正しいスキンケアって何?意外にやりがちな化粧水の少量使いが及ぼす影響とは?
みなさんいつも普通にスキンケアをされているようでも、意外にやってしまいがちなスキンケアあるある。
気づいたら一度に使う量が少なくなってる
なんて事ありませんか?
お高いスキンケアならなおさらの事。
この1プッシュがいくら~なんて所まで考えてはいないと思いますが、
あ~もうすぐなくなっちゃいそうだからなんて理由で、ちょっと少なめに1プッシュしていたりと言った事はよくあるかと思います。
でも推奨量を使わないスキンケアはやる意味がありません!
さらに実は、一番簡単にスキンケアの効果を上げる方法が、
一回に使う量を増やす!
という事なんです。
今日はそんなちょっとしたスキンケア方法や、少量しか使わないとどんな事が起こるのかを書いていきたいと思います。
メーカー推奨量だとちょっと少ない?
化粧水、美容液、乳液、クリーム、オイルなどなど、どんなスキンケアを使う時でも、メーカーが推奨する推奨使用量というのがあります。
例えば化粧水なら500円玉くらい、美容液なら2プッシュ、乳液は10円玉といったように、メーカーが推奨する量というのは決まっています。
実はこのメーカー推奨の使用量、専門家から言わせると少し少ないという説があります。
特に乾燥の気になる秋や冬は、化粧水等は推奨量の倍をつけても良いと言われているんです。
肌は濡れて潤っていればいるほど吸収率が高まりますから、化粧水はバシャバシャ2、3回つけるくらいの方が良いみたいですね。
最近なんだか潤わなくなった、、、と思っている人は、別のコスメを試すのも良いですが、まずは今使っているスキンケアの使用量を増やしてみると良いかもしれませんよ。
推奨量以下、少量しか使わないとどうなる?
さてさて、そんな推奨使用量ですが、その量以下でコスメを使ってしまうとどうなってしまうのでしょうか?
美容成分が浸透しない
化粧水を少量しか使わないと、その後の美容液などの美容成分が浸透しない為、スキンケアの効果を全く意味のないものにしてしまいます。
高価なスキンケアほど、しっかり使って意味のあるものにしたいですよね。
摩擦で肌を傷める
水分が少ないと摩擦が生じます。摩擦は肌への刺激となってしまう為、肌荒れ、シミ、乾燥などの原因となります。
また、セラミドなどの美肌成分も失ってしまい、敏感肌にもなってしまう為、注意しましょう。
乾燥肌、インナードライ肌になる
水分が少ないわけですから単純に乾燥肌になりやすくなります。
少量だと化粧水が内部まで浸透しない為、肌が乾燥し、乾燥肌やインナードライ肌となってしまいます。
※インナードライ肌は肌表面は油分でニキビができたりするけど、内部は乾燥しているような状態です。
という事で、推奨使用量は必ず守った方が良さそうです。
ついつい少なく使ってしまっている方は気を付けましょう!
世代別のスキンケアポイントとは
30代の乾燥肌には化粧水を多めに、乳液よりも保湿ジェルで締め
30代でも乾燥肌の方は水分となる化粧水は多めに使った方が良さそうです。
特に秋や冬は外部環境が乾燥しがちなので、意識して多めに使いましょう。
コスパが気になるなら大容量系の化粧水を用意しておくのも手ですよ。
また、乳液よりもオイル入りの保湿ジェルがオススメです。クリームよりもさっぱり使えるうえに潤いをしっかり閉じ込めてくれます。
40代~50代の肌では全体的に多めに
一般的に年を重ねる程お肌は乾燥していきます。
さらにお肌の中の美容成分も年齢と共に減少していく為、特に40代以上のスキンケアでは、
①化粧水をたっぷり使い浸透率を高めて
②美容液を多めに使って美容成分を浸透させる
③最後の保湿ジェルやクリームもしっかり塗る事を意識
という事が大事になります。
今現在のスキンケアに特に課題を感じておらず、肌悩みも少ないのであれば量を増やす必要はありませんが、メーカー指定の推奨量はきちんと守るようにしましょう。また、スキンケアの最後はオイル入り保湿ジェルかクリームでしっかりフタをしましょう。油分が少し足りないなと思ったら、保湿ジェルに美容オイルをプラスする事でさらに潤いを持続させる事もできますよ。
多め使いの注意点
もちろんクリームやオイルについては多めに使いすぎるのも、、、という場合もあります。
肌の一番良い状態は水分と油分のバランスが適当に保たれた状態です。
水分量が多いのはあまり問題になりませんが、油分が多いとオイリー肌になってしまいます。
先ずはご自身の肌タイプをしっかり把握する事が大事なんです。
下図をご覧いただいて、自分の肌タイプを把握しておきましょう。
正しいスキンケアのやり方とは
量を多めにという事も大事ですが、やはりスキンケアの基本的なやり方が正しいかどうかも重要です。NG方法をしてしまっていないか、次をチェックしてみてください。
×熱いお湯で洗顔、すすぎをしてしまっている
洗顔、すすぎ共に熱いお湯でしてしまっていませんか?
使うお湯はぬるま湯を使いましょう。温度は35~36度程度が◎です。
×お風呂から出た後、10分以上放置した後スキンケアをする
これもNGです。お風呂から出た後は10分以内にスキンケアをするようにしましょう。時間を空ければあけるほど、水分は逃げていってしまいます。
×化粧水は推奨量を1回だけつける
はい!これもNG!というほどのでは無いかもしれませんが、化粧水は1回だけつけるより、複数回に分けてつけた方が効果的です。というのも、肌への浸透は土に水が浸透するように、ジワジワと浸透していきます。
なので1回バシャで終わりより、3~5回ジワジワと浸透させていった方が浸透するという事です。
×スキンケアの後、間を開けずにすぐ次のスキンケアをする
化粧水、美容液、乳液など、つけ終わってすぐさま次のスキンケアを行うようなやり方はNGです。間を数十秒~1分程度はあけてあげるようにしましょう。
化粧水を肌へゆっくりやさしく1~2分程度じっくり浸透させて、次に美容液も同じような感じで浸透させましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
化粧品はたくさんの種類が市場に溢れているうえ、
実際どれが良いのか、自分の肌に合っているのか、使ってみないと分からない。
しかも年齢によって肌質は変わっていくという事から、常にスキンケアを探し続けている人も中にはいらっしゃいます。
色々試すのももちろん良いのですが、使い方や量に問題があればいつまでたってもお気に入りに巡り合う事は無いかもしれませんよね。
ぜひ正しい使い方と正しい自分の肌質を知って、いつまでも満足いくスキンケアを行っていきましょう^^