生理に合わせたスキンケアを知る！女性ホルモンとの関係性とは？

スキンケア2019.11.16（更新日2021.7.1）

女性特有の悩みケア

女性は生理や排卵前後で分泌されるホルモンが異なる為、体調面やメンタル面に様々な影響を及ぼします。

それによってストレスを感じる事も多いのではないでしょうか？

できることならストレスなく暮らしたい。
なんで女ばっかりこんな目に…。

なんて不満も出てしまいますよね。

そこで今回は女性ホルモンと、時期に合わせて行うスキンケアについて知って
できるだけストレスなく毎日を暮らしていきましょう。

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女性ホルモンについて知ろう

女性ホルモンには種類があります。

1つめは子宮、卵巣、膣、乳房等の発育を促進する卵胞ホルモン
2つめは妊娠しやすい体にしたり、妊娠を安定、継続させたりする黄体ホルモンです。

女性はこの二つのホルモンが多くなったり少なくなったり交互に卵巣から分泌されている為、
日々体調面やメンタル面など様々な影響を受けてしまいます。

生理周期による体調の変化

約１か月の間、女性の体の変化は以下の4つに分けられます。

①月経開始
②排卵前
③排卵後
④月経前

各時期に応じたお肌の状態について見ていきましょう。

①月経開始～②排卵前

生理が始まると、生理痛や貧血などで体調やメンタルは不安定となりがちですが、生理後から排卵前になってくると落ち着いてきます。同時にこの頃は卵胞ホルモンが増加していく為、お肌の調子も安定します。
にきびもできにくく、乾燥も起こりにくい為、女性にとって一番良い時期と言えるかもしれません。

③排卵後～④月経前

排卵が終わった後から卵胞ホルモンが減少し始め、反対に黄体ホルモンが増加します。
この時期の体調変化としては、便秘になりやすい人やむくみやすい人などがいます。

そして肌の状態が不安定となり、人によって皮脂が多くなってにきびができたり、セラミドが減少して乾燥、肌荒れしたりする時期です。月経前になると無気力になったり怒りっぽくなったりと、メンタル面で不安定となる時期です。

女性ホルモンとセラミドの関係

卵胞ホルモンによりセラミドは安定化すると言われています。
その為、卵胞ホルモンの減る時期の生理前後は、お肌が乾燥しやすい状態となります。
肌荒れや敏感肌になってしまうのも、セラミドが減る事で起きてしまうわけです。
また、更年期になると卵胞ホルモンは減少する為、年をとるほどお肌が乾燥していきます。

スキンケアの種類とタイミング

体調や肌の変化を知った所で、どのタイミングでどんなスキンケアが効果的なのかをみていきましょう

スキンケア効果が高まるタイミング

スキンケアの効き目が最高に高まるタイミングはズバリ

②排卵前（生理が明けてから約1週間）

体調面やメンタル面、お肌の状態が最も良いのが、排卵前の約1週間です。

その為、生理が明けてから排卵までの間を集中的にケアしていきましょう。
排卵から次の生理までは不調になりがちなので、事前にケアしておく為にも有効です。

排卵前に行いたいスペシャルケア

生理が明けてから排卵前までが良いタイミングとは言え、どんなスキンケアを行えば良いのでしょうか？

実は普段のスキンケアに比べて、何かしないといけないというわけではありません。

例えば

この時期のシートパックは少し良いもの使ってみる
いつもより多めに美容液を塗ってみる
短期集中トリートメントをやってみる

といった感じで、少しだけスキンケア意識を高めるようにしましょう。

排卵日が分からない、、、

自分の排卵日が分からない…。
なんて人の為にここで簡単排卵日チェックの方法をお教えしておきます。

人によって生理後の排卵日はバラバラのため、生理が終わって排卵日がいつかというのは人それぞれなんですが、誰でも同じ事が一つあるんです。
それが黄体ホルモンの寿命。

黄体ホルモンの寿命は2週間と決まっているため、生理が始まった日から2週間前を毎月チェックしてみると、だいたいそのあたりが平均的な排卵日という事になります。