有機ゲルマニウムの美容効果とは?副作用から採り入れ方まで分かりやすく説明
恐らく誰しも何となく聞いたことあるゲルマニウム。なんだか健康に良さそう・温泉に含まれてそうな物質ですが、実際どんな効果があってどう影響があるのか、詳しく知っている人は少ないですよね。
実はこのゲルマニウム、美容効果も高く、化粧品にも使われているんです。
そこでこの記事では、気になるゲルマニウムについてできるだけ分かりやすく知っていきたいと思います。
ゲルマニウムとは?
ゲルマニウムは、鉱石などから抽出される物質で、半導体の一種です。半導体とは、電気を通す物質と、まったく通さない物質の中間にあたるもの。 ゲルマニウム以外にも、シリコンも半導体です。
この半導体は、私たちの生活の中にたくさん存在しています。 スマホをはじめ、パソコン・炊飯器・エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機などなど、この半導体がないと、現在の私たちが生きる便利な世の中は成り立ちません。
なぜこの半導体がそんなに重要なのかというと、「電気を流したり流さなかったりできる物質」だからという点がポイント。この性質により、半導体を使うことで、電子機器を制御できるわけです。
しかしそんなゲルマニウムが、どうしたら美容に効果があるのでしょうか。気になる所ですね。
有機ゲルマニウムとは?
ゲルマニウムが有名なのは「ゲルマニウム温浴」ではないでしょうか。これは、人体に無害な有機ゲルマニウムが入ったお湯に手足をつけることで、血液浄化・新陳代謝向上といった効果が期待できる温浴法です。
ゲルマニウムは、体内に入ると有害なものと、無害なものに分けられます。 この有機ゲルマニウムは、無害なタイプのゲルマニウムです。
健康食品やサプリメントで摂取できるのはもちろん有機ゲルマニウムで、美容効果が注目されているのも有機ゲルマニウムです。
有機ゲルマニウムの美容効果
有機ゲルマニウムは、肌に直接塗るスキンケアコスメとして注目されています。実際の実験によると、荒れた皮膚を修復するサポートや、肌の保湿力を高めることで、肌状態をよくしてくれる効果が確認されています。また、活性酸素から皮膚を守る抗酸化作用についても研究が進んでいるとのことで、エイジングケアにも効果が期待できそうです。
バリア機能の回復
有機ゲルマニウム効果のなかでも注目されるのが、バリア機能の回復です。
アトピー性皮膚炎の患者は、インターロキシンと呼ばれる、セラミドの合成とバリア機能の回復を邪魔する物質が増えるという研究結果があります。
しかし、水溶性の有機ゲルマニウム化合物は、このインターロキシンによるセラミド減少を回復させる効果があると分かったのです。
ちなみにセラミドは皮膚の潤いに関係するとても大事な成分です。セラミドについて詳しく知りたい人はこちらからどうぞ↓
有機ゲルマニウムの副作用
ここまでの効果に期待してしまう有機ゲルマニウムですが、副作用などは無いのでしょうか。
有機ゲルマニウムにはたくさんの種類があります。中には薬として認められているもの、医療分野でも使用されているものもあり、重篤な副作用はないと言えます。 ただし、サプリメントで摂取する場合は、過剰な摂取は危険とする報告もありますので、用法容量を守って使用するようにしましょう。治療目的で服用する場合は、必ずお医者さんに相談のうえ使うようにしてください。
また、スキンケアとして有機ゲルマニウムが配合されたアイテムを使う場合も、微量のため心配するような副作用は無いといえますが、有機ゲルマニウム以外の配合成分で、アルコール・パラベン・香料などの添加物によりアレルギーを起こすといった可能性はありますので、 一緒に配合されている成分については確認するようにしておきましょう。
ちなみに、無いとは思いますが、二酸化ゲルマニウムなどの無機ゲルマニウムアイテムは有毒なので絶対に摂取しないようにしましょう。
有機ゲルマニウムの採り入れ方
有機ゲルマニウムを摂取する場合は、使われているゲルマニウムの種類を確認するようにしましょう。 さまざまな安全性試験をクリアしており、安全性の高い「アサイゲルマニウム」が使われたものがおすすめです。
アサイゲルマニウム配合アイテムには、コスメ・サプリメント・水などがあります。もちろんおすすめは手軽に使えるゲルマニウムコスメ。種類は少ないですが、みずみずしい肌を手に入れたい人は、試してみて間違いないアイテムですよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか。うるおい肌を実現できそうな有機ゲルマニウム、一度試してみたくなりますよね。どんなアイテムがあるかも掲載していきますので、お楽しみに!