その洗顔の選び方NGです!自分に合った洗顔アイテムでシワ・乾燥肌を無くそう
みなさんはシワや乾燥肌に悩まれてませんか?
乾燥肌さん
一番の肌悩みはシワです…
という乾燥肌さんに意外に多いのが、洗顔アイテムの選択ミスと誤った洗顔方法。
先日オンライン肌相談でお問い合わせいただいた方も同様のお悩みをお持ちのようでした。
カウンセラーの私も、季節によって乾燥による粉拭きが気になっていた過去があります。
乾燥が続くと小じわもできやすく、いずれは大ジワになってしまうため、乾燥対策はできるだけ早くから行う必要がありますが、洗顔料のチョイスや洗顔方法を間違っていたら自分から乾燥を呼び込んでいるようなものです。
そこでこの記事では、自分の肌質にあった洗顔アイテムの見極め方をご紹介したいと思います!乾燥肌・小じわ・大ジワが気になる人はぜひご覧ください。
大ジワ・小じわについて
まず最初にシワ悩みの原因を知っておきましょう。そんなのいいから洗顔アイテムの選び方だけ教えて!という人はこちらへ。
シワの種類
シワには大ジワと小じわの2種類があります。ちりめんジワのような細かいシワが小じわで、表情を変えることで目立つため表情ジワとも呼ばれます。また、小じわがさらに成長して深く刻まれてしまい、常に目立ってしまうのが大ジワです。
シワの原因
肌のたるみや乾燥によってシワが刻まれやすい状態になると、目じりや眉間といった表情シワが出やすい箇所からシワが刻まれてしまいます。
歳をとればとるほどコラーゲンやヒアルロン酸といった肌の美肌細胞は減ってしまうため、肌がたるんだり乾燥しやすくなります。つまり年齢を重ねれば自ずとシワはできやすくなってしまうということ。
さらに洗顔料が合っていないうえに、洗顔方法まで間違っていると、肌の美肌細胞の減少を加速させてしまい、乾燥もまねくことからシワが余計に早く刻まれてしまうんです。
現在の洗顔は肌にあってる?その見極め方とは
シワの原因となる乾燥を引き起こしやすいのが、誤った洗顔です。誤った洗顔アイテムを使っていると、肌に必要な油分まで落としてしまい、本来ならば乾燥肌ではないのに乾燥しやすい肌にしてしまうといったことが起こります。
肌に合っているか合っていないかを見極める方法は実は簡単。洗顔後に肌がつっぱっていないかどうかです。
肌がつっぱる状態を当たり前だと思って同じ洗顔アイテムを使い続けてしまうと、気づけば肌がしわだらけということになりかねません。つっぱり感は異常事態だと認識し、すぐに洗顔アイテムを見直すようにしましょう。
また、数値で言うと油分は20%~30%程度が正常値です。スキンチェッカーを使うと数値が明確に把握できるのでおすすめですよ。
乾燥肌さんが使いがちな洗顔アイテム
つっぱりを感じていない人でも、知らず知らず肌に余計な刺激を与えてしまう可能性があります。次の洗顔アイテムを使っている人は注意しましょう!
くすみを気にしてピーリング系洗顔
肌のトーンアップやくすみケアを意識するあまり使いがちな乾燥肌さんが多いのがこちらのアイテム。肌にやさしい!トーンアップ!なんて書かれていたら、自分でも大丈夫かも、なんて思ってしまいますよね。でも肌のくすみを除去したりトーンアップするには、それなりの洗浄力やピーリング効果が必要なので、保湿成分が入っていても、洗浄力が強い場合もあるため注意しましょう!
泡切れが悪い洗顔を使っている
この洗顔泡立ちがめちゃくちゃ良いんだよね~!なんて泡立ちばかり気にするのは×。確かに泡だちがよく、もちもちの泡で洗えば、肌への摩擦刺激は最低限に抑えられますが、泡切れにも注目するようにしましょう。
泡切れが悪いと結局洗い流すときに摩擦が生じてしまったり、ゴシゴシ洗顔となってしまう場合があります。泡立ちがよく、泡切れもよい洗顔が理想ですよ。
香りが好きなんだよね~と香料たっぷり洗顔
この洗顔香りが好きなんです~という人。リラックス効果を生んでいいかもしれませんが、香料は肌刺激となる場合もあります。必要以上に配合されていなければない人も多いですが、できれば無香料のタイプがよいでしょう。
また、アルコール(エタノール)や精油も配合されていると刺激になりやすい成分です。洗顔中は何も感じなくても、長い間使うことで少しずつ負担が蓄積してしまう場合があるため、できればこういったアイテムを使っている人も見直してみましょう。
乾燥肌さんの洗顔アイテム選び方
それでは肌のつっぱりを感じていた人や上記のようなアイテムを選んでいる人は、どのような洗顔アイテムを選べばよいのでしょうか?
この記事を読んでいる=既に乾燥肌の人がほとんどだと思いますが、そんな人は洗浄力よりも肌への優しさを重視して洗顔料を選ぶほうがよいでしょう。
具体的には以下の通りです。
・石鹸タイプではなくフォームタイプ
・アミノ酸系の成分が配合されている
・角質剥離成分が配合されていない
・水分はキープしながら油分を適度に残すタイプ
また、使ってみて肌がつっぱる場合は油分が必要以上にとられてしまっています。こういった場合は肌にあっていない可能性が高いので、洗顔料を変えたほうがよいでしょう。
スキンチェッカーを持っている人は数値で計測できるため分かりやすいですね。以下の数値を基準としてみてください。
・水分量 35~50%
・油分量 20~30%
洗顔後の数値が上記より油分量が少ない場合は洗浄しすぎですし、逆に多い場合は洗えていないということですね。
ちなみに筆者も使っているスキンチェッカーはこちら
4000円程度で買えるため、興味がある人は試してみてください。
乾燥肌さんに教えたい!正しい洗顔方法
乾燥肌を防ぐためにはもちろん肌にあった洗顔アイテムだけでなく、正しい洗顔方法も必要です。以下の流れがちゃんとできているか確認してみてください。
できていない人は修正してみてくださいね。
正しい洗顔をする前に
まずは洗顔前に手を清潔にしておくために、手洗いをしておきましょう。手にばい菌や汚れがついていると、顔にも悪影響ですよ!
正しい洗顔法①ぬるま湯で肌を濡らす
手を洗ったらつぎは顔をぬるま湯で濡らします。やさしくひたひたと軽く濡らしてあげるだけでOKです。
正しい洗顔法②洗顔料を洗顔ネットでしっかり泡立てる
つづいて適量の洗顔料を手にとり、泡立てネットを使ってしっかりと泡立てましょう。泡立てネットを使うことで、キメの細かい弾力のある泡をつくることができます。
この泡はできるだけ摩擦を減らして肌刺激を起こさないために必ず必要な泡です。間違っても洗顔料を出して顔の上で泡立てたり、手でささっと泡立てただけで洗顔をしてしまわないようにしましょう!
正しい洗顔法③泡部分だけを肌につけてTゾーンから洗顔する
手が顔に当たらないようにして、泡だてた泡だけを使って洗顔します。この洗顔方法をするためにも、弾力のある泡は必須です。弾力のある泡を肌のうえにのせて、ギュッギュッとやさしく泡をおさえるようなイメージで洗顔していきます。
ゴシゴシではなく、あくまでも「ギュッギュッ」のイメージです。Tゾーンが終わったら次はUゾーンです。
正しい洗顔法④Uゾーンを軽く洗顔する
頬などのUゾーンは皮脂が少ないため、さっと泡をつけて少しだけくるくるっとすればOKです。泡には汚れを吸着する性質があるため、ゴシゴシこする必要は全くありません!
ちなみにTゾーン⇒Uゾーンという順番で洗う理由は、Uゾーンから洗い始めてしまうと最初洗った所に泡が長く留まることになったり、最後にもう一度洗ってしまう可能性があったりと、結果的に洗いすぎてしまうためです。
Tゾーンは皮脂が多い人が多いため、最初にTゾーンから洗いはじめることで、Uゾーンの洗いすぎを防ぐことができます。
正しい洗顔法⑤ぬるま湯で洗い流す
顔全体を洗い終わったら、ぬるま湯でさっと洗い流していきましょう。できるだけ泡切れがよいアイテムの方が、摩擦が減るためおすすめです。泡立ちだけでなく、泡切れにも注目して選ぶようにしましょう。
正しい洗顔法⑥顔をやわらかいタオルでふく
できれば顔をふくタオルもこだわりたいものです。固い素材のタオルを使用すると、肌への刺激となってしまいます。できるだけやわらかめで吸水性の高いタイプを選ぶようにしましょう。
肌にあてるだけで水分をすばやく吸い取るタオルもあるのでおすすめですよ。↓
正しい洗顔法⑦すぐに保湿を行う
いくら洗顔にも保湿成分が入っているとは言え、洗った後5分ほどたつと急激に水分を失っていきます。直後のみずみずしさをキープするためにも、洗顔後はできるだけ早く化粧水とジェル・乳液・クリームなどで水分を閉じ込めてあげましょう。
使いやすくべたつきにくい保湿ジェルがおすすめですよ。筆者も使っているおすすめ保湿ジェルはこちら↓
乾燥肌・乾燥時期の朝洗顔
正しい洗顔方法をお伝えしましたが、既に乾燥肌の人で、秋冬などの乾燥しやすい時期の朝は、ぬるま湯洗顔だけにしておくのもおすすめです。
その日の肌状態によって選択するのが一番なので、慣れるまでは判断しずらいかもしれませんが、基本的に朝起きて「今日はなんだか肌がつっぱるな・乾燥してるな」と思った日の朝スキンケアは、ぬるま湯洗顔だけでも十分の場合があります。
ちなみに筆者はその洗顔を取り入れてから肌のつっぱりや乾燥が驚くほど落ち着きました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。シワに悩みながらも、実は自らの洗顔でシワや乾燥悩みを悪化させていたとなればショックですよね。。。しかしこれをいいきっかけととらえ、ぜひ自分の肌にあった洗顔の選び方と洗顔方法を実践していってもらえたらと思います!