ニキビによる色素沈着を防ぐ肌ケアとは?メイク方法もご紹介!
数ある肌トラブルの中でも厄介なニキビですが、ニキビが治ったと思っても今度はニキビ跡に悩まされるという方も多いのでは?
綺麗に治ってくれたらいいのに、そのまま跡が残り更にお肌のトラブルを引き起こすこともあります。
今回は、ニキビ跡の中でも特に多い「色素沈着」のお悩みにお答えしていきたいと思います。
意外と知られていないニキビのタイプや、色素沈着を防ぐ肌ケア方法、色素沈着を目立たなくするメイク方法をまとめました。
ニキビ跡で悩む全ての女性に読んでいただきたい内容となっています!
そもそもニキビ跡ってどんなの?3つのタイプを解説
ニキビ跡には、大きく分けて3つのタイプがあります。
人によってどのタイプのニキビができやすいかなどがあるので、まずは普段悩まされているニキビの正体を明らかにしていきましょう。
赤みのあるニキビ跡
赤みを伴うニキビ跡は、炎症もしくは皮膚下の血管などが見えていることが原因と考えられます。
そもそもニキビとは毛穴に老廃物や皮脂が詰まり、肌が炎症を起こすことでできるもの。
この炎症が続くと、ニキビが治った後も肌に赤みが残ってしまうことがあるんです。
茶色いシミ(色素沈着)のニキビ跡
シミのような茶色いニキビ跡の原因は、ずばりメラニン。
メラニンは、炎症によってシミの元となるメラノサイトが刺激されることで発生します。
メラニンができるとニキビの赤みが茶色くなり、そのまま色素沈着することでニキビ跡になってしまいます。
クレーターのニキビ跡
クレータータイプのニキビは、肌の真皮が傷を負った状態。
傷を負った真皮は、修復できた部分とできなかった部分との差ができて、ボコボコしたクレーターのようになってしまうのです。
ニキビを爪などで潰すのもクレーターニキビ跡の原因に。
色素沈着を防ぐ!ニキビができない肌ケア方法
3つのニキビ跡タイプをご紹介しましたが、なかでも大人女子の肌を悩ませるのは色素沈着のニキビ跡でしょう。
加齢と共に濃くなっていく茶色いシミは、できればシミになる前に予防したいところ。
そこで、色素沈着の原因となるニキビができないための肌ケア方法をご紹介したいと思います。
できてから対処するよりも、できる前に予防する方法を知って正しいケアを行いましょう!
ケアのポイント1:とにかく乾燥させない!
大人のニキビは、顔全体というよりも部分的に水分不足の状態になることでできやすくなります。
「ベタつくのはイヤ!」「油分は必要ない」と保湿をおざなりにしてしまうと、肌の水分はどんどん失われ、ニキビができやすい肌に。
スキンケアでは、顔全体の水分量をバランス良く整えるよう心がけましょう。
具体的には、
化粧水は顔全体に行き渡るよう馴染ませる
乳液や美容液のベタつきが気になる場合は、Tゾーンのみ薄く伸ばす
顔全体に必要な栄養分が浸透するパックを週1回行う
これらを意識してみましょう。
ケアのポイント2:皮脂・毛穴汚れはしっかり落とす
寒い時期だからと油断せず、冬でも毛穴のつまりや皮脂ケアを行うようにしましょう。
皮脂・毛穴汚れを改善するには、やはり洗顔が大切!
洗顔料は泡立てネットなどでよく泡立ててから肌に乗せる
強くこすりすぎず撫でるように優しく洗う
すすぎは生え際までしっかりと行う
これらのポイントに気をつけて、今一度洗顔の方法を見直してみてくださいね。
ケアのポイント3:肌への刺激が少ないスキンケアを選ぶ
ニキビができやすい肌は、刺激に弱くデリケートな状態になっています。
よくあるニキビケアの代表例として、アルコール配合やピーリング成分入りのスキンケアを選ぶ方が多いですが、大人の肌には刺激が強すぎます。
正常な肌状態なら問題ありませんが、バリア機能が低下して刺激に敏感な状態の肌で使用すると、更に悪化する可能性もあります。
刺激に弱い肌には、低刺激タイプや無添加の化粧品を選ぶことが大切です。
ニキビができやすい肌にも使える低刺激タイプのスキンケアをお探しなら、ナチュラル4点セットがオススメ!
ナチュラル4点セット肌細胞に存在する水の通り道「アクアポリン」。その働きを助け、お肌に水分を行き渡らせて、肌のキメを整えながら、みずみずしい肌へと導きます。
肌本来の力を引き出し、強い肌を作ってくれるラインナップです。
色素沈着したニキビ跡を綺麗に隠すメイクのポイント
茶色く色素沈着してしまったニキビ跡。
仕方ないと諦めつつも、なんとか綺麗に隠したいものですよね。
ここでは、そんな色素沈着タイプのニキビ跡を綺麗に隠すメイクのポイントをご紹介したいと思います!
1:ファンデーションは部分ごとに濃さを調節
ファンデーションを塗る際は、顔全体を同じ厚さで塗らないことがポイント。
具体的な手順はこちらになります!
1:まずはファンデを顔全体にごく薄~く伸ばす。
2:ニキビ跡の気になるところにだけファンデを指先でトントンと重ね塗りする。
3:Tゾーンは最後に残ったファンデーションを伸ばす程度でOK!
これだけで、ニキビ跡が悪目立ちしない自然な仕上がりになりますよ♪
2:「隠す」より「飛ばす」ハイライターを使ってみよう
ツヤ肌のトレンドはまだまだ続行中。
それなら、シミを「隠す」という発想から「飛ばす」という発想へシフトチェンジ!
シミを無理に隠すのではなく、ツヤが持つ光の力を使って目立たなくさせるテクニックを取り入れてみましょう。
そのために必要になってくるのが、ハイライター。
顔全体にファンデーションを塗った後、部分的にハイライターを使って顔に立体感を作っていきます。
ハイライターを塗るポイント
ハイライターは顔の中でも高さのある部分に置くと◎。
塗りすぎに注意しながら、少しずつ調節しながら乗せていくようにしましょう♪
3:濃いニキビ跡にはコンシーラーがマストアイテム!
色素沈着がひどくシミが濃い場合は、コンシーラーを部分的に使うのもオススメ。
コンシーラーは馴染ませ方がとにかく大事です!
やり方を間違えるとシミが逆に目立ってしまうので気をつけましょう。
・コンシーラーの馴染ませ方
①まずは筆を使ってコンシーラーを乗せる。ニキビ跡には、ジャストサイズで乗せるのが正解。
②指でトントンと優しくタップ。なじませすぎるとカバー力が弱まりニキビ跡が目立ってしまうので注意。
③指で軽くなじませたら、スポンジに粉を乗せてポンポンと優しく叩く。密着感が高まり、境い目を綺麗に見せることができる。
ニキビ跡で悩まない肌を目指そう
一度できてしまったニキビ跡は、治すのに時間がかかります。
ニキビができにくいスキンケアに変えたり日々の生活習慣を見直すなど、普段できることからニキビ予防を始めていきましょう!