ケミカルピーリングとは?毛穴への効果や注意点を紹介

スキンケア

肌トラブルを解決するために、ケミカルピーリングを検討している人は多いかもしれません。

なかには、これからケミカルピーリングについて詳しい情報を集めようとしている人も少なくないでしょう。

ケミカルピーリングは主に毛穴トラブルを解消する目的で行いますが、利用する場合は注意点もあります。

ケミカルピーリングの効果を十分に得られるよう、その特徴や気を付けるポイントをチェックしていきましょう。

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ケミカルピーリングとは?

まずはケミカルピーリングそのものの意味について考えていきましょう。

ケミカルピーリングの特徴をはじめ、種類や頻度を紹介いたしますので、正しい知識を身につけ、肌トラブルの改善に役立ててください。

ケミカルピーリングの特徴

ケミカルピーリングとは美容治療の一種で、肌の角質を取り除く方法です。

顔に美容成分が含まれた薬剤を塗ることで、汚れた角質や表皮を取り除き皮膚の再生を促します。また、肌の新陳代謝も整える効果もあります。

ケミカルピーリングは、ニキビや黒ずみ、毛穴の開きなどの肌トラブルの改善が期待できるのです。

肌トラブルの原因には肌のターンオーバーの乱れが影響します。ケミカルピーリングを行うと肌のターンオーバーが正常化され、肌質改善の効果が期待できるでしょう。

ケミカルピーリングの種類

ケミカルピーリングの種類には、グリコール酸・サリチル酸・乳酸・マッサージが含まれています。

グリコール酸はフルーツ酸の一種で、きめ細やかで肌のくすみを改善させる効果があります。

サリチル酸は、グリコール酸よりもムラなく角質を取り除いてくれるため、とくにニキビや毛穴の黒ずみに効果があるでしょう。

乳酸はやさしいピーリング効果が期待でき、美白を目指す人にはおすすめです。

マッサージは「PRX-T33」という薬剤を使用し、毛穴の引き締めやニキビの改善へと導きます。

ケミカルピーリングの頻度

ケミカルピーリングの頻度は、使用する種類によって異なります。

グリコール酸は月2回、サリチル酸は月1回、乳酸は2〜3週間に1回、マッサージは1〜2週間が目安です。クリニックでケミカルピーリングをする場合は、安全性が考慮されるので最初から強い薬剤が使われることはありません。

少しずつ角質を取り除いていくため、肌トラブルを改善するには間を開けて何回か施術を受けることになるでしょう。

ケミカルピーリングの効果

ケミカルピーリングは主に毛穴の肌トラブルに効果がありますが、具体的にどのような効果があるのか詳しく紹介いたします。また、毛穴以外への効果も期待できるので、さらに深掘りしていきましょう。

毛穴への効果

ケミカルピーリングの効果には、皮脂の分泌の抑制があります。

皮脂が余分に分泌し続けると毛穴が開いた状態が続き、メイクや汚れなどが入りやすくなり、肌トラブルの原因でもある詰まり毛穴になってしまうのです。

ケミカルピーリングを行えば一時的に軽い炎症のような状態にはなりますが、コラーゲンを生成するので肌に弾力が戻り、毛穴も引き締まります。黒ずみのないきれいな毛穴を目指せるでしょう。

毛穴以外への効果

ケミカルピーリングは毛穴へのアプローチが強いイメージがありますが、小ジワの改善にも効果が期待できます。残念ながら深いシワである大ジワへの効果は弱いかもしれません。

しかし、乾燥によって引き起こされる目元や口元の小ジワであれば、十分な効果が発揮されるでしょう。ケミカルピーリングは肌のターンオーバーを促進するため、何度か繰り返すことで小ジワの表皮を剥がし、ハリが再生されるのです。

そのほかにはニキビの予防や、ニキビ跡を薄くする効果もあります。

ケミカルピーリングの注意点

ケミカルピーリングは肌トラブルを改善してくれますが、注意点を守らなければかえって肌を傷めつける原因になることもあります。

どのような注意点があるのか解説いたしますので、必ず守るようにしましょう。

施術前は顔剃りやパックなどはしない

施術前は肌を少しでもきれいにするために顔剃りやパックなどをしたくなりますが、逆効果です。

角質が傷んでいる状態だと、ケミカルピーリングをすることで傷みがより深くなる恐れがあります。顔剃りやパックのほか、スクラブ洗顔も避けるようにしてください。

施術後は保湿ケアを欠かさない

ケミカルピーリングをしたからといって、それだけで肌トラブルが改善されるわけではありません。

肌に薬剤をのせて古い角質を取り除いているので、施術後は肌表面が薄くなっており、とても敏感になっています。そのため、肌は乾燥しやすい状態です。

乾燥を引き起こさないためにも、施術後は必ず保湿ケアをするようにしましょう。

市販のものを使う場合は低刺激のものから使ってみる

ケミカルピーリングはクリニックでなくとも、市販のものを使えば自宅でも行えます。

市販の場合は、石鹸タイプ・美容液タイプ・洗い流すタイプがあり、それぞれ肌への負担や効果は異なるのが特徴です。

初心者がピーリング剤を選ぶときには、低刺激のものから使い始めましょう。自分に合ったものを選ぶためにもパッチテストを必ず行うことをおすすめします。

まとめ

ケミカルピーリングは肌トラブルを解決してくれる美容治療です。

肌のターンオーバーを促してくれるので、ニキビや毛穴の黒ずみ・開き・詰まりのほか、小ジワの改善にも効果が期待できます。ケミカルピーリングにも種類があるので、自分の肌悩みに合った施術を利用しましょう。

また、自宅でケミカルピーリングを行う際は、市販のものをよく見極め、安全性に十分配慮しながら使ってください。

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この記事を書いたライター
サビーナウェルネスマガジン 編集部

サビーナ自然化粧品 美容部員によるメディア「美肌コラム」の編集部です。スキンケアやヘルスケアなど、肌に良い事、美肌、エイジングケアに関する事について様々な観点から記事を書き発信しています。