産後にシミが増える原因と効果的なスキンケア方法とは?
待ちに待った赤ちゃんを出産し、お世話で寝不足になったり、育児に忙しかったりなかなかスキンケアに時間を割けないことって多いですよね。
鏡で自分の顔を見たら、シミが増えてる!なんてショッキングな経験をすることも当たり前に起きてしまいます。
そこで今回は、産後にシミが増える原因と産後のシミケアについてご紹介します。
もしかしたら、シミの悩みを1つ解消できるかもしれませんよ。
産後にシミが増える原因
シミは妊娠や出産で女性ホルモンが変化して増えることがあります。
女性ホルモンといえば、エストロゲンとプロゲステロンがありますが、特にプロゲステロンがシミを引き起こすメラニンの生成を促してしまうため、産後にシミが増えます。
産後にできる2つのシミ
シミの種類もたくさんありますが、産後にできやすいシミがあるのはご存じでしょうか?
産後にできるシミとして挙げられるのが、肝斑とそばかすです。
肝斑とそばかすについてそれぞれご紹介していますので、自分のシミがどちらのシミなのか確認してみましょう。
産後にできるシミ①肝斑
産後は、女性ホルモンの乱れにより肝斑ができます。
実は、シミケアをしないと額や口の周りにまで広がってしまうシミです。
肝斑の特徴をまとめましたので確認してみましょう。
肝斑の特徴
・淡い褐色のシミが両頬にある
・30代から40代に多いシミ
・妊娠中にできた
・輪郭がぼやけていてモヤモヤした形のシミ
・シミは左右対称
産後にできるシミ②そばかす
産後だけでなく、紫外線によってシミできるのがそばかすです。
両頬にポツポツ小さくできるシミのことです。
そばかすの特徴
・小さい頃からできていた
・鼻や頬に茶色の小さな斑点がある
・肩や腕、手にも小さな斑点がある
・季節によって色の濃さが違う
産後に消えるシミと消えないシミ
実際、できたシミが消えるのか消えないのかが気になる所ですよね。実は、産後にできたシミは消えるシミと消えないシミがあります。
妊娠中にできたシミの肝斑は、シミケアをすることにより産後数か月で消えることがあります。
しかし、幼少期からのそばかすは消えません。
また、女性ホルモンよるシミではなく紫外線によるシミの場合は、シミケアをすることで消える場合もあります。
産後にできたシミは、生理の再開とともに女性ホルモンが整い消えることがあります。
個人差はありますが、生理は早い人で産後3か月遅くても産後1年ほどで再開し、
女性ホルモンは妊娠中から変化するため、シミケアをするなら妊娠中から行うとシミが早く消える場合があります。
妊娠中のシミケア注意点
妊娠中は赤ちゃんに影響が及ぶため薬が飲めません。さらに妊娠中から産後は肌が敏感な時期ですので、肌に負担がかかるレーザーなどの治療は控えましょう。
産後でもできるシミケア
薬もダメ、レーザー治療もダメならどうやってシミケアをすればいいの?とお悩みの人もいらっしゃいます。
産後は、赤ちゃんのお世話が大変で昼夜逆転生活をしているママもいて、寝不足やスキンケアに時間をかけている暇がほとんどありません。
そこで、産後のママでも負担にならないシミケアをご紹介します。
ぜひ取り入れやすいものから試してみてくださいね。
肝斑のシミケア
バランスの良い食事をすることで、ホルモンバランスを整えてくれたりメラニンを作りにくくしてくれたりします。
特に、ビタミンCや大豆イソフラボンそしてビタミンEを積極的に摂ることをおすすめします。
ビタミンCには、シミの原因となるメラニンを作りにくくしてくれたりコラーゲンの生成をサポートしてくれたりする作用がありますし、大豆イソフラボンには女性ホルモンのエストロゲンと同様の働きをしてくれるため、女性ホルモンの乱れを整えることができますよ。
・バランスの良い食事をする
・日焼け止めを塗る
・ストレスを解消するために息抜きをする
・美白の化粧品を使う
・卒乳をしたら、トラネキサム酸とビタミンCの外服薬、内服薬を使用する
また、美白化粧品を使ったスキンケアをするのもおすすめです。
プラセンタやトラネキサム酸が入っている化粧品を使いましょう。
サビーナ自然化粧品では、ピュアブランチェLという美容液があります。
化粧水を塗ったあと、ピュアブランチェLを気になるシミの部分になじませるだけでOKです。
なかなか、効果が見られない場合は卒乳後に皮膚科を受診しトラネキサム酸とビタミンCの外服薬、内服薬を処方してもらいましょう。
NGな肝斑のシミケア
フェイスマッサージ
→皮膚を強めに摩擦させると、刺激になり肝斑を悪化させてしまいます。
そばかすのシミケア
L-システインとは、シミの原因のメラニンを排出するターンオーバーをサポートしてくれる栄養成分です。特に、大豆や小麦などに多く含まれています。また、ビタミンEとはビタミンCの効果を高めてくれる成分でアボカドに多く含まれています。ビタミンCと一緒に取り入れたいですね。
そばかすに効果があるシートマスクは、ビタミンCが入っているタイプです。
シートマスクを5分~10分した後、乳液をシートマスクに塗って、塗った面を肌に乗せてさらに5分~10分すると肌がもっちりしますよ。
・日焼け止めを塗る
・L-システイン・ビタミンC・ビタミンEを摂ることでターンオーバーを促す
・シートマスクを使う
・美白の化粧品を使う
美白美容液を取り入れてみるのも効果的です。
サビーナ自然化粧品では、ホワイトメローエッセンスという美容液がおすすめです。
メラニンの生成を抑制するだけでなく、できてしまったシミに直接アプローチしてくれますよ。化粧水のあとに、顔に伸ばすだけでOKなので時間がないときでも取り入れやすくおすすめです。
なかなかそばかすが消えない場合は、皮膚科を受診しお医者さんに相談してみましょう。
NGなそばかすのシミケア
スクラブ洗顔
→角層を薄くしてしまい、バリア機能を低下させてしまいます。
シミを増やさないためにできる簡単シミケア
これからシミを増やさないために、産後でも簡単にできるシミケアをまとめるとポイントは6つ。
ぜひ以下の点に注意して、産後のシミをケアしていきましょう!
①ターンオーバーを整えるために保湿をしっかりする
②日焼け止めをしっかり塗る
③外出時には帽子を被る
④ビタミンCとビタミンAを摂る
⑤美白ケアの化粧品を使う
⑥睡眠をしっかりとる
シミに合ったケアで、忙しい子育て中でもきれいなママに!
産後は女性ホルモンが乱れている時期です。お肌も敏感なので、肌に負担がかかるシミケアは控えましょう。
今回ご紹介した、肝斑やそばかすのシミケアを参考にまずは自分ができるシミケアから行ってみてくださいね。子育て中は寝不足やお世話でスキンケアまで時間が取れないこともありますが、簡単にできるシミケアもあります。
さらに、女性ホルモンが整ってくると消えるシミもあるので、これからシミが増えないようにシミケアしていくことが大切ですよ。