秋冬の肌トラブル原因No1は乾燥!知っておきたい5つの対策とは?
こんにちは!まだまだ残暑の厳しいこの季節ですが、
今日は秋を前にした乾燥対策についてお話したいと思います!
ご存じのとおり秋から冬にかけての肌トラブルの原因No.1は「乾燥」ですが、意外とその原因までは知らない人も多いですよね。
そこでこの記事では、しっかりと乾燥の原因を知ったうえで適切な対策をとって、一年中うるおい肌を保つための方法をお教えいたします!ぜひ最後までご覧ください。
お肌の乾燥の原因とは?
まずはお肌が乾燥する原因について知っておきましょう。原因を知ると対策方法についての理解を深めることができますよ。
乾燥肌の状態を知る
うるおい溢れる肌の角層には、約15%~20%の水分が含まれています。この角質にある水分が失われ、お肌の水分量が10%以下になってしまったのが、いわゆる乾燥肌という状態です。
乾燥肌になると、肌がカサカサして、肌荒れ・小じわなどの肌トラブルを起こしやすくなるほか、シワやニキビの原因になる場合も。
乾燥肌になる原因を知る
水分が失われることで乾燥肌となってしまうわけですが、その原因についてもさまざまあります。
秋冬の間の乾燥肌には、主に以下の原因が考えられます。
・季節の変わりめに起こる身体的変化
・外部環境の乾燥
・夏の間の紫外線ダメージ
・間違ったスキンケア
季節の変わりめに起こる身体的変化
夏から秋冬にかけて外気温が低下すると肌の表面温度が下がり、血管が収縮し、血液の流れが滞りやすくなります。すると肌のターンオーバーが遅れがちになると共に、 皮脂の分泌量が減少。1次バリアである皮脂膜がつくられにくくなってしまいます。
※ターンオーバーについて詳しく知りたい方は以下からご覧いただけます。
外部環境の乾燥
これは既にご存じだと思いますが、秋冬になると湿度自体が低下してしまい、空気が乾くため、とうぜん肌も乾燥しやすくなってしまいますよね。
夏の間の紫外線ダメージ
夏の間の紫外線ダメージも乾燥をさせる原因です。紫外線は肌のバリア機能を低下させてしまうため、その分乾燥しやすくなってしまいます。夏の間にたくさん紫外線を浴びた!日焼け止めもほとんどつけてない!という人は要注意ですよ。
間違ったスキンケア
間違ったスキンケアによって乾燥肌になりがちというのは、秋冬だけには限りません。しかし、前述した原因と相まって、年中同じスキンケアを行うなどしている場合、秋冬になることで、さらに乾燥を感じやすくなってしまいます。
間違ったスキンケアは、強すぎ洗顔料・ゴシゴシ洗顔・過剰な洗顔・熱すぎる湯船・長時間入浴といったように、いろいろ考えられますが、思い当たるものがある人は要注意です。
さまざまな要因によって乾燥してしまう私たちの肌。
乾燥によって皮脂膜が減少すると、美肌をキープするためにとても大事セラミドも減少してしまいます。
続いては、このセラミドについて知っておきましょう。
皮脂の減少は、セラミドの減少を招く?
皮脂の分泌量が減り、1次バリアである皮脂膜が薄くなると、その下にある2次バリアである、細胞と細胞の間を埋めて潤いをキープする役割を持つ細胞間脂質のセラミドが減少してしまい、どんどん乾燥が進んでしまいます。
そのため秋冬時期は特に、セラミド補給と油分で膜をして、肌から水分が蒸散するのを防ぐ必要があります。
上記の画像はバリアの減少により水分を保てていないお肌です。
こういった肌の状態を改善するためには、不足した部分を補える化粧品を使ったり、お肌への刺激をできるだけ抑えたり上手に改善していきたいですね。
秋冬の乾燥肌、5つのお手入れポイント
それではここからは具体的な乾燥肌のお手入れポイントをご紹介していきます!
①お肌のバリアを壊さないように、しっかりと洗顔し汚れを落とす
夏の紫外線で疲れた肌はターンオーバーが乱れやすくなっています。
適切な洗顔で、メイクや汚れ、そして老化した角質を取って新陳代謝(ターンオーバー)を整えましょう!
ちなみに皮膚に必要な皮脂成分や角質細胞まで取り除き、バリア機能を低下させる恐れがあるので、洗浄力が強すぎる合成界面活性剤が使用されている洗顔剤は、この時期はとくに使わないようにしましょう。
また、洗顔中・洗顔後は手やタオルで強くゴシゴシ擦ったりは厳禁です!このタオルが一番肌を傷つけているため、タオルを使うなら優しく丁寧に水分をとるだけにしましょう。
②化粧水や保湿ジェルをいつもよりタップリと!
秋冬は外気温や湿度の低下により、乾燥や血行が悪くなり肌のターンオーバーが遅れがちになる季節です。
いつもより保湿を意識して、化粧水はたっぷりめに使うようにしましょう。
また、軽くマッサージしながらつけることで、血行が良くなり、肌のターンオーバーを促進させることにもつながりますよ。
③セラミドを補給し、肌のバリアを強化する
秋冬時期は、夏の間の角質をケアしながら、乾燥肌対策も行う必要があるため、肌が敏感になりがち。そんな敏感な状態を救ってくれるのが、セラミドコスメです。
秋冬はとくにセラミドが含まれる美容液や化粧水などの化粧品をお肌のスキンケアに取り入れましょう。
できれば人間の細胞間脂質と同じラメラ構造を持つ、天然セラミドが含まれていればなお良しです。
天然セラミドをたっぷり補給し、乾燥、刺激を受けにくい素肌をつくりましょう。
おすすめのセラミドコスメはこちらです。
④油分を補って「潤い」を閉じ込める
外気の影響以外でも皮脂膜をつくる水と皮脂の量は、年齢とともに分泌量が減少します。
*60代になると75%の人が乾燥肌にともなうかゆみやトラブルに悩んでいるということです。
スキンケアの最後に乳液・クリーム・オイルなどで皮脂膜を補給し、水分の蒸散を防ぎ、潤いを閉じ込めるようにしましょう。
おすすめはべたつかずさっぱり使えて、しっかり保湿できる、保湿ジェルです。
*参考:バイオウェザーサービス
⑤室内の温度と湿度を調整する
当たり前の事ですが、室内環境にも気を付けましょう!
お肌に良い環境とは
温度 25度
湿度 60~65%
もちろん暖房のきいた部屋では、加湿器をつけるのを徹底してください。
まとめ
さて、乾燥肌の原因と対策についてをご紹介させていただきました。
最近ではちまたに色々な美容成分があふれていますが、
しっかり原因を踏まえたうえで、きちんと効果のある対策をとっていきたいですよね!
そんな時にこのコラムが少しでも役に立てれば幸いです。
それではまた明日♪