美肌に有効な美容成分まとめ!これを見れば自分に合う成分が分かる
こんにちは!
いまさらですが、ほんっとーに化粧品っていっぱいありますよね。
いろんなメーカーから、いろんなブランドのいろんな化粧品が発売されてて、どれを選んだら良いか分からなくなってしまいます。
皆さんは何を基準に化粧品を選んでいますか?
デザイン、価格、テクスチャー、香り、有名人が使ってるから、オススメされたから、なんとなく。
いろいろな理由でスキンケアやメイクと言った化粧品を選んでらっしゃると思いますが、選ぶ基準にぜひ「成分」を取り入れてみませんか?
この記事では、スキンケア化粧品でよく配合されている美肌成分についてと、その成分がどんな肌悩みを解決してくれるのか、について話してみたいと思います!
はじめに
最初にお伝えしておくと、ここでご紹介する成分のほとんどは、20歳をピークに体内から減っていってしまう成分です。だから外部から補給してあげる必要があるんです。
じゃあ全部一緒に配合すればいいじゃん!となりそうですが、成分によっては自分の肌に合うものもあれば合わないものもあるし、全ての成分を有効量入れてたらめちゃくちゃ高いスキンケアになっちゃったりするので難しいんです。
なのでできるだけ自分の肌に合うもの、自分の悩みに効果のあるものを選んでスキンケアに取り入れるようにしましょう!
ちなみにスキンケア化粧品に配合されているのは、美肌有効成分だけではありません。水や油分、防腐剤、香料などのベースとなる成分、品質を保持するための成分なども一緒に入っているのですが、今回のコラムではその中で「機能成分」と言われる、実際に機能する成分、つまり美容成分についてのまとめとなります。
配合成分全体の事については以下のコラムをご覧いただければ詳しく知る事ができます。
成分表示の正しい見方を知って自分の肌に合う化粧品を見極めよう!①
それでは早速各種成分について書いていきましょう。
セラミド
セラミドはここに書かなくてもかなり有名かな、と思います。テレビCMとかでも頻繁に流れてますもんね。
人の肌の一番外側、角質層に存在するセラミドは、お肌の潤いを保持してくれたり、外からの刺激を防御してくれたりする、とても重要な成分です。
このセラミドが少ないと、どんなに潤いを補給しても意味が無いっていうから、スキンケアやエイジングケアにとってとっても大事な成分なんです。
どんなにキレイに着飾っても、土台がしっかりしてない家は崩れていっちゃいますよね。建築の事は知らないですけど(笑)
乾燥肌や敏感肌に悩む人はぜひセラミド配合コスメを取り入れてみましょう。
それとセラミドには種類があるので、種類によって効果も変わってきます。
こんな人にオススメ
・乾燥肌、敏感肌の人
・秋冬になると肌が乾燥して肌荒れする人
・お肌のキメが粗い人
・シワ悩みのある人
成分表示名
・セレブロシド
・セラミドEOP、NSなど
・グルコシルセラミド
色々試すのがめんどくさい人は天然セラミドの「セレブロシド」を選んでおけば大丈夫です。理由は肌に存在するセラミドに近いからですが、詳しく知りたい人は以下のコラムをご覧ください。
セラミド効果と種類を分かりやすく!肌に合ったセラミドコスメを見分ける3つのヒント
プラセンタエキス
プラセンタも有名なので知っている人は多いと思いますが、地味に何に効果があるのかって聞かれたら答えられない人多いです。
「エイジングケア成分だから何にでも効果あるんじゃない?」
確かにオールマイティに効果があると言われているので、間違いではないですが、もう少し詳しく知っておきましょう。プラセンタの主な効果は、ターンオーバーの促進・メラニン抑制・色素沈着抑制・皮膚柔軟・細胞増殖促進・抗酸化になります。
つまりシミやくすみ・乾燥肌・ニキビといったお悩みの人におすすめの成分です。
こんな人にオススメ
・乾燥肌の人
・シミ悩みがある人
・くすみ、黒ずみ悩みがある人
・ニキビ悩みがある人
・肌のごわつき、肌荒れ、サメ肌に悩んでいる人
成分表示名
・プラセンタエキス
というわけで、様々な肌悩みに効果があると言われているんですね。
しかしそんなプラセンタエキスにも種類があります。おすすめは「サラブレッドウマプラセンタ」です。安全性が高かったり色々理由はありますが、詳しく知りたい人は以下のコラムをどうぞ!
【医師監修】プラセンタ化粧品の美容効果とは?分かりやすく解説します
ヒアルロン酸
ヒアルロン酸の効果は主に「保湿」です。ヒアルロン酸が充分ある皮膚は、弾力のあるモチモチ肌になります。
成分による皮膚への刺激はほとんどなく、スキンケアコスメにはよく配合されている成分です。
こんな人にオススメ
・乾燥肌の人
・肌が固く、弾力の無い人
成分表示名
・ヒアルロン酸Na
コラーゲン
コラーゲンには保湿・抗老化機能があります。通常のコラーゲンは分子の大きさが大きく、肌に浸透しません。そこでスキンケア用品には、分子の大きさを小さくした「加水分解コラーゲン」を使います。
加水分解とはナノ化する事で肌の奥まで浸透しやすくすること。肌へハリやツヤを与えてくれます。
魚由来と豚由来のものがありますが、効果にそこまで差が無いので、好みで選んでも良さそうです。
また、ビタミンC誘導体を併用する事で、コラーゲン産生を促進できる事が分かっています。
こんな人におすすめ
・乾燥肌の人
・肌にハリが無く、たるみのある人
成分表示名
・加水分解コラーゲン
アミノ酸
化粧品に配合されているアミノ酸には種類が色々あります。天然保湿因子とも呼ばれ、その名の通り「保湿」機能があります。セラミドと同じく、角質層に存在して肌の保湿や防御の役目を担う天然保湿因子。
そのため、お肌のベースを整えるのに必要な成分です。しっかり土台を築きたい人は、セラミドと併せてアミノ酸も摂取しましょう。
こんな人におすすめ
・乾燥肌、敏感肌の人
・肌のキメが粗い人
成分表示名
・セリン
・グリシン
・アラニン
・アルギニン
・プロリン
・グルタミン
・リシン
など等
アミノ酸(天然保湿因子)について詳しく知りたい人はこちらをどうぞ!
乾燥肌を潤い肌へ!セラミドと同じくらい重要な天然保湿因子(アミノ酸)とは?
ビタミンC誘導体
言わずと知れた美白ケア成分ビタミンC誘導体は厚生労働省が認可した美白成分の1つです。
効果は美白だけでなく、コラーゲン生成促進や、活性酸素撃退、ニキビ予防など色々な効果があります。単体で配合されているより、他の美肌成分と一緒に配合されているものがおすすめ。もちろん一緒に配合されていなくても、他の美容成分配合コスメと併用してもOKです。
ビタミンC誘導体自体に抗酸化作用があるため、併せて使う美容成分の効果を高めてくれます。
こんな人におすすめ
・シミ悩みがある人
・くすみ、黒ずみ悩みがある人
成分表示名
・ アスコルビルグルコシド
・ アスコルビルリン酸Na
・ リン酸アスコルビルMg
ビタミンC誘導体については以下コラムをご覧ください。
トラネキサム酸
トラネキサム酸もビタミンC誘導体と同じく厚生省認可の美白有効成分です。
なので美白効果、色素沈着抑制効果があり、その他抗炎症作用もあります。
またトラネキサム酸には肝斑を改善する効果もあるとの事なので、肝斑に悩める人は使ってみると良いかもしれません。
こんな人におすすめ
・シミ悩みがある人
・肝斑に悩んでいる人
成分表示名
・トラネキサム酸
美白成分については以下のコラムで詳しく書いています。
レチノール
レチノールは乾燥による小じわを目立たなくしてくれます。シワにきく成分として有名ですが、人によっては肌への刺激が強く、敏感肌の人にはあまりおすすめできません。もし使う場合は最初パッチテストをして確認したほうがよいかもしれませんね。
こんな人におすすめ
・シワ悩みがある人
・敏感肌ではない人
成分表示名
・ レチノール
レチノールについて詳しく知りたい人はこちらをどうぞ!
レチノールとはどんなもの?効果や使い方、気になる副作用について徹底解説
フラーレン
フラーレンは肌が酸化によって衰えてしまうのを抑制してくれます。化粧品に配合するのが難しく、昔は配合しているコスメが少なかったのですが、最近は技術の進歩により増えてきました。
その抗酸化力はビタミンCの100~172倍ととても強力。レモンを毎日食べるよりフラーレン配合コスメを使った方が良さそうですね。
こんな人におすすめ
・シワ悩みがある人
・シミ悩みがある人
・肌がたるんでいる人
成分表示名
・ フラーレン
フラーレンについて詳しく知りたい人はこちらをどうぞ!
シワ・シミ・たるみを防ぐ究極抗酸化成分!フラーレンについて分かりやすくまとめてみよう
ヒト幹細胞培養液
ヒト幹細胞培養液は、30代以降の年齢肌に効果的な成分です。これまでの美容成分とは肌への効果が異なり、美肌細胞を生み出す細胞を活性化することでエイジングケアを行います。そのため、効率的に肌悩みを解消できると言われています。
詳しくは以下の記事でも説明していますので、興味のある方はぜひご覧ください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回ご紹介した美容成分はほんの一部です。
美容成分の効果を知るのも大事だと言う事が少しでも分かっていただければ嬉しいです。
成分についてはこれからも追加していこうかなと思いますが、今日はこの辺で。
See you~♪