洗顔ブラシは効果あり?タイプや選び方、正しい使い方から注意点まで
最近よくきく洗顔ブラシ。若い人にはいいかもしれないけど、乾燥肌や敏感肌には刺激が強そうでどうなの?と思ってしまいますよね。
高価なものから安価なもの、種類もいろいろありますが、どれを使うのがよいのか悩んでしまわないよう、洗顔ブラシの選び方から、正しい使い方・注意点・おすすめアイテムまでしっかりご紹介いたします。
乾燥肌や敏感肌で洗顔ブラシを使えないと思っていた人はぜひ最後までご覧ください。
洗顔ブラシとは?
そもそも洗顔ブラシとはどういうアイテムなのでしょうか。
洗顔ブラシは肌や毛穴の汚れを除去するためのアイテムで、手で洗顔するとき以上に肌をきれいにしてくれます。毛穴が目立ちにくい肌にしてくれると聞けば、ぜひとも試してみたくなるアイテムですよね。
まずは洗顔ブラシの種類から見ていきましょう。
手動式
手動式の洗顔ブラシといっても色々なタイプがあります。ブラシの毛質・素材別で種類が分けられます。肌への負担がかなりかわってくるため、自分の肌質に一番合うタイプを見極める必要があります。
天然毛タイプ
山羊・馬といった動物の毛を利用した天然毛タイプは、やわらかく肌への刺激を最小限に抑えられるため、敏感肌の人におすすめです。ただし価格が高額になる傾向にあるのと、保管方法に注意する必要があるのがデメリットですね。
人工毛タイプ
ナイロン・ポリエステルといった化学繊維でできた人工毛タイプは、比較的安価に購入できるのがポイント。毛の細いタイプ・太いタイプ・やわらかい・硬いといった様々な種類があるため、自分の好みに応じて選択できます。
天然毛タイプに比べて雑菌が繁殖しにくいため、保管もしやすいのが特徴。はじめて洗顔ブラシを購入する人でも使いやすいですね。
シリコンタイプ
シリコン素材でできた洗顔ブラシもあります。速乾性があるため、しっかりブラシを洗って衛生的に使えるのがポイントですね。
手軽に衛生的に使いたい人におすすめと言えます。
電動式
電動式の洗顔ブラシは、手だけでは落とせない角質を落としてくれます。とくに小鼻の黒ずみやいちご鼻をケアしたい人におすすめですよ。ただしやはり刺激も強めのため、敏感肌の人・肌荒れやニキビがある時にはおすすめできません。
電動式にも種類があるためご紹介しておきますね。
回転式
回転式の電動洗顔ブラシは、ブラシが回転することで毛穴の中に詰まった汚れまでしっかり取り除けます。ただし肌への刺激は強めで、長く使っていたらブラシを交換する必要があるため、若干手間がかかるのがデメリットですね。
音波式
音波式は音波の力でブラシを振動させて汚れを落とすため、肌への刺激が抑えられます。シリコン素材のアイテムが多いため、衛生的に使えるのもメリット。
ただし回転式に比べて洗浄力は劣るため、毛穴の中までしっかり汚れを落とすのには向いていません。
洗顔ブラシの効果とメリット
洗顔ブラシを使うことで、手洗顔では落とすことができなかった毛穴に詰まった汚れや皮脂をしっかり落とせます。
また手洗いに比べて細かく繊細な泡をつくれるため、微細な泡で汚れを落とす効果もアップします。
そして汚れがしっかりオフされた肌へは、その後に使う化粧水や保湿アイテムがなじみやすいのもメリット。古くなった角質がオフされるため、年齢によってターンオーバーが遅れ気味な肌にも効果的ですよ。
肌全体のくすみ・毛穴に皮脂や汚れが詰まってできるニキビや、毛穴の黒ずみに悩んでいる人にはぜひ試してもらいたいアイテムですね。
洗顔ブラシは意味ない?悪い噂を検証
洗顔ブラシは毛穴が広がったり肌に悪いという噂もあるようです。しかしこれは使いすぎている場合が考えられます。洗顔ブラシは酵素洗顔や炭酸パックと同様、スペシャルケアとして週2回~3回程度で十分。
また、敏感な状態・ニキビのある部分・乾燥しがちな季節は回数を減らしたり、使用をストップするという調整を行ってください。
脂性肌と乾燥肌が混ざっている混合肌の人は、パーツによって使い分けるということも行うようにしましょう。
洗顔ブラシの正しい使い方
誤った使い方をすると肌に悪影響の洗顔ブラシ。正しい使い方を守って効果的にスキンケアにとり入れましょう。
1.メイクを落としてブラシを濡らす
洗顔ブラシを使う前にクレンジングでメイクを落とし、洗顔ブラシをしっかりと濡らして準備してください。乾いたままブラシを使ってしまうと、余計な刺激に繋がるため注意が必要です。
2.洗顔料・石鹸で泡だてる
使う洗顔料はチューブタイプ・石鹸タイプどちらでもOKです。このとき、通常のハンド洗顔と同様に、泡立てネットを使って泡立てるようにしましょう。ブラシに直接洗顔料をぬって肌の上で泡立てたりするのは厳禁です!
3.洗う箇所だけに泡をのせて洗う
泡立てた泡をブラシにのせ、顔につけていきます。このとき泡の量は通常よりも多めにつくるようにしましょう。また、パーツ毎に泡をのせて洗うを繰り返すのが正解です。
鼻に泡をのせて洗う→おでこに泡をのせて洗う→口元にのせて洗うというように、部分部分で洗っていくことで刺激を最小限に抑えることが可能ですよ。
4.ブラシはくるくる動かす
ブラシは肌に対して垂直にあてて、円を描くようにくるくる動かして洗います。洗い始めは皮脂の多いTゾーンからがおすすめ。できるだけやさしく、肌を傷つけないように洗いあげましょう。
5.終わった後は保湿を入念に
最後は化粧水と保湿アイテムを使ってしっかりと潤いを浸透・閉じ込めてあげましょう。いつもより多めに使って保湿もスペシャルに行ってあげてください。
洗顔ブラシの正しい保管方法
一度使用した洗顔ブラシはしっかりと水で泡を洗いながし、きれいにすすいでから乾かします。毛が絡まってしまったら、クシを使ってとかしてください。
根本の絡まりなどはリンスを使ってほぐすのがおすすめですよ。
また、洗ったあとはタオルでしっかりと拭いて、毛を下向きにしてタオルの上などで乾燥させましょう。保管する際は風通しがよく日があたりにくい場所で保管するようにしましょう。シンクの下などに放置しないよう注意してくださいね。
ブラシは消耗品のため、定期的に交換・買い替えを行うようにしましょうね。
洗顔ブラシの選び方
それでは最後に自分にあった洗顔ブラシの選び方をご紹介しておきたいと思います。各種類については前述しておりますので、それぞれどういった方におすすめかを詳しく説明しておきたいと思います。
手動式
手動式は安価に購入できるため、洗顔ブラシ初心者の人におすすめです。小さめのタイプもあるため、気になる部分だけをブラシ洗顔するのに向いています。また、力加減も自分次第で調節しやすいため、その日の肌の状態次第で調節したい人におすすめです。
通常肌・オイリー肌・乾燥肌・混合肌と、肌質を問わずスキンケアにとりいれることができますよ。
電動式
電動式はしっかりと毛穴の汚れを落としてくれるため、頑固なイチゴ肌をなんとかしたい!といった人におすすめです。また、マッサージ機能がついたタイプなどもあるため、スペシャルケアとして取り入れたい方は試してみてはいかがでしょうか。
通常肌・オイリー肌の人は回転式、乾燥肌・混合肌の人はシリコン式などを選んでみるとよいかもしれません。ただし季節によって肌が敏感な時や、炎症を起こしている時は使わないようにした方がよいでしょう。
まとめ
自分の肌状態を見極めて、洗顔ブラシを効果的にとりいれよう!
いかがでしたでしょうか?洗顔ブラシは正しく使いさえすれば効果的なスキンケアアイテムと言えます。
この記事でご紹介した選び方や使い方を守ることも大事ですが、自分の肌状態を見極めることも必須。
しっかり自分の肌を理解したうえで、とりいれてみてくださいね。
また、おすすめの洗顔ブラシは以下の記事でご紹介していますので、興味のある人はぜひご覧ください!