簡単に出来る!目の疲れ・顔の疲れに有効なストレッチ!小顔マッサージで目のたるみも解消
初めまして!
今回からサビーナ自然化粧品さんのメディア「美肌コラム」にて執筆させていただく事になりました。
國分 麻美(こくぶん あさみ)と申します。
現在、柔道整復師という国家資格を生かして、札幌・円山にて女性専門の治療院(整体院)で院長をしております 、柔道整復師は厚生労働省に認められた国家資格で、怪我などのケアはもちろん、筋肉や骨格のプロとして医療に従事しております。
今後、こちらのコラムを通して多くの女性の美に関する悩みの改善法について、色々お話していけたらと思います。
女性の社会進出が当たり前になってきている今の時代。
家事や育児、仕事に追われ、セルフメンテナンス、セルフケアが出来ずに体調を崩される女性が多くなってきています。
しかし、女性は多少辛くても「頑張れてしまう」という特徴があります。
そんな「頑張れてしまう」皆様に、自宅でも簡単に出来るストレッチ方法をお伝えする事で、少しでもお力になれればと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
さて、本日のコラムは『小顔に有効なストレッチ&マッサージ』についてです。
ぜひ試してみてください。
こんな悩みは顔老化予備軍!
☑ 最近パソコンや、スマホを見る時間が増えて、目が異常に疲れて痛みがある、しばしばする
☑ パソコンやスマホを見ている時に、気づけば眉間にシワが寄っていたり、口周りに力が入っている
このような経験ありませんか?
この状態を放置していると、目の疲労だけでなく、ほうれい線や眉間のシワ、目元のシワの原因にもなってしまいます。普段お仕事でパソコンを使う事が多い人や、スマホを常に見ているような人は、ぜひこの記事を参考にお顔の若返りケアをしてみてください。
記事を読み終わった頃にはきっとあなたのお顔も目元パッチリ、血色良好、肌質改善しているかもしれませんよ。
老け顔を防ぐ為に鍛えるべき「表情筋」とは?
突然ですが、人間の顔に筋肉は何個あると思いますか?
実は、表情筋の種類はなんと「30個以上」と言われ、それが左右にあるので全部で「60個以上」の筋肉からお顔の表情は作られているんです。
腕などの筋肉とは違い、この表情筋は骨に付かず皮膚に付くため、細かな表情が作れると言われております。
また、主に使われている表情筋は全体の3割と言われており、残り7割はほとんど使われていないという驚きの事実もあります。そんな表情筋をしっかり使って老け顔を防ぐ為には、次の5つの表情筋を鍛える必要があります。
老け顔の原因となる表情筋5つ
①前頭筋(ぜんとうきん)
→眉毛を上に上げる働き
② 眼輪筋(がんりんきん)
→まぶたの開閉に関与して目元の表情を作る働き
③口輪筋(こうりんきん)
→口元の表情を作る働き
④顎筋(おとがいきん)
→くちびるから顎にかけてある筋肉。
⑤頬筋(きょうきん)
→口角を外に引き上げる働き
これらは主に表情を作り出す筋肉で、衰えてくると「老け顔」になると言われています。また、この表情筋は骨ではなく皮膚についている筋肉で、皮膚の影響を受けやすく、重力にも弱いという特徴があります。
表情筋が衰えると起こる老化現象
表情筋が衰えると以下のような症状が出やすくなります。
肌の血色が悪くなる
筋肉は血液を介して適温を保っています。しかし、筋肉が衰えてくると筋肉も冷え、顔も自然と青白くなってしまいます。そうなると、「元気がなさそう」「疲れている」と見られてしまうこともあります。
老け顔や怒り顔になる
ただでさえ全体の30%しか使えていない表情筋、その上さらに使えてない筋肉が増えてしまうと、どんどん表情は少なくなり常に怒ったような怒り顔になってしまいます。また「眉間にシワ」の癖がつきやすくなり「食いしばり」などのから口角が下がり「ほうれい線」が強く出て「老け顔」になってしまいます。
化粧ノリが悪くなる
筋肉と皮膚はお互いに支えあって依存しているので、筋肉が衰えると肌の「艶・ハリ」が落ちてしまいます。そうなると、お化粧も崩れやすく、綺麗に乗らない原因になります。
以上のことから普段からお肌のケアに合わせて、表情筋のケアも重要になってきます!ここからは簡単にできる、「表情筋ストレッチ」をお伝えしていきます。どこでも簡単にできるので、ぜひやってみてください。
顔の老化防止にオススメ!さしすせそストレッチ
やり方は簡単!
鏡に向かって大きく唇を動かして、「さ・し・す・せ・そ」と口を動かすだけです。
もちろん鏡ではなくてもお風呂の中でも、お化粧しながらでもO Kです。
さ:口角を縦・横に大きく広げるように「さ」の形を作りましょう。
し:口角を出来るだけ上にキュッと引き上げるように「し」の形を作ります。
す:出来るだけ口を前に突き出すようにすぼめて「す」の形を作ります。
せ:口角を出来るだけ上げて、下顎はしたに引き下げるように「せ」の形を作ります。
そ:「そ」の形を作りながら鼻の下の筋肉や口の周りの筋肉を伸ばすようにします。
これを、朝・昼・晩の3回行い、徐々に習慣化してみましょう!もちろん、それ以外でも時間がある時にやればやるほど筋肉は上手に動かせるようになります。
また、このストレッチに合わせて「目のまわり、まぶた等」も大きく開くように動かすことで、眼輪筋も動かすことができます。
ちなみに眼輪筋については、次で紹介する「眼輪マッサージ」が疲れ目や、目のたるみも解消してくれるのでオススメです!
疲れ目・たるみも解消!眼輪マッサージ4つのツボ
つぼ押しのやり方は、『親指で3−4秒かけてゆっくりじんわり押して、ゆっくり離す』を繰り返す事でマッサージを行います。次に紹介する部分を、ツボ押ししてみてください。
攅竹(さんちく)
眉頭の辺りにあるツボで、触ると少しくぼんでいます。
疲れ目、ドライアイ・たるみ、顔のむくみに有効
魚腰(ぎょよう)
眉の真ん中から少し目側に下りた辺りにあります。下から上に向けて押してみましょう。
眼瞼下垂、目の充血、目のむくみに有効
四白(しはく)
目玉の真下で、頬骨の一番高いところにあるつぼです。
目のくま、血色不良、まぶたのひきつりなどにも有効
下関(げかん)
耳の穴から指三本分のところで、口を開くと凹むところです。
耳鳴りや顎関節症、三叉神経(目や顎の神経)にも有効です
最後に
いかがでしたでしょうか。
エイジングケアに表情筋ケアがいかに大切かが伝わりましたでしょうか?
ぜひスキンケアと併せて、表情筋のケアも一緒に行ってみてください。
いつまでも若々しく、表情豊かな笑顔美人を作っていきましょう!