美容液をまだ使ってないの?スキンケアにおける美容液の役割や商品選び、使い方を徹底解説
美容液という存在は知っているものの、さまざまな種類があり、必要性がピンと来ていないという理由で使っていない方もいるでしょう。
デイリーケアというと化粧水や乳液・クリームが基本ですが、実は美容液も欠かせないアイテムです。
気になっていたという方はもちろん、これから試してみたいという方のために、美容液の役割や特徴、商品選びから正しい使い方までを詳しく解説します。
この記事で分かる事
・スキンケアにおける美容液の役割
・目的に合う美容液の選び方
・美容液の正しい取り入れ方
美容液って必要?美容液の役割と必要性
結論から言うと、美容液はスキンケアに必要。
日々のお手入れに取り入れたい肌ケアアイテムのひとつです。
目的や役割を理解して自分に合った美容液を選ぶことで、健康的な肌づくりの強い味方となってくれます。
美容液とは?
美容液は一般的に、高濃度の美容成分を含むスキンケアアイテムを差します。
化粧水や乳液、クリームなどの基礎化粧品よりも美容成分が多く配合されており、ベーシックケアでは補いきれない肌に必要な成分を補強する機能を備えているのが特徴です。
基礎化粧品と合わせて使うスペシャルケアアイテムのひとつにカテゴライズされていますが、保湿成分を含む製品も多く、基礎化粧品の効果や肌本来のバリア機能を高める効果も期待できるため、毎日使うのが理想です。
化粧水・乳液と美容液の違い
化粧水や乳液・クリームと美容液は、使用目的が異なります。
化粧水や乳液・クリームは保湿が主な目的です。
肌にうるおいを与えて水分量を保ち、なめらかな肌を維持しています。
それに対し、美容液は美白やしわの防止・改善など、衰えてきた肌の機能を補うことを主な目的としています。
化粧水 | 肌の保水(水分補給)、保湿が目的 |
乳液・クリーム | 肌バランス、うるおいの保持が目的 |
美容液 | 肌機能の補強、肌悩みのケアが目的 |
化粧水や乳液・クリームだけではケアが不十分というわけではありませんが、最近の美容液は、特定の効能・効果に特化したものが多いです。
基礎化粧品と比べると美容液は付加価値が高い化粧品といえるため、健やかな肌を維持するためにも肌悩みにあった美容液を選び、日々のスキンケアに取り入れることが大切です。
美容液の有無で肌に違いは出る?
肌の状態は、ライフスタイルによっても変わってくるため、美容液の有無で肌のコンディションが大きく変わることはありません。
しかし、美容液を活用して、若いうちから年齢に応じたエイジングケアを始めることで、健康的な肌状態を保ちやすくなります。
年齢を重ねるほど肌の機能が衰えるため、乾燥や小じわなどで悩みたくないという方は、美容液の必要性が高くなる前から美容液を活用するとよいかもしれません。
美容液の種類と目的別の選び方
美容液は、特定の肌悩みに特化した効能・効果を持つアイテムなので、肌の状態や悩みに応じたものを選ぶのがポイントです。
美容液といっても種類が複数あるため、代表的な種類を5つピックアップし、どのような悩みに効果的なのかを解説します。
保湿美容液:保湿ケアを見直したい方におすすめ
肌トラブルの多くは乾燥が原因なので、保湿ケアを見直すだけで肌悩みの改善が期待できます。
特に、乾燥肌やしわが気になる方におすすめです。
保湿に特化した美容液は比較的コスパが良いので、日々のスキンケアで保湿不足を感じているなら保湿美容液をプラスするとよいでしょう。
エイジング美容液:加齢による肌トラブルが悩みという方におすすめ
年齢を重ねることで失われやすい肌のハリやうるおい、くすみなどの悩みに特化しているのが、「プラセンタ」や「植物由来エキス」などの有効成分が配合されたエイジング美容液です。
たるみやくすみなどが気になりだしたら、日々のスキンケアにエイジング美容液をプラスしましょう。
美白美容液:外出が多い方やシミを防ぎたい方におすすめ
美白美容液は、日焼けによるシミや色素沈着を防ぐことを目的としています。
シミのもとにアプローチして、シミが生成されるのを未然に防ぐ働きがあるので、屋外で過ごすことが多い方には美白美容液がおすすめです。
薬用美容液:大人ニキビや肌荒れなどがある方でも使いやすい
薬用美容液は、一般的な化粧品と医薬品の中間にあたる薬用化粧品・医薬部外品です。
ニキビや肌荒れなどに有効的な成分が配合されており、美容液としての効果だけでなく、ニキビや肌荒れといった肌トラブルに対する効果も期待できます。
ブースター(導入)美容液:日々のスキンケアの効果を高めたいときに
ブースター(導入)美容液も美容液の一種ですが、特定の肌悩みに特化したものではなく、基礎化粧品の働きを高めることを目的としています。
肌のターンオーバーを促したり、肌の表面を柔らかくしたりするものなど、タイプもさまざまです。
基礎化粧品の効果が感じられにくいときなどにブースター(導入)美容液を試してみるとよいでしょう。
美容液の効果的な使い方
使ったことがなければ、美容液をどのタイミングで使うべきかわからないという方も多いでしょう。
スキンケアの基本的な流れをおさらいしつつ、美容液の順番について紹介します。
美容液はいつ使う?スキンケアの正しい順番
基本的には【ブースター(導入)美容液→化粧水→目的別美容液→乳液→クリーム】の順で使用します。
使用回数は、朝と夜の1日2回が基本です。
ただし、使用タイミングが異なる商品や朝か夜のいずれか1回という商品があります。
間違えると肌トラブルの原因につながるため、使い始める前にパッケージや説明書きを確認しておくようにしましょう。
美容液を使うときの注意点
美容液はスペシャルケアといわれていますが、毎日使用してこそ発揮されるアイテムです。
1回の使用だけでは効果が実感されにくいため大量に塗ろうとされる方もいますが、適量を守り、使用後の肌トラブルなどがないのであれば、使い切るまで続けて様子を見ましょう。
美容液の効果を高めるポイント
早めに使い切る
美容液の中には高価なものがありますが、もったいないからといってチビチビ使っていると、有用性のある成分の効果・効能が低下し、本来の効果が期待できないこともあります。開封後は、1~3か月以内を目安に使い切りましょう。
2種類の美容液を使うときはテクスチャーの軽いものから使用
肌悩みによっては、複数の美容液を使用するケースがあります。2種類以上の美容液を重ねる場合は、一番油分が多い美容液を最後に塗るのがポイントです。
テクスチャーの軽いものは浸透がスムーズで、後から使用する美容液の有効成分が入りにくくなるのを防ぐことができます。
まとめ:美容液の役割を理解して自分の肌に合ったものを使おう
美容液には、特定の肌悩みに特化した有効成分で肌の機能を補うという役割があります。
ただ、効果を実感するためには、自分の肌悩みにあった美容液を選ぶことが大切です。
サビーナ自然化粧品では、さまざまな目的で選べる美容液がそろっています。
気になる症状がある方はもちろん、まだ目立った悩みがない方も美容液を日々のスキンケアに取り入れて健やかな肌を保ちましょう。