ホホバオイルの効果や副作用について詳しく解説!コスメの選び方も紹介!
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ドラッグストアや、コスメ店などに行くと、「ホホバオイル」という言葉が目に入ります。ホホバオイルには、「なんとなく肌によさそう」というイメージを抱く人が多いでしょう。実際にはどんな使い方をするのでしょうか。保管方法や、デメリットもあわせて解説します。
ホホバオイルとは?
美容に高い関心を持つ人も、さほどではないという人のどちらも、「ホホバオイル」を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。このホホバオイルの原材料は、何からできているか、ご存じですか?
メキシコ原産の「ホホバ」から抽出
![ホホバの写真](https://sabina.jp/wp-content/uploads/2022/02/ホホバ.jpg)
メキシコ原産の「ホホバ」という植物の種から抽出したオイルが、ホホバオイルです。このホホバは、砂漠地帯でも生息できるといわれます。つまり、水分を蓄える能力がとても高いのが特徴。栄養分も豊富なことから、スキンケア・ヘアケアなどに広く愛用されています。
主成分が人間の皮脂に近い
![ホホバオイルは主成分が人間の皮脂に近い](https://sabina.jp/wp-content/uploads/2022/02/メディアコラム用画像作成テンプレート-600-×-450-pxのコピー-26.jpg)
ホホバオイルの主成分は「ワックスエステル」といいます。ワックスエステルは、人間の皮脂に近い成分でできています。また、ビタミン・ミネラル・アミノ酸など、私たちの肌によいとされる成分も含まれています。
マッコウクジラ油の代用としても利用される
![マッコウクジラ油の代用としても利用される](https://sabina.jp/wp-content/uploads/2022/02/メディアコラム用画像作成テンプレート-600-×-450-pxのコピー-27.jpg)
かつて、マッコウクジラ油もホホバオイルのように利用されてきましたが、現在は入手が難しくなっています。マッコウクジラ油は主に工業目的(灯火用燃料、火薬、洗剤など)で利用されていました。このマッコウクジラ油の代用として、ホホバオイルが使われることもあります。
ホホバオイルの効果
私たち人間にとって、大きなメリットを持つホホバオイル。実際に期待できる効果は、どんなものでしょうか?
髪の保湿
![髪の保湿](https://sabina.jp/wp-content/uploads/2022/02/ヘアケア保湿.jpg)
職場の環境や、年齢などさまざまな理由で、髪の質は左右されます。とくに冬や夏は紫外線や静電気などで痛みやすく、パサつきが気になるシーンが出てくるでしょう。ホホバオイルを髪全体になじませると、髪のパサつきや乾燥から守ってくれます。匂いはほとんどなく、敏感な方でも安心できるでしょう。オイル自体も軽い付け心地で、べたつきもほぼ感じられません。人と会っても、重い印象を与えることはないでしょう。
頭皮のケア
![頭皮ケア](https://sabina.jp/wp-content/uploads/2022/02/頭皮ケア.jpg)
ホホバオイルは、人の皮脂に近い成分を持っています。そのため、頭皮のケアにも有効だといわれています。毛穴に詰まった汚れを浮かせて、きれいにしてくれます。それ以外にも、頭皮のにおいも抑える効果が期待できます。
肌のきめを整える
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ホホバオイルは、保湿力に加えて抗酸化作用があります。肌になじませて使用すると、シミやしわの予防や、肌のきめを整える効果があるといわれています。
抗酸化作用とは?
そもそも、酸化作用とは何でしょうか?私たちがどんな影響を受けるのか、見てみましょう。
酸化ダメージとは
![紫外線ダメージ](https://sabina.jp/wp-content/uploads/2022/02/紫外線.jpg)
紫外線・喫煙や大気汚染・ストレスなどの影響で、活性酸素が体内に発生します。活性酸素は体内に蓄積されると、肌や身体に悪影響を及ぼしてしまうといわれています。ただし、酸化作用は必ずしも悪くありません。私たちが日頃している呼吸も、酸素を吸って二酸化炭素として吐き出しているのです。これを酸化反応といい、私たちが生きていくうえで欠かせないことですが、酸化ダメージが蓄積されていったり、年齢とともに抗酸化力が弱まっていったりすると影響が現れてしまいます。
酸化ダメージの影響
![肌のシミ](https://sabina.jp/wp-content/uploads/2022/02/シミ.jpg)
酸化ダメージによる影響はさまざまですが、代表的なものは、肌のシミやしわ・ごわつき・くすみなどを引き起こす可能性も考えられます。人体にはもともと、酸化ダメージから守るための抗酸化力が備わっていますが、その力は年齢とともに低下していきます。
規則正しい生活やストレス発散・免疫力の向上を意識して、抗酸化力の働きを維持していくとよいでしょう。もちろん、ホホバオイルを用いるのもひとつの手です。
ホホバオイルの副作用
![皮膚の痒み](https://sabina.jp/wp-content/uploads/2022/02/痒み.jpg)
自然由来のオイルで、皮脂に近い成分を持つホホバオイル。しかし、リスクやデメリットもはらんでいます。ここでは、考えられるリスクを4つ挙げます。
油焼けのリスク
ホホバオイルで油焼けを起こす可能性は、ほぼありません。しかし、日焼け止めとして使うのは、避けた方がよいでしょう。まれに、ホホバオイルだけを日焼け止めとして使用した結果、かえって日焼けしてしまったというケースがあります。日焼け止めと併用すると、このリスクを回避できます。
かゆみやかぶれ
誰でも使えることがメリットのホホバオイルも、100%かゆみやかぶれが起こらない保証はされていません。アレルギーを持っている人(とくに植物アレルギー)が使用するときは、かゆみやかぶれなどのトラブルを引き起こす恐れがあるため注意してください。もしそのような状態が見られたら、速やかに洗い流いながすようにしましょう。
肌荒れ・ニキビ
ホホバオイルは、肌の角栓の詰まりをきれいにして、肌を守ってくれるメリットがあります。ただし、オイリー肌の人など、肌質によっては、かえってニキビや肌荒れなどの原因になり得ます。使用する前に、自分の肌質をチェックしてみると、このトラブルを回避できます。
カビの発生
ホホバオイルは、乾燥した場所での保管が推奨されています。湿度の多いところに置いておくと、カビが発生することもあります。一度ボトル内部にカビが発生したホホバオイルは、もう使えません。保管するときは、場所に充分気をつけましょう。
ホホバオイルコスメの選び方
![](https://sabina.jp/wp-content/uploads/2022/02/オイル-2.jpg)
ホホバオイルのデメリットを把握した上で、ホホバオイルを使用したコスメの選び方を説明します。ホホバオイルには、大きく分けて2種類あります。
クリアホホバオイル
加熱精製をし、透明になったオイルを指していいます。不純物が除去されているため、刺激が少なく、安心して使えることがメリットです。ただし、加熱精製によって、栄養素も減少してしまっています。また、精製の段階で、添加物が入っている可能性を否定できません。
ゴールデンホホバオイル
未精製のホホバオイルは、きれいな黄金色をしています。ホホバオイルの栄養が、ほぼそのまま残っているため、期待できる効果はクリアなものより大きいといわれます。しかし、その分価格も高めで、敏感な人にとっては刺激を感じやすいデメリットがあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。ホホバオイルは、肌や髪など、美容に欠かせない部分で活躍します。自分に合ったオイルを選び、正しい方法で使用してください。