となります。実際の効果とは異なる可能性もあるため、参考までにとどめていただけると幸いです。

配合がキレイに整っています。ビタミンC誘導体やビタミンE誘導体だけでは補えない部分にフラーレンを配合していたり。ヒアルロン酸Naや異性化糖で保湿力を高め、グリチルリチン酸で肌への刺激もおさえるというバランスのよい配合。パラベンやアルコールも配合していないため、比較的肌に合うと感じる人が多いのではないでしょうか。

①抗酸化力の特化した配合成分
②フラーレンで光耐性も加える
③保湿力を高める成分も配合

テクスチャー:なじみやすいしっとり

各成分詳細の説明は以下をご覧ください。
※全成分が多い製品は、主要成分のみを記載しております。
また、以下で記載している成分説明は、あくまで成分に対しての効果効能であり、本製品の効果効能を約束するものではありません。

1,3-ブチレングリコ ール

ベース成分 機能成分 安定化成分

化粧品成分でよく見る保湿剤。さっぱりとした使い心地で、角層に浸透し内部の水分量を増加させることで保湿する成分です。その他にも防腐補助や溶剤としての機能も備えています。

PEG/PPG/ポリブチレングリコール-8/5/3グリセリン

保湿力が高く、高配合しても感触に影響を与えないため、化粧品によく使われる成分です。

1,2-ヘキサンジオール

化粧品成分としてはよく見かける成分で、抗菌作用があり水などに溶けやすいため、防腐補助や溶剤として配合されます。植物エキスを溶かして配合するためなどの用途です。

グリセレス-26

機能成分 安定化成分

グリセリンの代わりに配合される成分です。グリセリンよりも保湿の持続力が高く、べたつきにくいうえに皮膚刺激性も少ない成分で、採用傾向が増えてきています。

パルミチン酸アスコルビルリン酸3Na

機能成分

APPSとも呼ばれるビタミンC誘導体。色素沈着抑制・抗酸化・抗老化・抗シワといった幅広いエイジングケア作用を持つ成分です。

トコフェリルリン酸Na

機能成分

不安定で酸化しやすい性質かつ、油溶性のため化粧品に配合しにくかったトコフェロールを誘導体化したビタミンE誘導体。抗酸化作用・バリア改善・抗菌作用といった効果をもった成分です。

フラーレン

機能成分

フラーレンはアスタキサンチンやコエンザイムと並ぶ3大抗酸化成分の1つです。一般的にビタミンC・E誘導体といった抗酸化成分は、光に対して弱く、光照射によって分解しやすいという特徴がありますが、フラーレンは抗酸化作用を持ちつつも光に対しても強いというのがポイント。

フラーレンが高配合されているアイテムには以下のマークがついているので、選びやすいですね。

PVP

安定化成分

吸湿性が高いことから、化粧品の粘度を調整したり、安定性を高めたりといった目的や、気泡を持続させる目的で洗浄系のアイテムにも配合されます。また、皮膜形成の作用により、メイクアップ製品やヘアスプレーなどにも幅広く利用される成分です。

パンテノール

肌への浸透力が高く、肌を修復する目的で医薬品としても使われる成分です。保湿・抗炎症・ターンオーバーの正常化・皮脂分泌抑制・ニキビケアなど、さまざまな効果があります。

ヒアルロン酸Na

肌の内部に存在して、潤いを保つヒアルロン酸。肌のヒアルロン酸の量が多ければ、キメの整った潤い肌となります。そのヒアルロン酸を化粧品に配合する場合、ヒアルロン酸Naという形で配合します。肌なじみがよく、肌の水分量を高めて、しっとり・なめらかな保護膜を形成して、皮膚の表面を保湿してくれる効果があります。

グリチルリチン酸2K

植物のカンゾウの根から抽出した成分にカリウムを結合したもの。医薬品にもよく配合されていますが、主に抗アレルギー作用・抗炎症作用・皮膚刺激緩和作用といった効果があります。肌荒れなどに効果的な成分ですよ。

キサンタンガム

化粧品の粘度を調整し、安定性を保つために入れられる成分です。

異性化糖

機能成分

深く長く潤いを持続させる保湿成分です。その持続力は72時間ともいわれ、肌の水分保持にとても優秀な機能をもっています。

PEG-60水添ヒマシ油

ベース成分 安定化成分

水と油を混ぜるために配合される乳化剤です。また、油溶性ビタミンを透明にして溶かすためにも入れられます。

クエン酸

自然界でもレモンや夏ミカン・ウメなど、たくさんの植物の種子や果実・花などに含まれる成分。酸味が強く、さわやかなため、清涼飲料水や乳製品などにも使われます。化粧品に配合される場合は、酸性によるpH調整や収れん作用を期待して配合されます。

クエン酸Na

弱アルカリ性のpH調整を行うために配合されます。また、金属イオンの働きを抑制するため、化粧品の安定化目的でも使われます。

ペンチレングリコール

昔から化粧品にはよく使われている保湿剤。安全性も高く、使用感がさらっとしているのが特徴です。雑菌を抑える効果も期待されています。

フェノキシエタノール

安定化成分

化粧品には非常によく使われている防腐剤です。カビに対して優れた抗菌効果を有しています。パラベンより防腐効果は劣りますが、その分肌刺激も少ないため、敏感肌向けの化粧品にもよく使われています。

まとめ

肌になじみやすい処方で、効果を感じる人も多い

いかがでしたでしょうか。今回のアイテムは、抗酸化に特化した処方となっています。とはいえ、きちんと保湿力や抗菌力ももたせているため、敏感肌や乾燥肌の人でも使いやすいと言えるでしょう。

気になる人はぜひ一度試してみてください。

ラブミータッチホワイトシャインローション

    出典: Amazon

    参考価格:5,478円(税込)

    内容量
    30mL
    分類
    化粧品
    種類
    美容液
    テクスチャ
    馴染みやすいしっとり
    主要成分
    ビタミンC誘導体APPS,ビタミンE誘導体,フラーレン
    その他成分
    ヒアルロン酸Na,グリチルリチン酸2K,異性化糖など
    容器
    スポイドボトル
    パラベン
    フリー
    アルコール
    フリー
    香料
    合成香料不使用
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    この記事を書いたライター
    かたやま みき
    サビーナ自然化粧品美容部員/パーソナルスキンケアカウンセラー

    化粧品の成分と皮膚科学に関する知識、数千人の美肌相談を受けてきた経験、美肌の為ならどんな事でも試してきたノウハウを、美肌コラムで執筆させていただいております。サビーナオンラインチーフカウンセラーです。