美白コスメのウソほんと!本当にシミに有効な美白成分16選
本日のコラムでは、メラニンの生成を抑え、シミやソバカスを防ぐのに有効とされる美白有効成分について、お客様からお問い合わせをいただいたので書いてみたいと思います!
成分毎の違いや、どんな悩みに良いのか、国としての決まりや美白コスメのホントの所なども書いていきたいと思いますので、シミに悩まれてる方、美白になりたい方はぜひご覧ください!長くなりますが最後までお付き合いいただけると嬉しいです^^
それでは行ってみましょう~♪
厚生労働省が認可した美白有効成分は実は20種類しかない
まずは美白有効成分について少しご説明します。
実は厚生労働省が「美白に有効な成分です」、と認可している成分は20種類しかありません。
この美白成分が適正量配合されている化粧品はシミやソバカス、美白に対して有効という事です。ただし美白に有効な成分と言えど、肌が目に見えて白くなったりシミが消えたりという事ではありません。
実は肌が白くなるとはうたえない?
先ほど美白に有効な成分と書きましたが、認可を受けているとはいえ、あくまでも『メラニンの生成を抑えて、しみ、そばかすを防ぐ』という予防的な効能でしかうたえません。なので「肌が白くなる!」「シミが消える!」という過剰な表現は禁止されているんです。
「メラニンの生成を抑えて、シミ、そばかすを防ぐから=結果的に美白には有効だよね」という事なんですね。だから美白コスメはできるだけ早くから使った方が良いという事が言えるわけです。
美白コスメは医薬部外品?
美白をうたうコスメはかなりの確立で医薬部外品である事が多いです。というか厚生省が認可している成分を使うので医薬部外品になるわけですが、元々同じスキンケア化粧品であっても「化粧品」と「医薬部外品」と「医薬品」の3種類があって、実際の効果やうたえる効能の違いや、医薬品は買うのに医師の処方が必要などといった違いがあります。
化粧品 < 医薬部外品 < 医薬品
「医薬部外品」は「化粧品」よりは「医薬品」に近い効果効能がありますが、買うのに医師の処方は必要ありません。ただ「医薬品」より効果効能が劣ります。
これが「医薬品」になってくると効果効能がうたえるのですが、医薬品レベルのスキンケアとなると、アトピー等の治療に使う薬となり、そのレベルになると、容量次第で逆に副作用が強くなってしまったりするわけです。
例えば美白成分のハイドロキノンは、2%までの配合だと医薬部外品として許可されます。しかし5%入れてしまうと発がん性が指摘されるなどの副作用がある為、処方に医師の許可がいるわけですね。
美白に有効な成分とは
美白成分の背景について知ったところで、次は具体的な美白成分を見ていきましょう。前回のコラムでもご紹介した、シミができるまでのプロセスに対応するようにご紹介していきたいと思いますので、まだご覧になられてない人は一度ご覧いただいてからの方が分かりやすいかと思われます。
※前回のコラムの番号をふって分かりやすくしております。
①紫外線が肌にあたるのを防ぐ
これはもうスキンケアの基本的な事ですよね。UVカットなどを1年中使ってできるだけ紫外線にあたるのを防いであげる事はシミ対策の全ての基本となります。このコラムでもよく出てくるので、詳しくは過去コラムをご覧ください^^
②抗酸化成分で活性酸素を除去
ビタミンC誘導体
言わずと知れた美白成分で最も有名!と言われるくらい有名な美白成分です。ただのビタミンCは成分として不安定なので化粧品に配合できません。そこでビタミンCを肌に浸透しやすくしたのがビタミンC誘導体です。
実はこのビタミンC誘導体だけで、美白有効成分は5種類認可されています。
リン酸アスコルビルマグネシウム と アスコルビルリン酸ナトリウム 、アスコルビン酸グルコシド です。
ビタミンCは抗酸化成分なので、紫外線により肌が酸化するのを防いでくれます。また、黒色メラニンの色素を薄くしてくれる効果もあるんです。
また、アスコルビン酸グルコシドを1日3回6日間使用した実験では73%の人に色素沈着抑制効果がみられたそうです。
ビタミンC誘導体だけで認可された美白有効成分は5種あるので、ここは次のコラムで詳しく書いていこうと思います!
プラセンタエキス
このコラムでも頻繁に登場するプラセンタエキスですが、これも美白有効成分です。プラセンタと言えば哺乳類動物の胎盤の事で、その胎盤から抽出されたのがプラセンタエキスです。メラニン生成の抑制だけでなく、乾燥やシワ、ニキビなどにも効果がある成分です。
プラセンタエキスには様々な美肌効果が期待できる為、シミだけでなくその他の悩みをお持ちの方にはオススメです。抗酸化作用、メラニン生成や色素沈着抑制効果の他に、肌をふっくらさせてくれたり、乾燥を防いだり、エイジングケア作用もあります。
プラセンタエキスについて詳しく知りたい方はこちらをどうぞ
③いろんな物質がメラノサイトに届くのを防ぐ
カモミラET
こちらは花王さんが申請した美白成分で、カミツレの花からスクワランで抽出した成分です。紫外線によってうまれた活性酸素により、メラノサイトに情報伝達物質が届くのを邪魔してくれます。
PCE-DP( デクスパンテノール )
実はこちらの美白成分が一番最近認可された新しい美白成分です。
ピースディーピーと読みます。なんと前回の美白成分の認可から実に10年ぶりに承認された成分という事です。 こちらの成分を使う事でメラノサイトにメラニン引き渡しを促す情報伝達物質が減少するとの事です。
さらに表皮のメラニン取り込み自体も抑えられるらしく、メラニン量が減少していく効果と、表皮の生まれ変わりが促進して、メラニンが含まれる細胞がはがれやすくなるとの事。すごいですよね!
トラネキサム酸
トラネキサム酸は2002年に認可されましたが、多くの美白コスメが採用している為、美白成分として有名な成分です。メラニン生成抑制の他に、肝斑への効果もあります。2.5%のトラネキサム酸配合剤を3ヶ月間使用した所、76%の人が改善したと答えたそうです。
また抗炎症作用もあり、肌荒れの改善効果も期待できます。
TXC(トラネキサム酸セチル塩酸塩 )
TXCは2009年にシャネルによって申請された美白有効成分です。
通常のトラネキサム酸だと、浸透性や持続性が弱い為、改良して吸収性、持続性を高めた成分になります。ようするにトラネキサム酸より効果が高い成分という事ですね。
④メラノサイトのメラニン生成を邪魔する
ハイドロキノン
ハイドロキノンはメラノサイトがメラニン生成の為に出す物質が黒色メラニンへ変化するのを阻害する働きがあります。つまり黒色メラニンが生成されにくくなるという効果です。
美白コスメとしてはこの効果を有する成分が一番多いです。ただし先ほども書きましたが、ハイドロキノンは5%以上配合されると発がん性が指摘される成分でもあります。一般的な美白コスメは2%までしか入れれないので心配はいりませんが、それ以上の配合量は医師が処方する医薬品に分類される成分、つまり薬という事ですね。
ルシノール
ルシノールもメラニン生成を抑制する成分となります。また、こちらの成分はシミの一種である肝斑の改善効果も認めらています。
ルシノール配合ローションを24週間使用した ルシノール研究会による実験では、83.9%が効果があったと答えたらしいので優秀な成分ですよね!
マグノリグナン
こちらもメラニン生成抑制効果があります。次に紹介する「アルブチン」や「コウジ酸」よりも優れたメラニン抑制効果をもっています。メラニン生成度の差、実に5分の1~30分の1も違うと言うから驚きです。
コウジ酸
コウジ酸はプラセンタの次に認可された成分です。コウジ酸と甘草フラボノイドを併用すると相乗効果があるらしいです。
アルブチン
アルプチンはコウジ酸の次に認可された美白成分です。こちらもしっかりとした実験により色素沈着抑制作用が認められている成分です。
こちらも肝斑に効果のある成分ですが、12週間にわたる大阪回生病院皮膚科での実験では、約60%が「やや良くなった以上」と回答しているので、 ルシノールと比べると若干効果が劣るようですね。
リノール酸
リノール酸については過去コラムで書いているリノレン酸の記事を見てもらえると良いかもしれません。リノール酸は体内でリノレン酸を生成するので、摂取すると結果的にシワ、シミ、たるみ、肌荒れ、ニキビ等、色々な肌トラブルを改善する効果が期待できます。
また、黄色ブドウ球菌が増殖するのを防いでくれるので、健康的な肌をつくる為にはとても有効な成分なんです。
エラグ酸
1996年に認可された成分です。食物からも摂取でき、イチゴやリンゴ、タラなどに含まれています。エラグ酸を使った色素沈着改善実験では、86%の人が有用と答えたそうです。
また、肝斑、炎症性色素沈着、ソバカス、老人性色素班のシミに対しての実験では、70%の人に改善効果が出ているようです。
4MSK
4MSKは資生堂によって開発された成分で2003年に認可されました。
メラノサイトでのメラニン生成を抑制する効果と、シミを排出する効果も期待されるそうです。
⑤黒色メラニンの排出を促進する
エナジーシグナルAMP (アデノシン一リン酸二ナトリウムOT )
AMPはターンオーバーを促進する効果がある為、美白成分効果は⑤の黒色メラニン排出促進に入ります。できてしまった黒色メラニンを一刻も早く追い出して、色素沈着を起こさないようにしよう!という役割ですね。
肝斑に悩む女性患者にこちらの成分を16週間使用してもらったところ、やや改善~改善したが92.3%もいたというからすごいですよね。
ニコチン酸アミド/ ナイアシンアミド (D-メラノTM)
なんだか色々名前がありますが、ナイアシンアミドとかの表記がよく見るかなと思います。この成分は皮膚への散布実験で4週間で明度が明るくなったという実験が論文で発表されています。また、シミ改善効果の他に、抗シワ、抗老化作用、セラミド合成促進によるバリア機能改善作用などもあります。
まとめ
はい!というわけで美白有効成分を一挙にご紹介したわけですが、
ひとまとめに美白成分と言っても成分によって違いがあるという事がお分かりになったかと思います。
一緒に配合される成分にもよる所はありますが、悩み別にまとめると次のようになります。
【肝斑にきく美白コスメを使いたい】
・トラネキサム酸
・TXC
・ルシノール
・アルブチン
・エラグ酸
・エナジーシグナルAMP
【老人性色素班を改善したい】
・PCE-DP
・エラグ酸
・ビタミンC誘導体
・トラネキサム酸
・アルブチン
【乾燥肌敏感肌でも美白ケアをしたい】
・プラセンタエキス
・トラネキサム酸
【シミだけでなくシワやニキビ、肌荒れなども一緒にケアしたい】
・プラセンタエキス
・リノール酸
・ニコチン酸アミド/ ナイアシンアミド
いかがでしたか?美白コスメに配合されている有効成分に興味がわいてきたでしょうか?医薬部外品の美白コスメには有効成分が必ず記載されているので、購入前にどんな有効成分が配合されているのか、チェックしてみるのも楽しいですよ^^
それでは本日は以上です!
See you~♪