髪と頭皮のターニングポイントは40代!毎日のシャンプーを替えて頭皮ケアを始めよう
髪や頭皮に悩みを抱える女性は多いですが、肌やボディほど気を使っていないという方も多いのではないでしょうか?
頭皮ケアといわれてもピンと来ないという方もいるかもしれませんが、実は毎日のシャンプーも頭皮ケアのひとつです。正しく行うことで、40代を境に衰えがちな髪も美髪へ導くことができます。
今回は、頭皮ケアの重要性に触れながら、簡単にできる頭皮ケアやコツ、やり方について解説します。おすすめの頭皮ケアアイテムも紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
頭皮ケアが重要な理由
自分が思い描く髪質や髪型を維持するためのカギは、頭皮ケアにあります。
建物は土台、野菜は土壌が大切といわれます。髪も同じで、美しく健康的な髪を保つためには、髪をつくり出す細胞がある頭皮のケアが重要といえます。
髪をつくり出すのは、頭皮内にある毛母細胞です。髪には、一定のサイクルで生え変わる毛周期があります。全体の約8~9割が成長期で、細胞分裂によって髪が成長しています。
髪1本の寿命は約4~6年です。1本1本、生え変わるサイクルや寿命が異なるため、一度に抜け落ちるという心配はありませんが、頭皮の環境が悪くなると髪のトラブルを招きやすくなります。そのため、頭皮ケアをしっかりと行い、健康的な髪の維持と生成を促すことが大切です。
髪と頭皮は40代がターニングポイント
総合毛髪関連企業・株式会社アデランスの「ヘアケア・ドライヤーに関する意識調査」(※1)や株式会社ナガセ ビューティケァの『働く女性の「髪と頭皮」に関する意識調査』(※2)によると、髪や頭皮の悩みは40代が分岐点といえます。
髪に関する悩みについての質問に対し、20代から30代は、髪の悩みがないと答えた方が一番多く、悩みを抱える方もくせ毛や枝毛・切れ毛といった髪質やダメージに関する者が上位を占めています。
しかし、40代になると白髪の悩みが一気に増加。加齢による髪のボリュームダウンや薄毛といった悩みも増えはじめます。その影響もあってか、40代になるとロングヘアの割合も30代の割合と比較すると約30%減少しています。
※1 株式会社アデランス『ヘアケア・ドライヤーに関する意識調査』
※2 株式会社ナガセ ビューティケァ『働く女性の「髪と頭皮」に関する意識調査』
頭皮環境の悪化が招くトラブル
頭皮も他の部位の肌と同じで、皮脂を分泌して、外的な刺激から頭皮の表面を保護しています。しかし、頭皮に皮脂が残っている状態が続くと、徐々に毛穴を塞いでしまいます。それが原因で炎症やかゆみ、ニオイなどのトラブルを招く可能性が高くなるため、頭皮環境をよくする頭皮ケアが欠かせません。
また、かゆみが生じたことで頭皮をかいてしまうと、傷がつき、頭皮を守ろうと皮脂が過剰に分泌されることにもつながります。そうなると頭皮環境は悪循環を繰り返し、脱毛や薄毛などにもつながってしまうため、髪や頭皮の悩み改善には、1日1回のシャンプーでしっかりと頭皮の汚れを落とし、清潔に保つことが大切です。
頭皮ケアにおける3つのポイント
頭皮は、肌と違って、ケアを怠ってしまいがちですが、実はやるべきことはいたってシンプルなんです。
ポイントは、「汚れを落とす」「乾かす」「やわらかい頭皮を保つ」の3つです。一番大切なことは、頭皮に汚れを残さないこと。それをベースに、しっかりと乾かし、マッサージで頭皮を柔らかくほぐしてあげるだけです。
汚れを落とす
スタイリング剤やほこり、皮脂など、頭皮や毛穴を塞ぐ汚れを落とします。しっかりと汚れを落とすことは、ニオイを防ぐことにもつながります。
頭皮も皮膚と同じなので、常在菌がすみ着いており、皮脂が残った状態だとそれをエサにして雑菌などが繁殖するため、シャンプーで丁寧に汚れを洗い落としましょう。
しっかり乾かす
髪を塗れたまま放置すると、頭皮に汚れも付着しやすくなります。雑菌の繁殖や清潔な頭皮状態を保つためにも、しっかりと乾かすようにしましょう。
マッサージで頭皮を柔らかくする
頭皮が固いと毛穴汚れを揉みだすことができないため、汚れが溜まりやすく落としにくい状態となります。そのため、マッサージをするようにシャンプーを行い、柔らかい頭皮を維持することも重要です。
毛穴詰まりがスッキリする頭皮の洗い方
頭皮ケアは、正しいシャンプーのやり方を覚えるだけで、悩みやトラブルの改善・予防につながります。
特に、シャンプー前の工程がポイントです。健康的な頭皮環境や美しい髪へと導く、シャンプーのやり方の基本をマスターしましょう。
まずはシャンプー前にブラッシング
意外と怠りがちなシャンプー前のブラッシング。しかし、このひと手間を面倒がって省いてしまうと、頭皮や髪の汚れの落ち具合に差がでてきてしまいます。
丁寧なブラッシングには、頭皮や髪に付着した汚れや角質を浮かせたり、くし先の刺激で頭皮の血行を促進したりする役割があります。また、くし通りがよくなることで、泡立ちがよくなります。使用するシャンプーの量も少量で済み、経済的なだけでなく、頭皮や髪に対するシャンプーのストレスを軽減することも可能です。
ただし、髪を無理やりブラッシングすると、ダメージや切れ毛などの原因になるため、毛先から少しずつくし通りをよくしていくようにしましょう。
シャンプー前の予洗い
シャンプー前の予洗いも実は重要です。濡れたらOKと思っている方がいるかもしれませんが、予洗いにはシャンプーの効果を高める役割があります。
頭皮や髪の表面に付着した汚れは、予洗いだけで約70%は落とせるといわれています。そのため、1分~2分程度を目安に、頭皮を揉むようにしてしっかりと髪全体を濡らし、表面の汚れを落としていきましょう。
シャンプー中はなで洗い+揉み洗い
予洗いの後は、シャンプーを手に取り軽く泡立ててから頭皮全体につけていきます。まんべんなくつけたら、指の腹を使って髪の根元部分を撫でるようにしながら泡立てましょう。
泡立ってきたら、次は指の腹で頭皮に圧をかけながら揉み洗いをします。圧をかけるというのは、頭皮をギュッと寄せるようなイメージです。頭皮をしっかりと動かしてあげることで、毛穴に詰まった汚れをしっかりと絞りだしながら洗うことができます。
洗い終わったら、シャワーを全体にかけて丁寧に泡を流していきましょう。仕上げに、トリートメント剤を手のひらに取り、体温で少し温めてから塗布していきます。
最後にもう一度丁寧に髪を流し、余分なトリートメント剤を洗い流したら完了です。シャンプー後はもちろん、髪を乾かしたときに、頭皮がスッキリとした爽快感を味わえるでしょう。
毎日使うものだからこそ肌にやさしいシャンプーで頭皮ケア
頭皮ケアのためには、シャンプー選びが重要です。
髪や頭皮の汚れをしっかり落としたいものの、洗浄力に注目してシャンプーを選んでしまうと、髪や頭皮へのダメージを与えてしまう可能性があります。そのため、洗浄力だけでなく、頭皮や髪へのストレスにも配慮したシャンプーを選ぶとよいでしょう。
サビーナ自然化粧品では、髪本来の美しさを引き出してくれる天然成分でできた「ナチュラルシャンプー」を取り扱っています。
ナチュラルシャンプー髪や頭皮をいたわりながら、汚れはしっかり落とし、天然成分がダメージをやさしく補修します。
頭皮の働きを妨げず、しっかり汚れを落とします。
天然成分で、つや、コシを与え、しなやかな髪へ。
髪や頭皮に負担になる成分は使わず、やさしくヘアケア。
頭皮や髪の汚れを落とす洗浄力だけでなく、天然成分の配合による髪のダメージ補修機能も兼ね備えたシャンプーです。頭皮や髪に負担となる成分は含まれておらず、毎日のシャンプーでしっかりと頭皮ケアをすることができます。
少量でも泡立ちがよく、コスパも良いと評判です。リピートされる方も多く、「ナチュラルトリートメント」と合わせて使用することで、美髪へ導くことができます。
40代以降も美髪へ!毎日のシャンプーで頭皮ケアを始めよう
40代は、頭皮や髪の悩みが大きく変わるタイミングですが、頭皮ケアをやっているという方は少なく、薄毛や脱毛などに拍車をかけてしまいやすい傾向があります。
放っておくと、頭皮環境は悪循環に陥り、頭皮や髪のトラブルにつながるため、「汚れを落とす」「乾かす」「やわらかい頭皮を保つ」という3つのポイントをおさえた頭皮ケアをはじめましょう。
毎日使うシャンプーや事前のケア、洗い方を正すだけで、頭皮環境を改善し、健康的な髪の発育をサポートすることができます。頭皮や髪へのストレスに配慮したやさしいシャンプーを使って頭皮ケアを行い、40代以降も自信が持てる美髪を保ちましょう。