白湯(さゆ)は正しく飲まないと意味が無い!?正しい白湯の作り方と効果とは
なんとなく、美容や健康に良いというイメージがある「白湯」。
美容に興味のある人なら聞いたことや、試してみた経験があるのではないでしょうか?
「白湯」はすぐに始められる手軽さが魅力です。
しかし残念なことに、中途半端に試しても白湯の効果を実感するのは難しく、
効果を得るには、正しく取り入れる必要があります。
そこで今回は美容の為の「白湯の正しい作り方と飲み方」をご紹介!
美容に興味があるけど、高いスキンケア商品の購入や美容器具を買うのに抵抗がある人や
肌の調子がすぐれない人にぜひ試していただきたい白湯の事を知って
効果的に取り入れていきましょう。
白湯とは?
まず、「白湯(さゆ)」とはいったいなんなのか?
簡単に説明すると、
白湯は水を一度沸騰させて飲みやすい温度に冷ましたものを言います。
一度沸騰させる理由は、水道水に含まれるカルキや不純物を取り除くため。
不純物を取り除くことで、水本来の味も感じることができるんです。
白湯に期待できる5つの美容効果
美容手法において効果を実感する為には、何よりも続けることが重要。
白湯の場合は、お湯を沸騰させるだけなので簡単に続けることができそうですね。
そして期待できる効果は女性として気になることばかり!
それでは5つご紹介します。
基礎代謝を上げる
白湯を飲むことで体が温まり、内臓の温度があがります。
内臓の温度は1℃上がると基礎代謝が約10~12%上昇するといわれています。
基礎代謝があがると、脂肪が燃焼しやすい体になり、やせやすい体になります。
腸内環境を整える
朝一杯の白湯を飲むことで、胃腸の動きが活発になります。
温まった腸は便を出しやすくしてくれる為、朝から便意をもよおし…スッキリ!
腸が軽いと、体全体が軽く感じ、気持ちの良い1日を過ごせます。
肌がキレイになる
白湯を飲むことで体が温まり、血の巡りが良くなります。
血の巡りがよくなることでデトックス効果につながり、老廃物が外に排出されやすくなります。
また、上記でお伝えしたように、腸内環境を整えることで、便秘が引き起こす肌トラブルの解消も期待できます。
冷えを改善する
女性によって体の冷えって悩みの種ですよね。
体が冷えていていいことはひとつもありません。白湯はそんな冷えにも効果的です。
外側から温めるだけではなく、身体の中から温めることで代謝があがり、冷え改善につながります。
弱った内臓を助ける
二日酔いの日や、なんだか胃がスッキリしない日にも白湯はおすすめです。
ゆっくり内臓を温めることで、胃腸への負担を減らし、活発に動けるように促してくれます。
とにかく白湯は体を温める効果が高く、体が温まることで様々なトラブルの解消につながります。
いかに体を温めることが重要なのかがわかりますね。
白湯の正しい作り方
白湯の美容効果がわかったところで、大事な作り方についてご紹介したいと思います。
お湯を沸騰させるだけではただの「お湯」。
白湯の効果を発揮させるためにも、正しい作り方を知っておきましょう。
時間に余裕がある時の作り方
時間に余裕がある・一度にたくさん作りたい人はこちらの作り方!
- ヤカン(鍋でも)に水道水を入れ、フタをしてボコボコするまで沸騰させる
- 沸騰したらフタを取る
- フタを取ってから10分~15分沸かし続ける
【ポイント】フタを取ってから、10~15分沸かし続ける
沸騰させ続け、蒸気を外に逃がすことで不純物を取り除き、さらに口当たりの良い白湯になります。そのまま50℃前後、ふうふうして飲めるくらいの温度になるまで冷ませば完成です。また、蒸発してしまうことを考え、白湯は少し多めに作りましょう。
時間がない時の作り方
時間がない!とりあえず1杯分つくりたい人はこちらの作り方
- マグカップ(耐熱)に水を入れる
- 電子レンジに入れて、500wで1分~1分30秒温める
電子レンジを利用する事で、さらに手軽につくる事も可能です。
マグカップが熱くなっているので、取り出す際は十分に気を付けましょう。
白湯を作る時の注意点
続いて白湯を作る時の注意点をご紹介しておきます。
【注意点①】お湯を再沸騰して利用しない
理由としては、水を除菌するために沸騰させています。塩素が抜けた水は雑菌が繁殖しやすい状態となっているため、沸騰させたお湯を再利用するのはやめておきましょう。
【注意点②】保存は水筒など、保温がきくものに入れること
上記でも説明した通り、雑菌が繁殖しやすい状態となっているので、すぐに飲み切るか、保温がきくものに入れておくようにしましょう。
【注意点③】ミネラルウォーターで作る時は沸騰させない
注意点というほどではありませんが、ミネラルウォーターで作る場合は、軟水がおすすめです。
また、ミネラルウォーターで作る場合は10分~15分沸かし続ける必要はありません。
白湯を飲む良いタイミングと避けたいタイミング
続いて、大事なのが飲むタイミングと飲み方、量です。
体にいいからと「飲みたいときに・飲みたいだけ飲む」、では胃腸に負担もかかり、
むくみにもつながってしまうので気をつけましょう。
白湯を飲むおすすめタイミング!
・朝起きてすぐ
寝ている間に冷えてしまった内臓を温めることで、身体も目覚めます。消化機能も活発になり、老廃物を排出しやすくなります。
・寝る30分前
体温が上昇することで体がリラックスし、安眠につながります。
避けたいタイミング
・食後すぐ
胃液が薄まることで、消化の妨げになります。30分以上あけてから飲むようにしましょう。
白湯の効果的な飲み方
飲みやすい温度になったからと一気飲みをしては、内臓に負担がかかってしまいます。
正しい飲み方は、10分~20分ゆっくりと時間をかけて飲むことです。
じんわり体が温まってくるので、慌ただしい朝にほっと一息つくのもいいものですよ。
白湯の最適な量は?
1回量150~200㏄を目安として、1日600~800㏄ぐらいが適量です。
飲み過ぎると胃液が薄まり消化への負担、むくみの原因にもなります。
朝(150㏄)・夜(150㏄)、日中に複数回(150㏄、100㏄、100㏄)など、
ポットで保存しておき、小分けにして飲むようにしましょう。
まとめ
というわけで本日は「白湯の正しい作り方と飲み方」をご紹介しました。
無理なく簡単に続けられる朝の白湯を習慣にして、みなさんも美容と健康を手に入れましょう!