気になるスキンケアコスメ分析/リニュー プライムミルク
本日の気になるコスメ成分分析は、
リニューさんの「リニュー プライムミルク」を分析させていただきます。
洗顔後に使う先行乳液ですが、化粧水やクリーム不要でこれ1本で完結するアイテム!乳液派の人には気になるアイテムではないでしょうか?乳液はさっぱりしすぎて嫌だ・自分の肌質や季節に合わせた乳液を取り入れたいという人は、ぜひチェックしてみてください。
それではさっそくいってみましょう!
リニュー プライムミルクの概要
プライムミルクは洗顔後にこれ1本で化粧水と乳液とクリームの3役をこなすすぐれたアイテムです。
乾燥肌・混合肌・普通肌用の3タイプあるため、自分の肌質や季節に合わせて変更できるのも大きなポイント。乳液よりもしっとりとしてい肌になじみやすいため、普通の乳液だと物足りないという人にもぴったりのアイテムですよ。
リニュー プライムミルクの3つのポイント
1本で3役こなすオールインワン乳液
プライムミルクはみずみずしくもテクスチャーが濃厚なので、潤す・守るというステップがコレ1つでしっかりこなせるオールインワン乳液です。
肌質に応じた3つのラインナップ
乾燥肌用・混合肌用・普通肌用と、肌質に応じて選べる3つのラインナップも特徴。季節に応じて肌質が変わる人にも便利ですよ。
各種肌テストや無添加処方で敏感肌でも
アレルギーテスト・敏感肌さんのパッチテスト・スティンギングテストを経ており、敏感肌の人でも使えるのがうれしいですね。また、アルコール・パラベンはフリーで、無香料・無着色ですよ。
リニュー プライムミルクの口コミ・レビューとりまとめ
好評化が目立つアイテムです。敏感肌さんにも評価が高く、肌への優しさは際立っているようです。ただ化粧水やクリームを併用している人もいるようで、人によっては保湿力は物足りないという感想も。
乾燥肌用のⅢが一番保湿力が高いタイプなので、保湿力を求める場合はⅢを試してみてはいかがでしょうか。また、使いやすさは高評価を出す人も多く、使い勝手の良さを求める人にもおすすめですよ。
チェック項目 | 評価 |
効果 | ★★★ |
保湿力 | ★★★ |
価格/コスパ | ★★★★ |
使いやすさ | ★★★★★ |
時短力 | ★★★ |
総合評価 | 3.6 点(5点満点中) |
Aさん
普通肌/29歳
デパコス品質でこの価格はお得です。出したときはこっくりとしたクリームですが、肌になじませるとみずみずしく変化します。1本でも十分ですが、そのあとに化粧水や美容液を使うとさらに浸透します。
Bさん
乾燥肌/37歳
めちゃくちゃ使いやすいです。とろっとしてて伸びが良い。プッシュタイプなのでお風呂上りでも簡単に使えます。
Cさん
乾燥肌/30歳
時間を問わずに乾燥したときには使ってます。ミルクですがベタつきはほとんど感じません。
リニュー プライムミルクの主要成分分析
全成分表記
水、グリセリン、BG、水添ポリイソブテン、イソノナン酸イソトリデシル、ステアリン酸ソルビタン、イソステアリン酸PG、ステアリン酸グリセリル、水添ナタネ油アルコール、ベタイン、PEG/PPG/ポリブチレングリコール-8/5/3グリセリン、月見草油、メマツヨイグサ種子エキス、ヤマフジ葉エキス、セラミド2、セラミド3、マカデミアナッツ脂肪酸フィトステリル、ダイズステロール、スクワラン、トリ(カプリル酸/カプリン酸/ミリスチン酸/ステアリン酸)グリセリル、グルタミン酸Na、マカデミア種子油、イノシトール、オウレンエキス、グリチルレチン酸ステアリル、(メタクリル酸グリセリルアミドエチル/メタクリル酸ステアリル)コポリマー、アルギニン、キサンタンガム、カルボマー、(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー、ヤシ脂肪酸スクロース、ヒドロキシプロピルシクロデキストリン、シメチコン、メタリン酸Na、トコフェロール、エチルヘキシルグリセリン、フェノキシエタノール、ブチルカルバミン酸ヨウ化プロピニル
成分効果まとめ
本アイテムの成分による効果や特徴のポイントをまとめると以下となります。あくまで成分から予測される効果となります。実際の効果とは異なる可能性もあるため、参考までにとどめていただけると幸いです。
①バリア機能を高める保湿成分セラミド
②保湿剤多めのしっかり保湿
③防腐剤も低刺激タイプ
④油分と水分を混ぜてさらっとさせつつも保湿力を高めている
各成分詳細の説明は以下をご覧ください。
※全成分が多い製品は、主要成分のみを記載しております。
また、以下で記載している成分説明は、あくまで成分に対しての効果効能であり、本製品の効果効能を約束するものではありません。
水
化粧品に配合される大半を占める成分の水。一口に水といっても、精製水・天然深層水・海洋深層水・温泉水などさまざまな種類があります。成分表記には水としか書かれていないため、アイテムの説明を読んでみましょう。特殊な水を使用している場合は、説明に書いてあることもあります。とくに何も書かれていない場合は、水道水をろ過してつくった精製水の可能性が高いです。山水や地下水などを利用する天然深層水や、深海からとってくる海洋深層水を採用している場合は、輸送コストなどから価格が高くなる傾向がありますが、分子の大きさが細かく、ただの精製水と比べて浸透率が高まるため、肌への潤い効果や他の美容成分の浸透率を高めてくれますよ。
グリセリン
グリセリンは保湿目的で使われます。配合されるとしっとり感が強くなるのが特徴。また、成分の大きさが小さいため、角質層の奥までしっかり浸透するという特徴もあります。
1,3-ブチレングリコ ール
化粧品成分でよく見る保湿剤。さっぱりとした使い心地で、角層に浸透し内部の水分量を増加させることで保湿する成分です。その他にも防腐補助や溶剤としての機能も備えています。
水添ポリイソブテン
ワセリンなどと同様の鉱物オイルの一種。肌刺激はなく、粘度を調節したり油性の元となる素材として配合されます。
イソノナン酸イソトリデシル
乾燥肌などを整える効果があり、皮膚からの水分蒸発を抑える機能があります。
ステアリン酸ソルビタン
主に乳化の目的に配合されます。乳化は水と油などの通常混ざらない成分を混ぜることを言います。
イソステアリン酸PG
乳化を目的として化粧品に配合されます。水と油を混ぜ合わせてなめらかにすることができます。
自己乳化型モノステアリン酸グリセリル
乳化を目的としてさまざまな成分と一緒に化粧品に配合されます。皮膚刺激もほとんどなく、化粧品をなめらかにすることができます。
水添ナタネ油アルコール
ナタネ油を還元したアルコール成分。
水添ナタネ油アルコール
ナタネ油から作られている成分です。オイル系の基剤として配合され、テクスチャーの硬さを調節します。
ベタイン
アミノ酸誘導体であるベタインは、角質層の水分量を増加させ、保湿する作用をもっています。またテクスチャーを滑らかにし感触を改良する効果もあります。
PEG/PPG/ポリブチレングリコール-8/5/3グリセリン
保湿力が高く、高配合しても感触に影響を与えないため、化粧品によく使われる成分です。
月見草油
メマツヨイグサから抽出されたオイルで、γ-リノレン酸を含有しています。γ-リノレン酸は最も細胞膜に浸透しやすい脂肪酸として知られています。保湿力が高く、肌に柔軟性と弾力性をあたえてくれる成分です。
メマツヨイグサ種子エキス
メマツヨイグサの種子から抽出できるエキスです。リノール酸・γ-リノレン酸・カテキン・エラグ酸などで構成されており、抗酸化作用・色素沈着抑制作用・抗老化作用などがあります。美白ケアやエイジングケアを行いたい人は注目したい成分ですよ。
ヤマフジ葉エキス
ヤマフジの葉のエキスです。角層をケアして肌をみずみずしく整えてくれます。
セラミド(NG・AP・AG・NP・EOPなど)
人の肌にも存在し、肌のバリア機能には必須の成分です。角質層に存在するセラミドは12種類あり、それぞれ保湿・バリア改善といった作用があります。以前はセラミド1・セラミド2などで表記されておりましたが、現在はセラミドNG・セラミドAPなどで表記されるようになりました。
※セラミドNG、セラミドAP、セラミドAG、セラミドNP、セラミドEOPなど
マカデミアナッツ脂肪酸フィトステリル
マカデミアナッツ油から得られる成分で、主にしっとり感・ツヤ感を与える目的で配合されます。また、水を抱え込んで水分の蒸発を防ぐオイル系成分と組み合わせると、2倍以上も効果が高まると報告されています。
ダイズステロール
大豆から得られる成分です。乳化を安定させる目的で配合されます。また、皮膚への浸透性がよいため、肌をやわらかくする効果もあります。
スクワラン
由来となる原料はさまざまあるが、化粧品のテクスチャー・形を整えるために入れられたり、油に溶けるその他の成分を溶かすために入れられる成分です。刺激性もほとんどなく、化粧品にはよく使われています。
トリ(カプリル酸/カプリン酸/ミリスチン酸/ステアリン酸)グリセリル
肌のうえで溶けて滑らかな感触に変化させるなどの機能を与えるエモリエント成分として配合されます。
グルタミン酸Na
角質の水分量を増加させる保湿作用のある成分です。
マカデミア種子油
パルミチン酸・ステアリン酸・リノール酸・オレイン酸などで構成されるオイルです。人の肌にも含まれるパルミトレイン酸を多く含んでいるため、皮膚との親和性が高く、べたつきすぎず軽い使用感が特徴の成分。皮膚の水分蒸発を抑える効果もあります。
イノシトール
サプリメントにも配合される栄養素です。筋肉や神経細胞に存在しており、ビタミンに似た物質で、べたつきがないのが特徴。化粧品に配合される場合は、保湿や皮脂の改善・シワ改善効果などが期待されます。
オウレンエキス
オウレンの根・茎から抽出されたエキスのことです。
グリチルレチン酸ステアリル
抗アレルギー作用や抗炎症作用を有する成分です。医薬部外品でも0.3%の配合が上限として決められております。
(メタクリル酸グリセリルアミドエチル/メタクリル酸ステアリル)コポリマー
保湿成分として配合されています。セラミドと同様の働きをする成分として開発されており、併せてリフトアップ作用も持った新素材。サラサラしており、ツッパリ感はないのも特徴です。
アルギニン
食品や医薬品にも使われる成分で、角質の水分量を増加させて保湿する作用があります。また、pH調整や毛髪の修復作用によるパサつきを抑える目的で、ヘアケア製品にも配合されます。
キサンタンガム
化粧品の粘度を調整し、安定性を保つために入れられる成分です。
カルボキシビニルポリマー
さらっとした質感で、高粘度となる溶液を得るためによく利用される成分です。
(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー
化粧品の粘度を調整し、安定性を保つために入れられる成分です。ゲル状になることで水とオイルを混ぜる成分です。
ヤシ脂肪酸スクロース
ココナッツから得られる成分で、オレイン酸・リノール酸・ラウリン酸・ミリスチン酸・パルミチン酸・ステアリン酸などが含まれます。乳化を目的として化粧品に配合されます。
ヒドロキシプロピルシクロデキストリン
光や紫外線・熱などに対して不安定な物質を安定化させる目的などで配合されます。
シメチコン
泡を消す機能があるため、製品の仕上がり向上の目的で配合されます。
メタリン酸Na
品質や機能を劣化させる原因となる金属イオンを除去するために配合されます。
天然ビタミンEなど
製品自体の酸化を防ぐために配合される酸化防止剤です。
エチルヘキシルグリセリン
防腐補助・消臭効果などを期待して配合されます。つまり傷みにくく・臭いニオイを発生させないようにします。
フェノキシエタノール
化粧品には非常によく使われている防腐剤です。カビに対して優れた抗菌効果を有しています。パラベンより防腐効果は劣りますが、その分肌刺激も少ないため、敏感肌向けの化粧品にもよく使われています。
ブチルカルバミン酸ヨウ化プロピニル
真菌・酵母・カビ類に有効な合成防腐剤です。
まとめ
使いやすさが際立つ名品!肌質に合わせて取り入れてみよう
いかがでしたでしょうか。本日ご紹介したアイテムは、先行乳液という珍しいアイテムですが、肌質によってチョイスできるのが魅力ですね。また、ポンプタイプで使いやすいため、とりあえず時短できそうなアイテムを探している人もぜひ試してみてくださいね。
リニュープライムミルク
参考価格:2,420円(税込)
化粧水・乳液・クリームがコレ1本でOK!
洗顔後にこれ1本で化粧水と乳液とクリームの3役をこなすすぐれたアイテムです。乾燥肌・混合肌・普通肌用の3タイプあるため、自分の肌質や季節に合わせて変更できるのも大きなポイント。
乳液よりもしっとりとしてい肌になじみやすいため、普通の乳液だと物足りないという人にもぴったりのアイテムですよ。