洗顔後のお肌がつっぱる!原因と対策方法

スキンケア
洗顔

毎日の洗顔、頑張っていますか?
スキンケアの基本は洗顔からなんて言われたりもするほど、お肌にとって洗顔って大切です。
健康なお肌の状態をキープしたり、お肌の状態を回復させるために一生懸命洗顔したりしていても、洗顔が終わるといつもお肌がつっぱってしまうという方も多いのではないでしょうか。

洗顔後のお肌がつっぱるのには理由があります。
今回はその理由と具体的な対策方法をご紹介していきますので、「洗顔した後にお肌がつっぱるのはしょうがない」とあきらめモードの方も、「洗顔後のお肌のつっぱりをなくしたい」とお悩みの方も、是非この記事の内容を参考にしてみてくださいね!

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つっぱりを感じるお肌はどんな状態?

つっぱりを感じるお肌

洗顔後のお肌が多少つっぱるのは実は当たり前のことなのです。

その理由は、洗顔によってメイクや皮脂汚れ以外にも、お肌表面の皮脂が取り除かれているから。

通常のお肌は水分を保つためにお肌表面が油分で覆われています。
クレンジングや洗顔料はメイクや皮脂汚れを落とすために洗浄剤が配合されていますが、洗浄剤の洗浄力が高ければ高い程、メイクや皮脂汚れと同時にお肌表面の油分も洗い流されてしまいます。

その結果お肌の水分が蒸発しやすくなってつっぱり感を感じてしまうのです。

しかし、洗い流されてしまった油分は健康な状態のお肌では、皮脂分泌や内側からの水分供給によって潤いが再生します。

洗顔後5~10分経ってつっぱり感が緩和される方はご安心ください。
洗顔後のスキンケアで水分や油分をしっかり補給してケアしていきましょう。
また、乾燥が気になる方は洗顔料の成分を一度チェックしてみるのもおすすめです。

洗顔後5~10分経ってもつっぱりの状態が変わらない方や逆に悪化してしまう方は要注意!保護膜の機能が低下してしまっている場合があります。
そんな方は洗顔料やお肌のケアを見直して、健康なお肌の状態を目指しましょう!

対策①自分に合った洗顔料を選ぶ

洗顔料

洗顔後のお肌がつっぱってしまう理由の一つに、クレンジングや洗顔料に配合されている界面活性剤の種類が影響している場合があります。
界面活性剤とは、水分と油分を混ざりやすくするための成分です。

クレンジングや洗顔では、メイクや皮脂汚れをすっきり落とすために使用されている場合が多いのですが、お肌の状態に合わない界面活性剤の種類を使用すると、本来必要な皮脂まで落としてしまい乾燥を招いてしまう場合があるので注意が必要です。

界面活性剤の種類は?

クレンジングや洗顔でメイクやお肌の汚れを落とすのに必要な界面活性剤ですが、お肌への刺激が強く乾燥や肌荒れを招いてしまうものもあります。

そこで大切なのが配合されている界面活性剤の種類を見極めることです。

界面活性剤の種類はたくさんあり、名称もカタカナや漢字でとっても長いものが多く、一つひとつの成分を覚えるのは簡単ではありません。
そこでここで覚えておきたいポイントをわかりやすく紹介していきます。

界面活性剤を見極めるポイントとは?

クレンジングや洗顔に配合されている界面活性剤で特にお肌への刺激が強いと言われているのが石油系合成界面活性剤です。

石油系合成界面活性剤は洗浄力が高く、安価で大量に生産できることからクレンジングや洗顔に限らず、衣類洗剤や食器洗剤など多くの洗剤に使用されています。しかし、その高い洗浄力の刺激がお肌へは強すぎたり、洗い流したときにお肌に残りやすかったりすることから、肌荒れの原因となるなどの問題点も多いのが事実です。
敏感肌などで化粧品の刺激を感じやすい方などは特に注意が必要です。

ただし、石油系合成界面活性剤の入った製品は一切使うべきではないというわけではありません。
安くて使い勝手がいいので、クレンジングや洗顔の場合は低価格でしっかりと汚れを落とす商品を選びたい場合には良いかもしれません。

また、配合量も大切です。
化粧品は全成分表示が義務付けられていて、配合量の多い順に記載されています。

製品の箱や裏面などに記載されている成分表示を見て、石油系合成界面活性剤の成分が初めの方にある場合は配合量が多いので注意が必要ですが、後の方にある場合はメインの成分として使用されているわけでなく、使用感などを調整するために少量配合されている可能性もありますので事前にチェックしてみるのがおすすめです。

対策②洗顔にかける時間に注意

洗顔にかける時間に注意

お肌のためにしっかり汚れを落とさなきゃと、クレンジングや洗顔に時間をかけすぎていませんか?
実はクレンジングや洗顔にかける時間が長すぎることも乾燥の原因となり、お肌のつっぱりを引き起こしている場合があるのです。

クレンジングや洗顔は、メイクや汚れを落とすため界面活性剤などの洗浄剤が使用されていますが、先ほど説明した通り汚れを落とす機能に優れていてもお肌にとって刺激となってしまう成分も配合されているのです。

そんな成分のクレンジングや洗顔を肌の上にのせると、時間をかければかけるほどお肌への刺激となってしまうことも考えられます。
クレンジングや洗顔は1分を目安に手早く汚れをなじませてしっかりと洗い流すよう心がけましょう

そうすることでお肌に不要なメイクや皮脂汚れをしっかりと落としつつ、刺激を最小限に抑えて乾燥やつっぱり感を対策することができますよ。

対策③乾燥ケアを徹底してバリア機能を高める 

乾燥ケアを徹底してバリア機能を高める

洗顔後のお肌のつっぱりには、洗顔料選びや洗顔にかける時間に注意が必要であるとご紹介しましたが、お肌の保湿能力を高めておくこともお忘れなく。

お肌につっぱりを感じるのは、バリア機能の低下でお肌が乾燥しやすい状態になっていることも大きな要因のひとつです。

化粧水、乳液、クリームでの保湿ケアはもちろん、身体そのものを乾燥させないための水分補給や栄養バランスのとれた食生活、良質な睡眠も大切です。

お肌のバリア機能をしっかりと高めておくことで、多少の刺激には負けないお肌をキープすることができ、クレンジングや洗顔などに配合されている成分によって刺激を感じるということも少なくなりますよ。

おすすめの洗顔フォームはこちら!

メルトフォーム

洗顔後のお肌がつっぱる原因や対策方法が分かったところで、新しいクレンジングや洗顔料の購入を検討している方も多いはず。そんな方のためにおすすめの洗顔フォームをご紹介します。

メルトフォーム

こちらの洗顔フォームは石油系の合成界面活性剤や酸化防止剤、鉱物油などは一切不使用で、しっかりと汚れや皮脂を落とすのに洗い上がりが全くつっぱらないさっぱりとした使用感の洗顔フォームなのです。

天然ヤシ油をベースとしてセラミドやアマチャズルエキスなど、美肌成分がたっぷり12種類も配合されていてとっても贅沢な処方の洗顔フォームですので、
お肌に優しい処方で安心して使える洗顔料をお探しの方は是非試してみてはいかがでしょうか。

まとめ

いかがでしたか?
洗顔後のお肌のつっぱりは、お肌にとって必要な油分も洗顔とともに落ちてしまってお肌のうるおい成分が足りない状態となっていることが原因です。

洗顔料の選び方や洗顔方法、お肌のバリア機能を高めるための工夫などで、お肌のつっぱりを対策することができます。
これから寒い季節が来ると、空気も乾燥してお肌もますます乾燥しやすくなってしまいますので、しっかりと対策をして、うるおいのある健やかなお肌をキープしましょうね!

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この記事を書いたライター
サビーナウェルネスマガジン 編集部

サビーナ自然化粧品 美容部員によるメディア「美肌コラム」の編集部です。スキンケアやヘルスケアなど、肌に良い事、美肌、エイジングケアに関する事について様々な観点から記事を書き発信しています。