野菜不足は本当に美容に影響する?美容におすすめの野菜の栄養成分と効率的な摂り方
野菜不足でも、肌に有効な成分をたっぷりと含むスキンケアアイテムを使っていれば、肌のケアは充分できていると思っていませんか?
肌にはバリア機能という刺激などから皮膚を守る機能が備わっており、塗るだけではなかなか有効成分を届けることができません。そのため、健やかな肌の生成や維持に欠かせない栄養を食べ物から摂取する必要があります。
特に野菜には肌にメリットのある栄養成分が豊富に含まれており、不足することでさまざまな不調につながります。野菜不足と美容の関係について触れながら、肌のお悩み別におすすめの栄養成分と効率的な摂取の仕方について紹介します。
野菜不足と美容の関係
毎日のスキンケアを頑張っているのに、肌荒れやうるおい不足などを感じてしまうという方はインナーケアに原因があるかもしれません。
表面から、肌に有効成分を届けることも大事ですが、健やかな肌を作っているのは食事によって補われた栄養成分です。肌は、ターンオーバーといわれる一定のサイクルで生まれ変わっていますが、栄養が不足しているとサイクルが乱れ、不調を招きます。
特に野菜には、健やかな肌の維持に必要な栄養が豊富に含まれています。どれだけ高価なスキンケアアイテムを使って入念にケアしていても、野菜不足の状態が続くと便秘や貧血による新陳代謝や肌の発育が低下してしまい、スキンケアの効果が得られにくくなる可能性があります。
日本人の約7割が野菜不足!成人は1日あたり350g以上が目標値
厚生労働省がおこなっている「国民健康・栄養調査」の野菜類平均摂取量を見ると、20歳以上の野菜摂取量の平均値は約281.4gとなっています。男女別に見ると、男性が約290.9g、女性が約273.3gです。
生活習慣病予防の観点から、「健康日本21(第二次)」で提唱されている、健康な生活を維持するのに必要な野菜の摂取量は1日350g以上が目標値です。しかし、実際には、男性は約60g、女性は約80g不足しています。野菜の摂取量が350g以上という方の割合は、全体の約30.7%となっており、日本人の約7割は野菜不足という状況です。
特に女性は、20歳代~40歳代までの摂取量が約240gと極めて低く、350g以上摂取できている人は約2割程度という結果です。そのため、野菜不足が肌トラブルにつながっている可能性は大いに考えられるでしょう。
(出典:厚生労働省「平成30年 国民健康・栄養調査結果の概要」)
野菜には健やかな肌に欠かせない栄養が豊富に含まれている
野菜には、体内で生産できない栄養が含まれています。肌に必要とされる栄養で、野菜などの食べ物からしか摂取できない代表的なものは、ビタミンやミネラル、食物繊維などです。
意識して摂取することで、肌の新陳代謝を促進したり、肌トラブルを抑制したりする効果が期待できます。
ビタミンA | ・肌のターンオーバーの促進・皮膚の健康維持をサポート |
ビタミンC | ・コラーゲンの生成や保持に必要な栄養・肌のシミやシワの抑制・抗酸化作用 |
ビタミンE | ・抗酸化作用・細胞の健康維持をサポート |
ミネラル | ・必須ミネラルは肌の構成成分・肌の再生、弾力維持など |
食物繊維 | ・肌のコンディションと密接な関係がある腸内環境を整える |
野菜不足を感じている人は肌の不調を感じやすい
肌のトラブルは、複合的な要因で現れますが、野菜不足だと感じている方ほど、貧血になりやすく、ストレスも感じやすい傾向が見られます。お通じの状態も悪くなり、それによって吹き出物などができやすいことも野菜不足による肌の不調を感じやすい要因でしょう。
肌トラブル別にチェック!意識して摂りたい栄養成分
肌トラブルが現れたら、お悩みに応じた栄養素を含む野菜を意識して摂取するのがおすすめです。ここでは、年齢を重ねると現れやすい「乾燥」「ニキビ・吹き出物」「シミ」におすすめの栄養成分と、その栄養素を含む野菜をご紹介します。
乾燥肌さんは健やかな肌の基本となるたんぱく質と必須脂肪酸が重要
皮膚の表面を覆う天然の保護膜は、皮脂腺から分泌される皮脂と汗腺から分泌される汗が混ざってできています。皮脂腺や汗腺の働きが悪くなると肌が乾燥しやすくなるため、乾燥肌が気になるときは、肌の主成分となるたんぱく質とうるおいを保つために必要な必須脂肪酸を摂取しましょう。特に、必須脂肪酸は体内で合成できない栄養成分となっているため、食事からしか摂取できません。
また、ビタミンAも皮膚や粘膜を健康維持に欠かせない栄養成分です。肌の生まれ変わりを促進する作用があり、乾燥肌の改善につながります。ただし、ビタミンAは食べ過ぎるとビタミンA過剰症を引き起こす可能性があるため、摂取量には注意が必要です。
たんぱく質 | ・大豆(納豆、豆腐、おからなどの大豆製品) ※その他、肉、魚、卵、牛乳・乳製品に含まれている |
必須脂肪酸 | ・植物油・種実(ごま、くるみなど) ※その他、肉、油分の多い魚(うなぎ、サンマなど)に含まれている |
ビタミンA | ・緑黄色野菜(ほうれん草、にんじん、かぼちゃ、しその葉など) ※その他、卵、レバー、うなぎ、乳製品に含まれている |
オリーブオイルで緑黄色野菜を炒める、毎日の食事に納豆や豆腐などをプラスするなどの工夫で、たんぱく質、必須脂肪酸、ビタミンAの3つを効率よく摂取しましょう。
吹き出物が気になる方は食物繊維とビタミンB群を意識して
乾燥を防ぐという意味では皮脂の分泌が欠かせませんが、過剰な分泌はニキビや吹き出物の原因となります。吹き出物が増えてきたら、皮脂の分泌をコントロールし、肌の新陳代謝を促してハリ・弾力を与える作用があるビタミンB群や、血行を促進し、肌の新陳代謝を活性化させて肌荒れの回復を助けるビタミンEを意識して摂取するとよいでしょう。
また、便秘も吹き出物の原因になりやすいため、食物繊維を摂り、腸内環境を整えてお通じをよくすることも重要です。
ビタミンB群(ビタミンB2) | ・納豆 ※その他、牛乳、乳製品(チーズ、ヨーグルト)などに含まれている |
ビタミンE | ・植物油・種実(ビーナッツ、アーモンドなど) ※その他、油分の多い魚(うなぎ、サンマなど)に含まれている |
食物繊維 | ・大豆、大豆製品、その他の豆類・野菜(特にさつまいも、切り干し大根、ごぼう、ブロッコリーに豊富に含まれている) ※その他、海藻、こんにゃく、穀物(雑穀米など)、きのこ、果物(キウイフルーツ、パイナップル、りんごなど)に含まれている |
吹き出物が気になる間は、脂肪分を摂り過ぎると過剰な皮脂分泌を招くため、脂肪分が多いチョコレートなどのお菓子や揚げ物、バターなどは控えるようにしましょう。
シミが気になり出したらビタミンC
シミの主な原因は紫外線ですが、それ以外にも加齢による女性ホルモンの変化や体内に入った活性酵素、物理的な刺激でシミができることもあります。そのため、メラニン色素の生成と吸着を抑制するビタミンCを摂取し、肌の抵抗力を高めることが大切です。
ビタミンCは、化粧品にも含まれている美容に有効な成分です。肌にハリや弾力を与えるコラーゲンを生成する材料にもなるため、意識して摂取しましょう。
ビタミンC | ・野菜(ブロッコリー、カリフラワー、かぶ、大根の葉、パプリカ、ピーマンなど)・いも類(じゃがいも、さつまいもなど) ※その他、果物(キウイフルーツ、いちご、かきなど)に含まれている |
特に、パプリカにはビタミンCが豊富に含まれています。料理にプラスするだけで、彩りも良くなるので、ラタトゥイユやグリルサラダなどにパプリカを使用し、上手にビタミンCを摂取しましょう。
サビーナ自然化粧品の青汁なら野菜不足を効率よく補える
肌のお悩み別におすすめの栄養成分をご紹介してきましたが、意識して野菜を食べているようでも日本人の野菜の摂取量は1日約280gという現状で、約7割の方が野菜不足です。
夕食は比較的野菜を使ったメニューとなりやすいですが、朝食や昼食はなかなか野菜が摂れないという方も多いです。そのような野菜不足の生活が続いている方は、豊富な栄養成分を一度に摂れる青汁を取り入れてみてはいかがでしょうか?
サビーナ自然化粧品では、純国産原料100%の素材にこだわった「有機極彩青汁」を取り扱い、内側から健やかな肌へ導くサポートをしています。
「有機極彩 青汁」は有機JASマーク認定の商品
「有機極彩 青汁」は、有機JAS認定を受けた有機JAS原料を使用した青汁です。
有機JASマークは、農薬や化学肥料などの化学物質に頼らず、栽培された有機農産物や加工食品などに対し、登録認定機関が検査をおこなって認定されてはじめて付与されるものです。
国の厳しい審査をクリアした有機JASマーク認定の原料は、すべてオーガニック原料。身体にもやさしい青汁となっています。
栄養豊富な純国産6種類のオーガニック原料を使用
「有機極彩 青汁」の原材料は、国産有機桑の葉、国産有機大麦若葉、国産有機ハト麦若葉、国産有機ケール、国産有機抹茶、国産有機カワラケツメイの6種類です。
本記事でご紹介した「乾燥」「ニキビ・吹き出物」「シミ」のいずれの悩みにも対応できる、健やかな肌の維持に必要な栄養成分が豊富に含まれています。
桑の葉 | ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富 |
大麦若葉 | 酵素やビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富 |
ハト麦若葉 | ビタミンCやカルシウム、鉄などのミネラルもバランスよく含む |
ケール | ビタミンB群、ビタミンC、食物繊維をはじめ、栄養素の種類が多い |
抹茶 | ビタミンC、ビタミンB2などのビタミン類を豊富に含む |
カワラケツメイ | ポリフェノールが豊富 |
野菜が中心ですが、抹茶が含まれているため、濃い抹茶を飲んでいるような風味が特徴です。青汁が初めての方でも気軽にお楽しみいただける飲みやすい味となっているので、ぜひお試しください。
有機極彩 青汁¥4,200+tax
国の厳しい検査を受け、3年以上農薬や化学肥料を使用していない田畑で栽培された農作物が、「有機農産物」(有機JAS原料)。
その有機農産物の原材料を95%以上使用し、農産物を育てる農家、製造工場、小分け会社がそれぞれJAS規格に適合した生産がきちんと行われているか、登録認定機関が検査し認定されて、 はじめて『有機JASマーク』を付けることができるのです。
まとめ : 「有機極彩 青汁」 で野菜不足を防ぎ、内側から肌調子を整えよう
野菜不足と美容は密接な関係があります。スキンケアを入念にしていてもなかなか肌の調子が戻らないときは、野菜が不足していないか、日々の食生活を見直してみましょう。
目立った肌トラブルがあるときは、意識的に摂りたい栄養成分を含む野菜を食べることで、内側からサポートすることができます。
野菜たっぷりの食事から栄養を摂取することが理想ですが、難しいときは「有機極彩 青汁」を利用しましょう。栄養がバランスよく配合されており、効率よく肌によい栄養素を摂ることができます。
野菜不足を防ぎ、身体の内側からアプローチして肌のコンディションを整えましょう。