マスク肌荒れ対策に必要なバリアケアについて
こんにちは!いろいろある世の中ですが、今日もめげずに記事を書いていきたいと思います!
本日のテーマは「バリアケア」についてです。
マスクが手放せない世の中になり、肌荒れに悩む人が深刻化してきています。筆者のまわりでも、「妊娠中でただでさえ荒れやすいのにマスクでダブルパンチ」といった人が多く、本当にどうにかならないでしょうか?という相談をよくいただきます。
そこでマスク肌荒れに最も重要なバリアケアについて本日は書いていきたいと思います。
マスクで肌が荒れる理由
まず、マスクを日常的につけることで何故肌が荒れるのでしょうか?その原因を説明すると。
マスクをつけていると、息で内部が湿っているような感じになりますが、実は全くうるおっていません。ただ蒸れているだけの状態なので、菌が繁殖しやすく肌にも悪影響。
また、着けたり外したりすることで摩擦が生じてしまい、角質層が削られることで肌のバリア機能は低下し、デリケートになってしまいます。
さらに外したときには内部の湿気が一気に蒸発して肌が乾燥してしまうわけですね。
マスク肌荒れの原因
・蒸れによる雑菌繁殖
・着脱時の摩擦と乾燥
マスク肌荒れ対策
それではそんなマスク肌荒れを起こさないようにするにはどうすればよいのでしょうか。
対策①バリアケア
本記事のテーマで最も重要な対策と言えるのはバリアケアでしょう。肌を丈夫に保つことは、さまざまな刺激を受けにくい肌にすることです。それは何をすればいいの?となりますが、やり方については後述いたします。
対策②保湿ジェルを塗ってからつける
マスクの摩擦を防ぐために、装着前に保湿ジェルを塗ってからつけるようにしましょう。摩擦と共に乾燥も防いでくれますよ。また、保湿クリームではなく、べたつきが抑えられるジェルタイプがおすすめです。
化粧水やクリームと比べても、ジェルタイプは一番潤いを持続させる力が強いため、使いやすいうえにしっかり保湿してくれますよ。
対策③マスクを変える
肌に合わないマスクというのはあるものです。なんだか最近肌がよく荒れるな~と感じたら、とりあえずマスクを変えてみるのも手ですよ。マスクの選び方は以下で詳しくご紹介しています。
対策④やわらかい素材を間に挟む
不織布マスクが肌に刺激をうんでいる場合は、間にガーゼやコットンを挟むのも手です。やわらかめの素材を挟むことで肌への摩擦を軽減してくれますよ。
対策⑤マスクを外したらミスト化粧水を使う
マスクを外した瞬間の乾燥を防ぎたい場合、ミスト化粧水を使うのが簡単でおすすめです。外したときにシュシュと吹きかけるだけで肌に潤いを与えられますよ。ただし装着している時に上から吹きかけるのはNG。
バリアケアとは?
そもそもバリアケアとは一体なんなのかから説明しておきたいと思います。
私たちの肌は、小さな細胞が集まって形成されています。一番上にあるのが表皮ですが、その表皮の構造として一番上が皮脂膜、次が角質層となります。ただし皮脂膜は汗や皮脂から形成されるクリーム状の部分で、箇所によっては皮脂膜がほとんどないパーツもあります。よって一番外側の細胞は角質層であり、皮脂膜は天然の保湿成分ととらえられます。
バリアケアとは上図のうち、皮脂膜・角質層をスキンケアでサポートして、バリア力を高めることを言います。バリア力の高い肌は、乾燥がおきにくく、紫外線や摩擦といった外部刺激にも耐えられる強い肌となります。
ちなみに加齢によって肌が乾燥し敏感になっていくのは、この皮脂(皮脂膜)が減る・角質層内部の細胞が減って角質層が乱れるという2つの要因から起こります。つまりバリアケアを行うというのは、そのままエイジングケアにも繋がるということになりますので、ぜひ意識してやってみてください。
バリアケアのやり方
それではバリアケアのやり方について知っていきましょう。先ほども簡単にご紹介しましたが、バリアケアは皮脂膜と角質層という2つの肌構造にアプローチするやり方ですので、それぞれについて説明していきますね。
角質層のバリアケア
まずは角質層についてのバリアケアを説明するために、角質層の構造を知っておきましょう。上図(左)のように、角質層はレンガを組み合わせたような構造で、セラミド・天然保湿因子・角質細胞が折り重なってできています。
この構造が崩れると上図(右)のように外部の刺激に影響を受けやすく、かつ内部の水分が外に放出されやすい肌となってしまうわけです。
しかも加齢によってこのセラミドや天然保湿因子の数は減ってしまうため、年をとればとるほど肌内部は崩れていくことになります。それをできるだけ防ぐ・遅らせるにはセラミドや天然保湿因子をスキンケアで補給することによって、この構造を保つ必要があります。マスクに対するバリアケアも同様ですね。
皮脂膜のバリアケア
皮脂膜に対するケアは、油分を補うことでのバリアケアとなります。基本的に頬などの乾燥しやすい箇所は皮脂膜が少ないため、特に頬に刺激を生みやすいマスクをつける場合は、油分を追加してあげる必要があります。
これまでのように1日つけるくらいなら問題ないかもしれませんが、日常的にマスクを毎日使うとなれば、頬を中心に刺激が増え、肌荒れが増えてしまうのは当然。
必ずスキンケアで疑似皮脂膜をつけて肌を守ってあげましょう。
バリアケアにおすすめのアイテム
それでは最後にバリアケアにおすすめのアイテムをご紹介しておきたいと思います。角質層・皮脂膜それぞれのサポートにおすすめのアイテムですよ。
SABINAリッシュバリエールイミュ
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SABINAモイスチャースキンクエール
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